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しのぎを削りたい伝統の阪神巨人戦

#11

「こんな試合を続けたら10年持つ
レスラー生命が1年で終わってしまう」
=  試合後のアントニオ猪木の言葉だ。

「こんな試合を見続けたら10年持つ
ファン生命が1年で終わってしまう」
=  WBC観戦後の僕の感想だ。

2008年に虎党を襲った世紀のV逸後、
虎党のメンタルはズタズタにやられた。
岡田監督辞任に至ったあの悪夢の1年は、
優勝争いをして伝統の一戦を盛り上げた。
開幕ダッシュに成功し、首位を明け渡すことなく
7月にM46が点灯し、前半戦を60勝32敗1分。
巨人に9・5ゲーム差をつけて
最大13ゲームまで広げた。

おおっ、9月15日に胴上げが見られるかも。
都合のいい勝手な期待と妄想に胸を膨らませ、
僕は3年ぶりの優勝を信じて疑わなかったが、
141試合目に自力優勝が消え、
142試合目に巨人の優勝が決まった。
こんなことがあっていいのか。
G党はメークレジェンドに酔いしれても、
虎党にとって屈辱以外なにものでもない。
阪神と巨人の伝統の一戦は一方が低迷し、
もとい、阪神が低迷し、いつしか、
伝統の一戦は色あせたと言われるようになった。
2008年は伝統球団としての使命を果たしたが、
阪神の優勝が前提なので負けたら無意味だ。
巨人に勝って優勝しないと報われない。
原監督が待っている。
15年ぶりにチャンスが巡る。
猪木さんはレスラー生命を全うして
天に召されてしまったが、

僕の虎党生命は、15年間、燻り続けている。

今週の虎党の呟き😊

三つ巴の戦いが懐かしく落合監督復帰を願う。


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