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心に残る甲府の試合ランキング

こんにちは。すっかり12月にもなり、冬らしい気候になりましたね。僕はまだこの寒さに適応しきれず、毎日凍えています(笑)。
さて、久々の投稿になってしまいましたが今回は、今まで自分が見てきた中で、心に残っている甲府の試合をランキング形式で紹介したいと思います。条件として、自分が実際に見ていないと心に残るとは言いづらいので、2011年以降の試合から選ばせていただきました。(本当は、柏との入れ替え戦や、2005年の札幌戦を入れたい気持ちもあるけれど...。)そこはご了承ください。では早速5位から発表していきたいと思います。

第5位 2013年J1第25節 ヴァンフォーレ甲府vs鹿島アントラーズ

覚えている人はいるでしょうか?大迫勇也、柴崎岳、小笠原満男、ダヴィらを擁する鹿島アントラーズを小瀬で迎えた一戦です。城福体制2年目。夏場の苦しい8連敗を乗り越え、上昇気流に乗り始めた時期でもありました。ヴァンフォーレ甲府のスタメンは以下の通りです。

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試合は前半7分にジウシーニョのクロスから柏のヘッドで先制。さらに前半31分にコーナーキックから佐々木のヘッドで追加点。さらに前半44分。山本のフリーキックからパトリックのヘッドで3点目。前半だけで3点のリードを奪いました。後半は、甲府ならではの5バックの堅守で失点を許さず、完封勝ちで鹿島アントラーズを破りました。
当時この試合を見る前、常勝軍団と言われていた鹿島に勝つなんて難しいだろうなと感じていた。しかし蓋を開けてみれば、3−0の圧勝。甲府を応援していて誇らしく思えました。この時、どんなに下馬評が悪くてもやってみないと結果はわからないのだなと、子どもながらに気づくことができました。
試合動画は以下から↓
https://www.youtube.com/watch?v=QoyL8iSWtSc 

第4位 2012年J2第39節 アビスパ福岡vsヴァンフォーレ甲府

この試合は勝てばJ2優勝を決められる試合でした。甲府にとっては初めての優勝を掴むことができる試合とあって、今でも鮮明に覚えています。城福体制1年目。20戦無敗中の中迎えた一戦でした。ちなみに、この試合の福岡のゴールキーパーは、現在甲府の守護神である河田晃兵選手です。ではこの試合のスタメンを見てみましょう。

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試合は前半22分、永里のボレーシュートを河田がセーブしたこぼれ球をダヴィが押し込んで先制。しかし直後27分に、坂田大輔の思わぬスルーからオズマールのゴールで同点に追いつかれます。(この時見ていて、敵ながら上手いと思ってしまった笑)また直後の29分、井澤、山本、フェルナンジーニョ、永里、ダヴィの流れるようなパスワークで勝ち越しに成功します。さらに前半44分には、福田のクロスから、永里の豪快ボレーで追加点を奪う。後半14分にはコーナーキックの交錯からオウンゴールを献上してしまうものの、1点差を守り抜き見事勝利。クラブ史上初のJ2優勝を決めました。この試合は優勝が決まる一戦でもあったが、一進一退の攻防だったので、見ててウハウハしていたのも覚えています。応援し始めて2年目で、こんな優勝に関わるなんて思ってもいなかったので、改めて城福監督には感謝しかありません。
試合動画を探しましたが、見つかりませんでした。ごめんなさい🙏

第3位 2011年J1第5節 ヴァンフォーレ甲府vsガンバ大阪

この試合は私が初めて行った試合であり、計7点が飛び交う試合でもありました。相手には、遠藤保仁、山口智、加地亮、二川孝広、イ・グノを要するタレント軍団であり、当初こんなに撃ち合いをするとも思っていませんでした。ちなみにこの試合で、伊東輝悦はJ1通算500試合を達成しました。ではこの試合のスタメンを見てみましょう。

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さて試合は、前半15分。ガンバの二川孝広のスルーパスからイ・グノが荻をかわして先制してしまいます。その直後の19分にもガンバの佐々木勇人のクロスから平井将生のヘッドで追加点を奪われます。しかし直後20分、パウリーニョのクロスからハーフナー・マイクのヘッドで1点差に追いつきます。さらに前半30分、コーナーキックから内山俊彦のゴールで同点に追いつきます。エンド変わった後半21分、遠藤保仁のコーナーキックから中澤聡太のヘッドで再び勝ち越されてしまいます。しかしその直後の後半23分、パウリーニョのPKで同点に追いつくと、その2分後、ハーフナー・マイクのミドルシュートが決まり逆転します。このまま試合が終わり4−3の撃ち合い。大逆転での勝利を収めました。
初めて見に行った試合でこんな試合をやられると、誰でも甲府を応援したくなっちゃいますよね?当時見ててめちゃくちゃ面白かったです。スタジアムの雰囲気も良く、周りの人たちともハイタッチしたのも良い思い出として心に残っています。
試合動画はこちらに貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=QblHM5i5vVE

