国内最大級の健診予約サイトを運営するMRSO(マーソ)が上場間近か?!

こんにちは、加藤浩晃(@HiroakiKato)と言います。

医師をしながら、デジタルハリウッド大学院でデジタルヘルス(医療×テクノロジー)の客員教授や、アイリス株式会社という医療ベンチャーで「インフルエンザ診断のAI医療機器開発」をしています。
その他にも、厚生労働省の医療ベンチャー支援アドバイザーや、経済産業省のJ-Startupの推薦委員なども。

趣味が医療ベンチャーの分析で、自分自身が医師&医療ベンチャー経営なので、趣味と実益を活かしながら
・医療ベンチャーの業界別カオスマップ
・オンラインサロン「ヘルスケアビジネス研究会」の主宰・運営
・Japan Healthcare Meetup(医療ベンチャーと行政が会う会)の主宰・運営
などなど、をやっているのですが、
その中でも一番の趣味が、医療ベンチャー各社の資本政策を分析することです!

リリースがあったときや、リリースがないときも定期的に各医療ベンチャーの状況を確認していて、
定期的に資料を取り寄せて確認しているベンチャーは30社以上になります!!

Twitterでつぶやいていたら、その本当にマニアックな医療ベンチャーの資本政策分析に需要があるようだったので、実験的にnoteを始めてみようと思います!!

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今回1社目は、いよいよ上場が間近に迫っていそうな「マーソ株式会社」です!

マーソ株式会社は国内最大級の人間ドックの予約サイト「MRSO(マーソ)」を運営している企業です。

※人間ドックの予約サイトの競合としてはリクルートライフスタイルの「ここカラダ」があります。

 元々マーソは、三和システム株式会社の一つの新規事業の「人間ドック・健診予約システム」として始まったものです。
マーソ株式会社は神谷町と六本木1丁目のちょうど真ん中くらいの城山トラストタワーの17階なのですが、今もそこで三和システムと同じオフィスになっています。

 2015年にジャフコから資金調達ができるということで、三和システムから事業を分離して設立しています。
 https://www.mrso.co.jp/press/20150416001.pdf

 自分がマーソに注目して追っかけだしたのは2016年で、すでに1年前にジャフコから3億円の資金調達が終わった後でした。

 人間ドックをはじめとする自由診療では医療機関に患者さんを紹介したキックバックを医療機関からもらうことができます。
 これは通常の医療機関では、『医療法』という法律できていされていて、できないことです。

 人材紹介と同じ理屈で、人間ドックの予約仲介サイトは足元資金が紹介した分だけ回るため、その後は資金調達は行われていないようでした。

 その後、2017年4月に保険会社のアフラック系列のアフラックコーポレートベンチャーから、4.2億円の資金調達が発表されています!
https://www.aflac.co.jp/news_pdf/20170412.pdf

今までの資本政策をまとめてみるとこんな感じです!

一つだけ謎なのが、
2015年11月10日にガイアックスのプレスリリースでマーソに出資したというリリースが出ているのですが、それが資本政策に反映されていないことです!
https://www.gaiax.co.jp/news/press/2015/1110/

これは資本政策上、どこに行ったのかご存知の方は教えてほしいです!!

そして、今回取り上げた一番の理由なのですが、今年2018年の6月22日に
優先株の設計として規定されている

「当会社が株式上場する旨を取締役会において決議し、かつ、株式上場に関する主幹事証券会社からA種優先株式を取得するべき旨の統制を受けた場合には、当会社は取締役会決議によりA種優先株式の取得と引き換えに普通株式を交付することができるものとする」

の、普通株の引き換え&A種の廃止が行われていることがわかりました!

取締役会で上場が決定され、主幹事証券からも普通株の引き換えの要請が出たようです。(ジャフコがA種を普通株に変えた!)

現在おそらく東証の審査中なのだと思うのですが、マーソ株式会社は2018年の医療・ヘルスケア企業の上場第1号となるのか?!

このような状況からまず1社目はマーソ株式会社を紹介しました!
さらなる動向が楽しみです!!



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