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J1リーグ順位予想(9/9 時点)

はじめに

  ここまで、J1リーグは27節までを全クラブが消化し、試合数が揃った。優勝の可能性は川崎フロンターレと横浜F・マリノスの 2 クラブにほぼ絞られた。しかし、ACL権の争いは激しく、3 位のヴィッセル神戸から 7 位浦和レッズまでが勝点「2」の間でせめぎ合っている状況だ。これを出す当日は名古屋V.S.徳島が終わっているので、あくまでも9月9日現在のデータとして考える。

  また、ご存じのように今シーズンは降格クラブが【4】ということで、下位のクラブは熾烈な降格争いを繰り広げている。


これまでの成績から推測する順位

順位20210909

  この図は27節を終了した時点での勝点を示している。赤が優勝争い、オレンジがACL権争奪争い、緑が降格圏内で黄緑は降格圏を含めた残留争いをするクラブと目される。

順位予想①20210909

  そしてこちらの図がこれまで27節の勝点を残り11節でも同様に加算した場合の予想順位である。優勝は川崎フロンターレ、2位が横浜F.マリノス、3位が鹿島アントラーズとなった。4位には名古屋グランパスエイトが食い込んできた。もし、名古屋が天皇杯で優勝を勝ち取れば、来年もACLの出場権を獲得することになる。降格圏のクラブは徳島ヴォルティス、横浜FC、ベガルタ仙台、大分トリニータとなった。


直近5試合の成績から推測する順位

順位予想②

  そして、この図は直近5試合の勝点を残りの11試合で加算した場合の順位予想である。直近の調子の良さをキープするようであれば、横浜F.マリノスが川崎フロンターレに僅差で追いつき、逆転優勝となる可能性がある。1位が横浜F.マリノス、2位川崎フロンターレ、3位鹿島アントラーズ、4位名古屋グランパスとなり、上位クラブの顔ぶれは変わらなかった。一方の降格圏争いでは横浜FCが勝点を伸ばし降格圏を抜け出し、残留するという可能性が出てきた。降格圏のクラブは清水エスパルス、徳島ヴォルティス、ベガルタ仙台、大分トリニータとなった。

  これらはあくまでもこれまでの戦績を元にした、予想であり、これから調子を上げたり、逆に調子を落としたりすれば順位はこの予想とはちがうものとなるだろう。

20210909_順位予想①_0909

20210909_順位予想②_0909

さいごに

  サガン鳥栖に限って言えば、怪我の選手が多くなってきた印象で、なかなかベストメンバーが組めていない中での戦いを続けている。幸い、守備の中心である、朴一圭(パクイルギュ)選手、エドゥアルド選手が全試合フル出場を続けているので大崩れはしていないが、イエローカードの累積や一発退場などで離脱を余儀なくされれば、上位進出は非常に厳しくなる。そのためにも、守備の負担を軽減するためのポゼッションだったり、より得点を多く奪うためのアクションがより重要となってくる。攻撃面でいえば、コンサドーレ札幌から期限付き移籍で来た岩崎選手の躍進は当然だが、これに加え、オフォエド選手・ドゥンガ選手ら外国人FWのブーストを懇願するばかりだ。

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