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J1クラブにオススメしたいJ2有力選手〜前編〜

はじめに

 今シーズンは、琉球から浦和へ移籍した小泉佳穂、栃木から浦和へ移籍した明本考浩、金沢からC大阪へ移籍した加藤陸次樹、千葉から鳥栖へ移籍した山下敬大などなど、J2からJ1に個人昇格した選手が大きく活躍したシーズンとなった。今回はJ1クラブにオススメしたい、J2有力選手を20人紹介したいと思う。まずこの回では10人紹介し、後編でもう10人紹介したいと思う。

1人目 モンテディオ山形 半田陸

1人目は、モンテディオ山形の半田陸選手を挙げる。彼は19歳ながら強い対人能力と広いカバーリングを見せ、U-19日本代表にも選出された。また、攻撃においても、ドリブルで相手を一枚剥がせる技術や、シュートセンスも兼ね備えており、山形のサイドを支えている。山形では主にサイドバックで起用されているが、代表ではセンターバックもでも起用されており、クレバーさというのを垣間見ることができる。まさに次世代の冨安といっても過言ではない実力を持っている。ゆくゆくは世界に飛び立つであろう逸材であり、J1で主力を張ることも十分可能だと考える。争奪戦になることは間違いないと思う。
半田陸選手のプレー集は以下に挙げる
https://www.youtube.com/watch?v=9rJBwlvTM5c

2人目 モンテディオ山形 中原輝

2人目は、モンテディオ山形の中原輝選手を挙げる。今シーズン、J3ロアッソ熊本から山形に移籍しJ2初挑戦となったが、攻撃面で鮮烈な印象を残した。今シーズンは主に右サイドで起用されているが、サイドからドリブルで仕掛け、一枚剥がすこともできれば、シュートセンスも高く、カットインから左足のシュートを打つこともできる。さらに正確なプレースキックも可能で、大宮戦では直接フリーキックを決めてみせた。今シーズン6ゴール挙げており、得点力もある。今シーズン移籍したばかりで、移籍の可能性は低いかもしれないが、J1クラブから狙われてもおかしくない選手である。
中原輝選手のプレー集は以下に挙げる。
https://www.youtube.com/watch?v=RlHU-3gGLX4

3人目 水戸ホーリーホック 松崎快

3人目は、水戸ホーリーホックの松崎快選手を挙げる。プロ2年目24歳の彼は、独特なタッチのドリブルで仕掛けることができる。加えて、フェイントを見せながら味方にスルーパスを出したり、一枚相手を剥がしてすぐ味方にくさびのパスを出すなど、周りの選手を生かすようなプレーが得意な選手である。さらに今シーズンは8ゴールを挙げていて、得点力も身につけている。利き足は左で、主に水戸では右サイドで起用されることが多く、カットインからのシュートも上手い選手である。サイド攻撃を活性化させたいクラブは、ぜひ獲得を検討すべき選手であると考える。
松崎快選手のプレー集は以下に挙げる。
https://www.youtube.com/watch?v=rSYDI12bZ7Q&t=162s

4人目 ジェフユナイテッド千葉 見木友哉

4人目は、ジェフユナテッド千葉の見木友哉選手を挙げる。今季J1へ移籍しそうな選手の大本命である。プロ3年目の彼は、一言で言うとなんでも出来てしまう選手である。サイドや中央でドリブルで仕掛け、一枚二枚は剥がすことができる。また、空いているスペースを見つければ、そこにどんどん顔を出しチャンスを作ったり、自分で相手を引きつけた上で、空いている選手にパスを出せる視野の広さも持っている。さらに、正確なプレースキックも蹴ることができる。さらに得点も今シーズン14ゴールを挙げている。以上に挙げたように、攻撃に関しては本当に何でも出来てしまうのである。これだけできれば、J1クラブが狙っていないはずがない。ゆくゆくは日本代表の舞台に立っているかもしれない逸材である。
見木友哉選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=xMTFu6hlc04 

5人目 東京ヴェルディ 山下諒也

5人目は、東京ヴェルディの山下諒也選手を挙げる。プロ2年の彼の特徴は何といってもスピードである。一気にスピードを上げることができ、相手ディフェンダーを一瞬で置き去りにしてしまう。加えて、ラインブレークも上手く、あのスピードでの裏抜けは相手からすると脅威でしかない。さらにスピードだけでなく、足元の技術も高い。トップスピードの中でもボールコントロールがしっかりできるため、自分で仕掛けたり、引きつけて相手にパスも出来る選手である。彼は、ゆくゆくは前田大然のように、スピードがありかつ得点を量産できる選手になれるのではないかと考えている。
山下諒也選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=m_xixh4RDKc 

