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特定非営利活動法人山科醍醐こどものひろば理事長 社会福祉士地域の子どもが豊かに育つ環境…

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特定非営利活動法人山科醍醐こどものひろば理事長 社会福祉士地域の子どもが豊かに育つ環境づくりに取り組んでいます。

最近の記事

誰と話をしているか

なんかタイトル決めて、書き出したまま、中途半端に下書きに残る原稿が増えてきた。塩漬けにならないようにちょっとずつでもアップしようかと笑 本日は、京都府庁の旧本館にある旧議場でシンポジウムに登壇。約110年前にできたこの場で、これからの京都をどうしようかと100年以上前から長らく議論されていたかと思うとということに思いはせる暇もなく、グローバルな話から、経済問題、資本主義、これからに向けた哲学やローカルでの実践のあり方みたいなことまで短時間で何往復も続く議論で脳内炎上状態に笑

    • ペンキを何のために塗るのか

      確定申告シーズンということを忘れるくらい、スタッフと緊急対応や地域や学校の行事への参加、何より子どもたちの生活が変化しやすい4月の前という時期ならではの活動や相談があふれていた。そんなときだからこそより悩ましい社会の現状も突きつけられる。 これから統一地方選が始まったり、参議院選挙があったりもしますし、いろんな法律・制度・政策の改正などもありますが、そのようなタイミングでは子どもたちを支える仕組みも結構見直しやバージョンアップがなされることがあります。最近は児童虐待のニュー

      • ごみとストレス、その源

        以前に「ごみとごみ箱は互いに持っている」という記事を書いた。「心のなかにたまるごみ」をどうしているかということを少し書いたものでしたが、今回も懲りずにまたごみの話。(トップの画像は「ごみを捨てないで下さい。」と書いてあった掲示物の写真です。) 環境への取り組みでごみの減量というのは資源問題や温暖化問題、自然破壊など様々な面で取り組む大切さが言われてきていて、ごみの分別についてはかなり定着してきた気がしています。 大きな考え方として、 ごみを出さない。 繰り返し使う。

        • どこでもとどこまでも

          某有名漫画にでてくる「どこにでもいけるドア」 某有名漫画のパロディででてきた「どこまでも続くドア」 最初のドアはだれもが知っている便利グッズ。行きたいところへ瞬時につながりドアをくぐると、そこへたどり着けるというもの。最近移動が多い仕事をしているので、個人的にはかなりほしい一品(笑) 人間そのものを瞬時に移動させることはまだまだ叶わないのかもしれませんが、どこでもだれかと連絡がとれたり、知りたい情報にアクセスできる時代にはなった。知りたい知識(=正解らしき情報)に対し「ど

        誰と話をしているか

          腫れ物にさわるような扱いって

          先日から壊れやすい「瓶ビール」をカバンにつめての長旅中。やっと静岡で重荷をおろせて一安心。この間意外と恐る恐るカバンを扱っていた。 そんな旅の途中、恐る恐るという感覚から、「腫れ物に触る」ということについて考えることに。移動時間が長いといろんなことを考えるものです。(パソコンが壊れているので作業ができないので余計に。) 「腫れ物に触る」ということでいうと、やはりさまざまな立場の方とお仕事や活動の場面で、特定の方の機嫌を気にして振る舞いをする方の姿を思い浮かべてしまう。

          腫れ物にさわるような扱いって

          わかものとすまい

          友人の結婚式と一人暮らしにチャレンジ中の若者の顔を見に静岡へ。 昨夜はそんなチャレンジャーな若者の暮らす場所にお邪魔した。なんとか暮らせているようでひとつずつ試しているようだった。 でもなかなか若者がこのように一人暮らししようにも、実際には未成年だからこそ賃貸契約できなかったり、保証人が必要だったりとつながりがないとハードルが高い。情報が少なかったり、アグレッシブでなかったりするとその日泊まる場所にだって困る。 中学校卒業後は、自立したいとかひとりで生きていきたい、いろ

          わかものとすまい

          今行きたい島はどこ?

          昨夜SNSに「島に行きたい」とひとこと呟いた。 何の脈絡もない、ただふと思った気持ちをつぶやいただけなのですが、みなさんからいろいろオススメの島の提案が笑 やはり南国多めでしたが、海や猫やアートやネタやみなさんおすすめ基準は様々。完全にお仕事的提案やそこじゃない的話もありましたが、、、あ、人名もありましたね笑 私はとりあえず今のシーズン、 「花粉から逃げたい」 「あったかいところ」 「リラックスしたい」 「釣りしたい」 あたりが優先順位でしょうか。 島に限らずです

          今行きたい島はどこ?

