竜とそばかすの姫見てきました、僕はすごく好きでした。

こんにちは、ひろです。


僕、どちらかといえばあまり映画を見ない方なんですよね。

話題の映画とか上映をしていても

「あ、気になる〜」

と思っている間に上映終了しているということがしばしばありました。

ましてや、自分ひとりで映画館に行くということは人生で今まで一度もしたことがありませんでした。

なんか、映画は友達と見に行くという頭だったんですよね。


そんな僕ですが、今日人生で初めて一人映画をキメてきました。


細田守監督の『竜とそばかすの姫』ですね。


僕は結構細田守作品は好きでして、

映画化館にあまり行かない僕でも

『おおかみこどもの雨と雪』と『未来のミライ』は

自分から行こうと友達を誘っていったぐらいです。

なんなら雨と雪に関しては好きな映画の上位に食い込んできます。


誰か誘おうかな〜とは思いつつ、

もしかしたら僕の友達は興味ないかもな〜と思い、

そして近所の小さい映画館でやっているということがわかったので、

今日思いつき、今日行ってきました。

上映1時間前に行くことを決意して余裕で行ける距離で助かりました。


まず先に、感想としては「僕はすごく好き」になります。


今回細田守作品が新しく出た〜というのは知っていたのですが、

それ以外ほとんど前情報を得ていなかったんですよね。

何なら多分ちゃんと把握していたのは

・『美女と野獣』が意識されていること

・幾田りらさん(YOASOBI ikuraさん)が声優をやられていること

の2点だけでした。


なので、最初に世界観がすんなり理解できるかが勝負となりました。


『サマーウォーズ』と同様のバーチャル世界の中でのお話だったのですが、

『サマーウォーズ』に比べてより現代的といいますか、

よりSNSのリアルが反映されている用に見えました。

バズる人と廃れる人、大量の批判からの人気が出たときの掌返し、匿名性の弊害など、

あー2021年のSNS情勢が色々反映されているんだな〜と感じられました。


内容についてはネタバレをどう踏むかがわからないので、
ここでは割愛しますが、

確かに前情報通り現代社会の中での美女と野獣というような形で物語が進むかと思いきや、

後半は現代の他の問題を取り上げて少し物語の方向性がシフトするということで、

「え、ここが終わりじゃないんだ!」という驚きの中

クライマックスへと物語が進んでいきました。


僕としてはうまく今のネット社会で起きそうなことを盛り込めたな〜とか、

物語の展開のさせ方がそうきたかとか、

独特な「間」の取り方によるシュールな場面とか、

音楽も映像もすごく綺麗だとか、

あと普通に感動要素もあったりと、

満足度は高かったです。

(幾田りらさんの使い方もそうきたかという感じでした、可愛かったです。)


なんなら僕の中での好きな細田守作品で『雨と雪』の次に食い込んでくるかもしれないです。

物語の前半の些細な動作や、なんでこの出来事の描写があるの?というものが後半にガッツリ活きてきていて、

もう一回一から見直せば他にも発見があるんじゃないかとも思っております。

普通にダメ元で友達誘ってみようかしら、次はもう少し大きな映画館だったり、IMAXでみてみたいです。



ただ、一方で見終わったあと、正直不完全燃焼な部分がちょいちょい残っていて、

ふと気になって口コミを調べたら割と酷評をされており、

それもわかる。という感想もちょっとでてきました。

ストーリーを強引に感じる方もいらっしゃるでしょうし、

あとはちょいちょい立ち位置が謎のキャラがいたり、

流石に美女と野獣すぎるだろという部分があったりと、

ちょっと色々手を出しすぎた結果無理やり収めた部分があったことも否めないです。

あと30分ぐらい使ってうまく掘り下げていればまた違う感想が出てきていたかもしれないです。

ここで一つ挙げるのであれば主人公の幼馴染の立ち位置が特にふわっとしちゃってた感は否めないです。


ただ、もし迷っている人がいるのであれば、

せっかくなら上映中に観たほうがいいと思います。


映画って基本的にそういうもんだろという感じではありますが、

特に今回のは音楽が主題なので尚更しっかりとした映画館で観たほうが

インパクトは強いのではないかと思います。


少なくとも僕は公開は一切していないですし、

やっぱり最初で書いたとおり「僕はすごく好き」という所に落ち着くんじゃないかと思います。


ちょっとでも参考になれば嬉しいです。


来週にはヒロアカの映画も公開されるし、

今年は重い腰を上げてもう少し映画も見ていこうかな〜。




それでは。




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