6人目 FC町田ゼルビア 佐野海舟

6人目は、FC町田ゼルビアの佐野海舟選手を挙げる。プロ3年目の彼は、中盤でのボール奪取力とパスさばきには素晴らしいものがある。正確なロングパスも蹴ることができ、視野も広いため、ピッチを大きく使うことが出来る選手である。また、今回注目したのは、攻撃面である。ボランチなのにもかかわらず、いつの間にペナルティエリア内まで入ってきて、シュートまで行ったりチャンスメークをすることができる。また、シュートセンスも素晴らしく、特にミドルシュートは力強いものがある。私個人的な意見として、この選手はインサイドハーフが合うと考えていて、4-3-3を起用しているJ1クラブは狙っても面白いのではないかと考える。
佐野海舟選手のプレー集が見つからなかったので、松本戦のゴールを挙げる。
https://www.youtube.com/watch?v=yufhSUhUETE 

7人目 FC町田ゼルビア 太田修介

7人目は、FC町田ゼルビアの太田修介選手を挙げる。今季は甲府から加入してきたが、いきなり今シーズンは9ゴールを挙げる活躍をしている。特に、途中から出場した時にゴールを決める印象が強く、30節の長崎戦では途中出場で2ゴールを挙げドローに持ち込んだ。彼のような途中から出て結果を出す選手は、そうなかなかおらず、狙われてもおかしくないと思われる。彼の特徴は、縦への推進力のあるドリブルであり、ゴリゴリに自分で仕掛けることができる。加えて、近年の得点力が示すように、シュートセンスも良くなってきている。サイドハーフやシャドーが手薄なJ1チームは狙ってもおかしくはないと考える。
太田修介選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=CjfoQMqIMo4 

8人目 大宮アルディージャ 黒川淳史

8人目は、大宮アルディージャの黒川淳史選手を挙げる。彼は、昨季末にポーランド移籍の話が進んでいたが、メディカルチェックで異常があり大宮に残留。今季チームはJ2残留争いに巻き込まれているものの、彼自身は今季9ゴールを挙げており、大宮のエースとして君臨している。今回J1クラブにオススメしたいということで選んだが、この選手は再び海外移籍に挑戦するのではないかとも感じている。ただ昨季と違うのが、チームの状況である。昨季はJ1昇格争いをしていたが、今季はJ2残留争い。海外のチームが目を離した可能性もなくはないと考える。そうなった場合は、実力的にもJ1へ個人昇格するのが一番なのではないかと考える。彼の持ち味は、切れ味のあるドリブルである。彼がボールを持てば、相手を一枚二枚は剥がすことができる。そして、精度の高いスルーパスを出せることである。あえて引いた位置でボールを貰い、鋭いスルーパスを出し、チャンスメークをしている。彼をもうJ2に置いておくのはもったいないほどの逸材であると考える。
黒川淳史選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=OkHdx3irsHQ 

9人目 アルビレックス新潟 本間至恩

9人目に、アルビレックス新潟の本間至恩選手を挙げる。彼もJ1へ移籍しそうな選手の大本命の一人である。実際に、昨シーズンもJ1クラブからオファーがあったが、新潟の設定した移籍金が2億円ということで撤退をせざるを得なかったようである。今季も狙われる可能性が高いのは確実である。彼の特徴は、何といってもドリブルである。正直、これに関してはワールドクラスなのではないかとも思えるほどのドリブルである。彼がボールを持てば、相手をどんどんかわし、仮に相手に囲まれても簡単には奪われないキープ力も兼ね備えている。もうJ2には留めてはいけない選手で、いち早くもっと高いレベルでプレーし成長すべきだと考えている。ただ心配なのが、現在負傷離脱中のため、試合に出れていないということである。しかし今までの実績を見たら、J1でも通用する実力を持っているのは確かである。今季、新潟がどれほどの移籍金に設定するかは不明であるが、大金を叩いてでもとるべき選手なのではないかと感じる。
本間至恩選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=szbj13mYs5o 

10人目 アルビレックス新潟 高木善朗

10人目に、アルビレックス新潟の高木善朗選手を挙げる。彼もJ1でも十分に通用する実力を持っている選手である。何といっても彼は、パス精度、視野の広さ、ドリブル、シュートセンスどれを切り取っても素晴らしく、前線でボールを受けると何か必ず起こしてくれる選手である。アシストランキングでも2位に圧倒的な差をつける14アシストをしており、かつゴールも10ゴール奪っており、得点に多く絡むことができる選手である。もはやJ2に残しておくにはもったいない選手である。単純に得点力不足で困っているJ1チームは、彼を獲得することで、得点を増やすことが出来るのではないかと私は考える。
高木善朗選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=Uz8-Hghr0FE 

終わりに

以上、前編では10人の選手を取り上げた。正直、王道な所ばかりを取り上げてしまったが、ここにいる10名は上位チームにリストアップされてもおかしくない選手ばかりである。応援しているサポーターからすると、行かないで欲しいというのが本音ではあるだろうが、ステップアップする選手を応援し続けてほしい。




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