          悪者探しは誰得なのか

          いろんな種類の会議や研究会などに参加すると、時折現状への憂いと愚痴、そしてその元凶と思われる人への攻撃があったりする。起きている問題に論点が置かれず、問題を起こした人への攻撃が続くわけですが、一向に解決の兆しが見えない議論となる。 私自身、他人を責めてしまうときもある。一方でそういう心境のときは結構自分の不甲斐なさ、できてなさを相手の問題に置き換え、その責任をかぶっていただいているかのように攻撃してしまっていることがある。ほんとうはその相手を攻撃せずに、そのときに自分のでき

          悪者探しは誰得なのか

          雨風しのぎながら前を向く

          次年度の法人事業について担当のみなさんと意見を交わす日が続く。 子どもたちとやりたいことを一緒につくる。そんな当たり前で楽しいことを継続して活動していくのは結構逆風も多い。ま、逆風というよりいろんなことが起きたり、子どもともおとなとも想いをぶつけ合いそれらに応える事業にしていくのはなかなかパワーが必要だったりする。 だからこそ活動をつくるメンバーの状態によっては、前に進めないことだっておきる。視界が不良なこともあれば、寒くて前に進む元気がでなかったり。そんなときに無理矢理

          雨風しのぎながら前を向く

          呪いを上書きする

          3月もスタートして、花粉症が本格的につらい。 せっかく気候がよくなってきたのに気持ちの高揚が抑制される笑 そんなネガティブな感情と向き合う日々が続くと、まわりにもネガティブな言葉を使いがちに。まぁ単に年度末に向けて悩ましい数字と向き合わないといけないというのが本音ですが。 一方でネガティブな言葉を使いすぎると、自分自身をよりネガティブな感情や言動に落ち込ませていく。ほんとうに自分に呪いをかけていく気分です。 「うまくいかない、、、」 「もっとちゃんとやらないと、、、」

          呪いを上書きする

          線でなくてもかまわない。

          仕事場へ向う途中、ひさしぶりに少し脇道にそれて鴨川沿いへ。 鴨川だけに鴨だらけで朝からなごみつつ出勤。 鴨川には、対岸に渡ることができる飛び石ポイントがいくつかある。朝はそんな飛び石を渡ってくる散歩の方やジョギングされている方もたくさん。私もたまに渡ってみるけど、気軽に渡れます。 もちろん川のなかにあるものですから、足場となる石が濡れていたり、自分の歩幅を気をつけないといけない場所はある。自分の歩幅や足場の状態さえ把握できればすべることもないし、落ちることもないだろう。橋

          線でなくてもかまわない。

          落ちない支えと耐久年数

          今朝悲しい音とともに私の暮らしをさせていてくれたものが壊れた。 太った時も、痩せた時も私がはくズボンを支えてくれたベルト。そのベルトの金具が完全に折れた。結構長い期間使って来たベルトですが、やはり毎日使用するものなので、徐々に弱って来ていたのかな。ポキっといっちゃいました。 結果としてズボンがずり落ちてくる。なんともみっともない姿だ。ただでさえみっともない体型になり、おしゃれをする生活もどんどん遠ざかっていくけど、さらにそこからズボンがずれ落ちていくなんて、、、 少しで

          落ちない支えと耐久年数

          反射ではないやりとり

          タイトルには関係ないけど、別の記事であげるつもりで忘れていた写真を。 今日はある学校さんの会議。いろんな話題のなかで今時のSNS事情にも。やっぱりトラブルはあるようで、どうしたらよいのかなという話題にも。そんな会議の帰り道。 先日「1分間を確保する」の記事で振り返ることについて書きましたが、普段のコミュニケーション、特に対面コミュニケーションやSNSなどでのやりとりでは、スピード重視な分この1分間を忘れがちなので、結果どうしても言葉がつくせなかったり、説明不足だったりして

          反射ではないやりとり

          小さき悪魔たち

          徐々に寒さが落ち着き、穏やかな日が続くこの季節。 やつがやってきた。花粉症。 我が事務所でもくしゃみと鼻をすする音が絶えずしています。ほんとなった人にとっては最悪なシーズンですよね。正直仕事にならないというか生活も結構つらい。 目は痒い、鼻はつまる、くしゃみはでる、痰が絡んだり、喉の調子が悪くなったり、、、薬つらいのでマスクなどでも対応しますが、メガネなおじさんは、白く曇るんですよね屋外だと。夜は白く曇ったメガネで対向車の明かりとかあると、まったく何も見えない状態。かな

          小さき悪魔たち

          自分のタイミングで動き出す

          ワークショップなどで、グループで意見交換したり、たくさんの参加者が議論で盛り上がるとどうしても、議論を遮ったり、意見をするのをためらうなんて場面があったりします。はじめにいろんなその場をすてきな議論の場にすべくルールを共有したり、タイムスケジュールを確認していてもなかなかそのとおりにならないこともありますよね。 ワークショップのデザインや進行をされる方々はそんな場をよりよりものにするためにさまざまな仕掛けや道具といった引き出しをあけて議論の盛り上がりを加速させながらもテーマ

          自分のタイミングで動き出す

          埋もれさせない歩み

          アスファルトで固められた道や駐車場ばかりになってきたけど、たまに雑草あふれるような場所もまだまだ見かける。なかなか手入れが追いつかないのだろうなというその場所は、何もしなければただの空き地と同じように全面草に覆われているのかもしれない。 使われている道や駐車場は、人が通ったり、車が通る場所はどんどん地面が踏み固められ、通り道がはっきりとできあがっていく。そのときまわりの雑草などを手入れしていないところも多くて、その草の伸び具合と茶色く踏み固められて草の生えていない部分の差が

          埋もれさせない歩み