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シナリオ//EXTREAMERS2.7 ホームシック

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プロローグ#8 研究所のシャワールーム
あおい「ふー!きもちよかったー!ゆいー!」
まどか「あおいちゃん、髪短いかららくちんねー!あれー?これ着ていいのよねー?」
あおい「わたし着ちゃったよー!ゆいー!」
ゆい「はーい!ぷわー!きもちよかったー!おなかすいたねー!」
あおい「ゆいもこれ着るのよー!のんびりしてると男子、かぜひいちゃうよー!」
まどか「そうねそうね!」
ゆい「着たよー!」
あおい「はやっ!きゃはは!」
まどか「まどか、ママに連絡しよー!」
あおい「はい!濡れたものはここに入れて!」
まどか、携帯で家に連絡する。
ゆい「はーい!」
あおい「まどかのも入れるからねー!」
まどか「ママ、まどかです、いまねテスト終わって、シャワーでたとこ、えー? やだー!
まどかですよー! からかってないって! ママ?どうしたの?、、、まどかよ、わたし、、、」
あおい「どうしたの、まどか?」
まどか「ママが、言ってることへんなの、、お家にまどかいるわよーって、、」
あおい「なにそれー?どういうこと?」
まどか「お家にまどかいるって、、、」
ゆい「まどかちゃん、、」
 ナレーション(レオナ)
 「そのとき、僕たちはパラレルワールドにいることをまだ知らなかった、、、」
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SE/瞬足C.I シャキーン!
テーマソング(ヤワラカナミライ)
 ナレーション(アキレス博士)
 「EXTREAMERSとは、アキレス瞬足計画のために全国から集められた小学生テスト    パイロットたちの総称である。三人一組、スリーマン=セルのチームになって、新しい瞬足のデータをサンプリングするために巨大なバーチャルフィールドマシンの中を走り、飛び、助け合い、駆け抜けてゆく。柔らかな未来に向かって、」
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タイトルコール(ナノ)
「瞬足/EXTREAMERS2.7/ホームシック/powerd by アキレス/瞬足」
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ストーリー#8/EXTREAMERS 2.7/ ホームシック
大きな窓のあるラウンジ、かすかに潮騒が聞こえる。
レオナ「ダイ!ダイ、起きて、、、」
ダイ「ぷぁ、寝てた?俺、シャワー?メシ?え?」
レオナ「ダイ、なんかおかしいんです。ここ、、」
ダイ「ここ?ここって、どこがー?」
そこに泣きべそのまどか、ゆいを連れてあおいが入ってくる。
あおい「レオナくん、、」
セイヤ「あ!」
ダイ「あわ!」
レオナ「どうしたのみんな?」
あおい「わかんないの、、、」
といって、しくしくと泣き出す女子、
ダイ「どうしたの、、、何があった?」
ナレーション(レオナ)
 「僕たちは、いま直面しているおかしな出来事を話し合った。
ひとつめは僕たちの時間より戻ってきたこっちの時間が約5時間遅れていること。
ふたつめは僕らの家に連絡すると、そこにはもうひとりの僕らがそこにいる。
みっつめは〈海が近い〉と言ったセイヤのいうとおり、この窓から見える海が僕らの知っているアキレス研究所から見えた海よりかなり近くまでせまっていること。僕らはこのことをアキレス博士とナノさんに全部話すことにした」
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ナノさん「みんな、ちゃんと話してくれて、ありがとう、、実はね、私も驚いているの、こっちではあおいとまどかとゆいのテストをはじめて11分52秒後に、ゼロポイントにびしょぬれの6人が突然あらわれた、、、」
レオナ「あのー」
ナノさん「なに?レオナくん」
レオナ「バーチャルフィールドマシンには、そういった能力は、、」
ナノさん「時空をワープしたりとかって、そうゆう意味よね、、」
レオナ「あ、はい、、」
ナノさん「そういった能力はないし、まだだれも発明していない」
まどかとゆいがまだしゃくりあげている。
ナノさん「さあ!そうときまったら、まずはごはんたべない?おなかすいてるでしょ!男子はシャワー浴びてきて、来れたのだから、帰れるよ!パパと私で全力をあげてみんなを帰れるようにします!みんなでここで合宿ね!夏休みのキャンプに来たと思って楽しくやりましょ!研究室をいくつか空けて、みんなの部屋をつくりましょ!ねえ、パパ!」
アキレス博士「そうだな!」
ナノさん「どお?どうせなら楽しくやらない?こんなことめったにないんだもの!ね!ね!」
あおい「わかった!」
ゆい「キャンプね!ね、まどかちゃん!」
まどか「、、そうね、」
ダイ「よし!俺シャワー浴びてこっと!、セイヤ、レオナ、行こーぜ!」
セイヤ「、、、うん」
レオナ「合宿もおもしろそうですね!あは!」
ナノさん「女子はお食事運ぶの手伝って!ラウンジで歓迎会よ!サマーキャンプのはじまりー!パパ!、アキレス博士主催エクストリーマーズキャンプー!ね!パパ!」
アキレス博士「急ににぎやかになったな、はっはっは!」
ゆい「やっと、ごはんねー!」
ナノさん「ごめんねー!」
あおい「なんかいいにおいする~!まどか!」
まどか「わー!ほんとー!あーおなかなっちゃった!」
ゆい「わたしもー!」
みんな「きゃはは!」
ナレーション(レオナ)
 「理由はどうあれ、僕たちはきてしまった、もうひとつの世界に、そしてそれを受け入れることにした。ぼくたちはアキレス研究所の部屋をもらって合宿をはじめる。とっても長いサマーキャンプのはじまり、、、そしてこの世界を僕たちはウォーターワールドと呼ぶことにした。実際この世界はウォーターワールドだった、海面が40m上昇した地球、日本は地軸のジャンプでほぼ赤道直下の熱帯に位置し、日本はこまかな島に分断され、日本諸島と呼ばれていた。だから一年中夏の島の生活。アキレス研究所は湘南島の丘の上にある。数日後、アキレス博士の提案で、僕たちはここ湘南島の唯一の学校、湘南総合学校に通うことになった。5歳から12歳までの子供たちが100人ほどの分校、いままでとまるで違う生活は、毎日が驚きの連続、高学年の僕らは班長となって、低学年の子供たちのめんどうを見ながら、班単位で学び、活動する。そして、ここのくらしに慣れてきたある日、再び異変が僕たちを襲った」
地響きの予感
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SE/瞬足C.I シャキーン!
テーマソング(シナヤカナグラビティ)
ナレーション(セイヤ)「セイヤです、こっちの世界、ウォーターワールドは、地軸の変動、ポールシフトで南極と北極の位置がずれたせいで、海面水位が40mも上昇した世界、僕の住んでいる街はここでは、海の中に沈んでいます。ショックでした。でもこっちの僕も家族もちゃんと高台に暮らしていることがわかりました。ときどきさみしくなります、はやくもとの世界に帰りたい。
でもね、悲しんでばかりじゃ、つまらないって思うようになりました。だからこっちの生活をエンジョイし始めました。なんたって海も近いしね!
さあ、EXTREAMERSの冒険はまだまだつづく!次回は運動会と地津波!僕らは、必ず僕らの世界に帰る!だって、未来は僕たちが決めるのだから、ねっ!」
SE/瞬足C.I シャキーン! アキレス

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