見捨てられ体験

本『子供を生きればおとなになれる』引用
ワーク
「あなたが子ども時代に体験した、身体的、あるいは情緒的な見捨てられ体験を書き出してみましょう。」


身体的な見捨てられ体験

  • 父親がキレたときに暴力をふるわれることがあった。寒空の下、ベランダに追い出され、鍵をかけられ、しばらく放置されたことがあった。号泣して謝り、自分の非を認め、親の意見を全肯定するまで家に入れてもらえなかった。

(気づき)
これまで、身体的な見捨てられ体験はないと思って生きてきた(一度目にこの本を読んだときも、情緒的な見捨てられ体験ばかりを思い出していた)。
今思えば、「謝るまで家に入れてもらえない」というのは壮絶な見捨てられ体験だ。
圧倒的で暴力的な力格差のもとで、謝罪を強要された。
今振り返ってみて、それが正しい教育だとは到底思えない。大人が子供にやることでは決してない。

情緒的な見捨てられ体験

無限に挙げられそう・・・。

  • 父親は子どもの感情やニーズに無関心だった。父親から助けてもらった経験が一度もない。父はいつも母を優先していた。私のニーズが満たされるのは、母のニーズを満たしてあげるときだけ。

  • 母は私への要求がとても多かった。明るく元気な優等生であることを常に求められていて、それに当てはまらない私を認めてもらえなかった。

  • 良い成績をとっても、もっと上を目指すよう言われた。最終的には東大医学部に合格しろと言われた。周りに成功した友人がいると、その友人のことをネトストし、私に伝えた(聞きたくもないことを強制的に聞かされた)。

  • 父はキレるといつも怒鳴っていたが、私が怒って大きい声を出すと母は「そんなに大きな声を出さないで」「そんなことで怒らないで」と感情を否定された。

  • 親が100%正しく、子は親の言うことを聞くものだと言い聞かされていた。言い合いになっても私の意見が通ることはなかった。

  • 「お姉ちゃんなんだから」という理由で我慢を強いられた。年下の兄弟に優しくすることを強制された。「あなたが兄弟がほしいと言うから産んだのだ」と言い、責任を背負わされた。

  • プライバシーを尊重してもらったことがない。部屋やPC履歴を漁られた。初潮のときに赤飯を炊かれた(私の意見を聞きもしなかった)。妹の前でも平気で叱られた。

  • 親が自分の味方だと思えたことがない。小学生の時、友達と外出した際にお店のものを誤って壊してしまったが、怒られるのが怖くて親に言い出せなかった(友達から非難された)。

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