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締め切りはズボラな背中を押してくれる

10/15からは、アメリカのオレゴン州ポートランドにある東洋医学の大学でセミナーをしに渡米します。

9月は何かと忙しく、9/15は私が主催・プロデュースした平直行「現役力」セミナーを東福寺にある退耕庵という禅寺で開催。


その後は、治療の予約がたくさん入っていたので、日々の臨床でバタバタしていました。

そして3日前の9/29。

やっとここに来て、渡米するリアリティーがじわじわと増してきて、
「このままだと、言うてる間に渡米の日になってしまう」と着火。

ようやく一昨日から、セミナーに使うプレゼン制作に着手しはじめたのでした。

今回のセミナーは、去年にアメリカのコロラド州デンバーで教えた内容を、場所を変えてオレゴン州ポートランドで教えます。

せっかくなので、何か新しい要素を入れたいと色々と思案してみるものの、いいアイデアがそう簡単には出てこない・・・。

そこで、場所を自分の治療院から、行きつけの外国人旅行者が多く集まるカフェBarに変えてみても、出てくるアイデアはちょっとだけ・・・。

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私がこうして頭を抱えている間に、世間では消費税が10%になる直前で、ドラッグストアには人が押し寄せている所もあったということを後になってニュースで知ったのでした。

それはさて置き、私は今までの経験で分かっています。

何かをやる時に、どの時間が一番めんどう臭く感じるのかというと、それは「やる前の時間」で、「ちょっと」を始めれば、次第に景色が変わってくることを。

そして気を取り直して、アイデア出しを今日してみると、昨日よりもスムーズに出てきて加速度が出てきたではありませんか。

さらに少し調子に乗って、去年から遅々として筆が全く進んでいない、アメリカで出版の企画が立ち上がっている治療家向けの本の章立てにも挑戦。

すると、1年ぐらい手をつけられなかった章立てが、少しずつではあるけども、チョロチョロと書けるではありませんか。

ついでに、セミナーの主催者のボブとチャットをしてみると、セミナーはキャンセル待ちになったとの一報が入り、嬉しいじゃありませんか。

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締め切りの負荷が、行動力を促進させる

そこで私は思った。
これは「からだ」と一緒だと。

現代人のからだは、楽な生活環境で暮らしているので、動物として本来できる動きができなくなっています。

つまり、本来備わっているパワーや運動能力を眠らせた状態にしているわけです。

だから、少し窮屈な体勢や不安定な環境でからだを動かすと、普段の生活の中では動かせていない「からだの奥からの動き」や「底力」を発揮させることができます。

これは日々の行動においても一緒で、成熟した日本の現代社会では、ほとんどの人が雨風をしのげて飲み食いにも困らない。

増税して、懐が痛むとはいえ、町中に行き倒れの人を見かけることはありません。

そうなると、すでに生きるために最低限必要なことは満たされているので、人の行動力が自然と落ちてくるのは当然のことです。

だから、少し危機感を持たせてくれる締め切りは、ズボラな私の背中を押してくれる行動力の源となったのでした。

ただ、あまり危機感ばかりだとシンドイので、そこらの塩梅は調整していきたいところですけどね(笑)

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