第2位 2012年J2第38節 ヴァンフォーレ甲府vs湘南ベルマーレ 

この試合は、引き分け以上でJ1昇格、勝てば他会場の結果次第でJ2優勝が決まる試合でした。私にとっては初めて昇格という喜びを感じられる試合だったので、前日からずっとウズウズしていたのも覚えています。相手はリーグ2位の湘南ベルマーレ。当時湘南を率いていたのは、曹貴裁監督。湘南スタイルというものを確立しており、簡単に勝たせてくれるイメージがなかったです。ではこの試合のスタメンを見てみましょう。

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さて試合内容ですが、前半28分、クロスを高山薫が折り返し、最後は大槻周平のヘッドで湘南が先制点を奪います。その後、後半5分に井澤惇のダイレクトボレーで同点に追いつきます。しかしその1分後、湘南の古林将太のクロスからキリノのヘッドで勝ち越されてしまいます。しかし後半17分、ダヴィがペナルティエリア内でファールを受けPKを獲得。これをダヴィ自らが決め同点ゴールを決めます。このまま試合は終了。1年でのJ1復帰を決めました。
終始湘南に先行されるような展開で、苦しい試合でしたがJ1昇格を決めた素晴らしい天王山戦でした。今でもダヴィのPKの前のドキドキを思い出します。キーパーが同じ方向に飛んだ時は「やばいっ!」と思いましたが、決め切ってくれて本当によかったと思います。実は、この日3位京都が負けていたので、勝っていればホームで優勝を決めることができましたが、それも甲府らしさということで(笑)。
試合動画はありませんでしたが、ダヴィのPKの瞬間の動画を貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=OKsWvGpZ6Vs&t=71s

第1位 2017年J1第34節 ヴァンフォーレ甲府vsベガルタ仙台

この試合を覚えている人も多いでしょう。勝たなければJ2降格。勝っても15位の清水エスパルスが勝利するとJ2降格という崖っぷちに立たされていました。この時の監督は吉田達磨監督。今までの堅守速攻のカウンターサッカーから、自分たちでボールを保持して主導権を得ようとするサッカーをしていました。しかし、今まで相手にあえて主導権を握らせるサッカーをしていたので、戦術が浸透するまでかなり時間がかかった印象があります。さてこの試合のスタメンを見てみましょう。

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さて試合内容は、一進一退の攻防でした。前半後半ともに、両チーム決定機を決めきれない展開が続きました。すると甲府に更なる災難が起こります。後半45分に新井が2枚目のイエローカードをもらい退場処分となってしまいます。(個人的に報復行為でのイエローカードだったので、無駄なカードだったなと感じます。)1人少ないながらも必死に攻める甲府は、後半ロスタイム6分のラストプレーでした。ドゥドゥがせったこぼれ球をリンスが拾うと、ドリブルで3人をかわし、最後はループシュートでゴールを決めました。超劇的ウルトラスーパーゴールで勝利した甲府ですが、15位の清水エスパルスが勝利してしまったので、無念のJ2降格となってしまいました。
サッカーの神様は、試合には微笑みましたが、最終的な結果には裏切られてしまった形になってしまいました。試合の最中は人生で一番楽しかったのに、結果を聞いた時は立ち上がれないくらいショックでした。今でもこの試合のハイライトを見て、あの歓喜を思い出し、泣くの繰り返しです。でも、この年が転換期となり、甲府はカウンターサッカーの一辺倒から脱却ができています。この悔しさを胸に、2021年シーズンこそ、J1昇格できるように頑張って欲しいと思います。
試合動画はこちらに貼っておきます。(VFK公式チャンネルなので、視聴回数が伸びると甲府の収益につながるかも・・・。)
https://www.youtube.com/watch?v=k7lxgqFTzJg

まとめ

いかがでしたでしょうか。思い出す試合もあったのではないでしょうか。そろそろオフシーズンにも入るので、思い出に残っている試合を見返すのも良いのではないでしょうか。
さて、次の記事に関してですが、甲府のスーパーゴールをランキング形式にする予定です。ただ学業やバイトを両立しながらなのでまた少し遅れるかもしれません。そして全試合が消化し終わったら、誠に勝手ながら甲府の選手の評価をしてみたいと考えています。また、甲府にオススメしたい選手というのも記事にしたいと考えています。実はしれっと去年もやっていて、私がオススメした松田力選手が本当に来てくれました。現在も頑張ってリストアップしていて、30人規模で紹介できたらいいなと思っています。かなり現実的に考えていますし、私が一押ししている選手もいます!ぜひこれらの記事が完成したら読んでください!

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