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シナリオ//EXTREAMERS2.0 黒い岩盤

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プロローグ#3

夏の小学校
ダイ「全員集合!今日はからおれたち1班は、レオナくんの3班と合同で水をおいしくするしかけをつくります!レオナ班長ひとこと!」
レオナ「おいしい水を作るために、今日は枯れ葉をひろいに行きます。」
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セイヤ「2班集合!」
まどか「5班集合!今日はセイヤくんの2班と合同でみんなのベッドを干しまーす!」
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ゆい 「6班!あつまれー!」
あおい「集合!4班、今日は校舎のお掃除と、壊れたもの探しをしまーす!」
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 ナレーション(レオナ)
 「僕たちはいまパラレルワールドにいる。帰る方法はまだ見つからない」
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SE/瞬足C.I シャキーン!
テーマソング(ヤワラカナミライ)
 ナレーション(アキレス博士)
 「EXTREAMERSとは、アキレス瞬足計画のために全国から集められた小学生テスト    パイロットたちの総称である。三人一組、スリーマン=セルのチームになって、新しい瞬足のデータをサンプリングするために巨大なバーチャルフィールドマシンの中を走り、飛び、助け合い、駆け抜けてゆく。柔らかな未来に向かって、」
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タイトルコール(ナノ)
「瞬足/EXTREAMERS2.0/黒い岩盤/powerd by アキレス/瞬足」
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ストーリー#3/EXTREAMERS 2.0/黒い岩盤

 ナレーション(レオナ)「突然あらわれた黒い岩盤に、迷路のように分断されたストリートステージトリトン。離ればなれになったあおい、まどか、ゆい、果たして彼女たちはここから脱出できるのか、、」
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あおい「まどか、どこにいるの、」
まどか「そんなにはなれていないと思う、声が近いもん」
あおい「この壁のむこうかなー、ゆいー!聞こえる?」
ゆい 「ここー!」
あおい「ゆいは上の方なの?」
ゆい 「そうだよー!ゆいからあおいちゃん見えるよー!」
あおい「うそ!どこ?どこ?」
ゆい 「ここー!ここー!」
あおい「あー!よかった!ゆいは無事?どこにいたの?しんぱいしたよ」
ゆい 「みんなお店に行ったとおもって、走って上のフロアーにいってたの」
まどか「しんぱいしたぞー!」
ゆい 「ごめんねー!」
あおい「まどかは動けるの?」
まどか「動けるけど、あおいちゃんと離れてゆきそうなので、ここにいる、あおいちゃんは?」
あおい「いくつかすきまはあるけど、、、これってテストかな?」
まどか「ちがうとおもう、まどか、おなかすいたー」
あおい「わたしもー、ゆいは?」
ゆい 「ゆいは大丈夫だよ!」
あおい「どーして?いつも真っ先にゆいがおなかすいたーっていうのに、、」
ゆい 「だって、お菓子あるもん!」
あおい「どこに?」
ゆい 「ここ、お菓子屋さんだよー!あおいちゃん、まどかちゃん、お菓子いるー?」
まどか「いるー!いるー!」
あおい「こらー!ひとつむすびー!お菓子もってこーい!」
ゆい 「わかったー!」
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ナレーション(レオナ)「僕たち、ダイ、セイヤ、レオナの3人はその日の午後のテストのためにアキレス研究所に来ていた。ナノ博士から状況の説明を受け僕らは即答した」

ダイ 「迷路になった街から、あの子たちを見つけて、ゼロポイントまで連れてくればいいんだよね、楽勝!じゃん、な」
セイヤ「わかりました、だいじょうぶです!」
レオナ「オッケーですけど、、、イナンナは?」
ナノ博士「イナンナは正常に走っているわ、だから安心しているのだけど、、」
レオナ「なら心配ないですね、オッケー!行きましょう」
インターホンで、
ナノ博士「パパ!きこえる?ダイくんたちに行ってもらうことにしました。」
アキレス博士「イナンナは正常だ。ダイ、セイヤ、レオナ、たのみます。」

ナレーション(レオナ)「僕たちは、黒い岩盤が作った迷路の3DマップをPCにロードしてハッチからゼロポイントへ向かう」

ナノ博士「レオナくん、その丸いのはなに?」
レオナ「えへへ、ランダムマトリックスボール、話すと長いんで、帰ってから、うふ」
ナノ博士「おねがいします!みんな」
ダイ「オッケー!すぐかえってくるから!」

ナレーション(レオナ)「すでに、作動しているバーチャルフィールドマシンに入り込むのは、大人には無理だと思った。いろんなところが狭すぎる。僕たちは入り組んだ隙間をぬけてゼロポイントに出た」
ハッチを開けて地上へ、潮風
ダイ 「うわー!まぶしーい!」
セイヤ「あ、海の香り」
レオナ「夏ですねー!ここは」
ダイ 「なーんにもないじゃん、黒いやつなんて」
レオナ、PCを使って、
レオナ「あっちです!」
ダイ 「さてと、いくか!」

ナレーション(レオナ)「僕らは、動力付きのスケートボードとモノホイールジャイロボードにのってトリトンへ向かった、、」
三人「いやほおーきもちいー!」
ナレーション(レオナ)「そして僕らは、ごきげんでトリトンスクエアに到着、黒い岩盤なんてどこにもなかった。そのうえ彼女たちはのんきに遊んでいた」
ダイ「おーい!助けにきたぞー!」
ゆい 「わーぁ!だれかきたよー!」
セイヤ「こんにちは、ナノ博士に頼まれて、むかえにきました」
まどか「そうなんだー!」
レオナ「黒い壁って、ありませんね」
ゆい 「突然消えちゃったのー」
ダイ「だいたいさー、ゼロポイントがわからないなんて、やっぱ女の子って方向音痴なんだよな〜!」
あおい「助けてーなんて、だれもたのんでないわ!とくにあなたなんかに!」
ダイ「なにー!オレだって好き好んで、、」
あおい「女の子、女の子って、ひとくくりにするような男子って信じられない、最低」
ダイ「おっしゃべりだなー!」
あおい「私、男子なんかに負けたことないの、一度も!」
ダイ「そりゃ、おまえのまわりの男がおっせーんじゃないの?」
あおい「おまえ、なんていわれたくないわ、あおいってカワイイ名前があります!
えっらそうに、、、、ふーん、、、そう?私に勝てる?」
ダイ「ううううう! おっもしれー! おまえなんかに負けるか!」

ナレーション(レオナ)「あちゃー!どこのスイッチをどう入れたら、はじめてあったふたりが、こうなるのだろう?わるいけど僕は、ランダムマトリックスボールを取り出してこの周辺の場の特異点を調べようとしたんだ。」

ダイ 「いくぞ!」
あおい「フライングするなよー!」
ダイ 「3秒おくれでスタートしたって勝てらー!」

ゆい 「まどかちゃん」
まどか「しょがないわねーあおいちゃん」

セイヤ「用意、スターッ!」
走り出すふたり
ランダムマトリックスボールがアラーム
レオナ「うおー!なんだー!」
まどか「うしろ!」
ゆい 「きゃ!きたー!」
セイヤ「走れ!」

ナレーション(レオナ)「すごいことになった、ランダムマトリックスボールのすべての数列が特異点を示している。真っ赤だ!そのうえあの黒い岩盤が後ろから押し寄せてくる。僕らは、走ったむちゃくちゃに、みんなバラバラに、セイヤがボードに飛び乗ってフルスロットルで走る、黒い岩盤はすぐに追いついてきた、セイヤはコースから外れてゆくまどかをボードにのせた。僕はモノホイールジャイロボードであのちいさなゆいを追った、いた!間に合った。つぎつぎに現れる黒い岩盤を利用して反射てきにコースを選ぶ。ダイとあおいを通り越す、あおいが成長する岩盤にしがみついたまま空高く跳ね上がった!」
あおい「きゃー!」

ナレーション(レオナ)「ダイが、飛んだ、ダイの瞬足がトランスフォームする。あおいを受け止めて岩盤を逆にのぼってゆく」

ダイ「大丈夫、つかまって」
あおい「え!?」

ナレーション(レオナ)「やった、ちょっと安心。ランダムマトリックスボールが逆方向の特異点を示す、グリーンだ!並行して走るセイヤが何か言ってる、さっき通ったゼロポイントからのコースが途中でなくなっている、大丈夫、あれが出口だ、この選択をランダムマトリックスボールは承認している」

レオナ「飛ぶよ!」
ゆい 「うん!」

ナレーション(レオナ)「セイヤに先行して、ジャイロボッドをスリップさせる、僕らの体は宙に飛んだ。眼下は海だ、それにイナンナが僕らを守っている。セイヤがまどかを抱いてダイブした。ゆっくり回転しながら落下する間にあおいをかかえたダイが僕らの上に見えた、そしてぼくらは青に吸い込まれて行った」
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SE/瞬足C.I シャキーン!
テーマソング(シナヤカナグラビティ)
ナレーション(レオナ)「レオナです、ランダムマトリックスボールには僕が考えた乱数ユニットが4つ走っていていつも偏差値を計っています。これが普通じゃなくなる時、赤く光って特異点を知らせてくれるんだ。別名お化け探知機。ほんとだよおお〜! さあ、EXTREAMERSの冒険はまだまだつづくよ!次回は噂の人魚の塔!えへ!ほんとたいへん!」
SE/瞬足C.I シャキーン! アキレス!

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