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【福の井 一乃松】福井市中央 秋の訪れを感じさせる北陸と福井の食材を組み合わせた日本料理。

福井駅西口より徒歩10分。
福井市中央にあります「福の井 一乃松」さんへ初訪問です。

福の井一乃松さんは福井を代表する日本料理店でミシュランガイド福井2021ではミシュランプレートにも選ばれています。

福井県の越前海岸は有数の断崖絶壁であり、その断崖絶壁の中に1本の松が力強く、海風、潮に負けずに凛とそびえ立つ。 越前、若狭の荒波に負けない松のように。とそんな想いが込められた店名に込められております。

越前市にある本社セントラルキッチンでは
焼鯖ずしや、弁当、ギフト商品などを生産しており、福井市内と越前市内に店舗や百貨店など幅広く販売しています。

料理長の坂勇哉氏は地元福井県生まれ。
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、京都の日本料理店で修業を積みその後、福の井一乃松に入社後に料理長として就任。

店内は白木のストレートメインカウンター8席に、その他テーブル個室、お座敷個室など有。
メインカウンターはゆったりした広さで快適にすごく事ができます。


雲丹と越前紅ズワイガニのゼリー寄せからコースが始まり、スッポンのお椀は池田町の天然スッポンをお店自ら捕獲したもので、天然らしい身の弾力に歯応えに野性味溢れるしっかりとした味わいで濃厚です。

越前産の迷い鰹は藁で炙り、玉ねぎにニンニクなどの香味野菜をたっぷり乗せ爽やかに頂き、
伊勢海老のお造りはレア仕上げ、絶妙な身のみっちり感が絶妙で旨いです。


八寸

すっかり秋の風景の八寸は福井の山間部からとってきた紅葉。
もう標高が高いあたりは紅葉されて秋模様。

天然鰻に松茸、甘鯛に牛蒡を巻いた八幡巻きも唸るような旨さですが、イチジクに自家製ヘシコは酸味と塩気のバランスが実に絶妙。
地物三国産の塩ウニを中に埋め込んでその塩分で食べる小芋。素晴らしい八寸でした。

ぎっしり蟹が詰まった紅ズワイ蟹の焼売は湯葉で巻きポン酢に自家製の柚子胡椒で。


最後のご飯物は
炊き立ての地元越前産コシヒカリで
新米でツヤッツヤ!!お腹が満たされていても食べてしまう旨さで1杯目はイカ丼にして、2杯目は白ごはんにエビフライと玉子焼きのおかずを楽しみ、最後の3杯目にはいくらごはんとたらふく頂きました。

地元福井に北陸の食材を組み合わせた
目で見て秋の訪れを感じる日本料理は丁寧で素晴らしいお仕事で、地物を楽しめる醍醐味が福の井一乃松さんにはあり、スタッフの皆様の素晴らしいホスピタリティと、東京ではまずありえないコース2万円の破格のお値段設定にも大満足です。

福井、北陸周辺の食材を用いた
季節を五感で味わえる日本料理店として
福井に訪れたら必ず訪れるべきお店だと感じました。

季節毎に表情を変えていく献立も楽しみで
今後も通いたいお店の一つです。

今回素敵なご縁がありまして念願の訪問でした。お店が定休日にも関わらずお店のご厚意で開けて頂きありがとうございました。

ご馳走様でした!

【おまかせコース】
🍽️雲丹と越前紅ズワイガニのゼリー寄せ
秋茄子、叩きオクラ


🍽️スッポンのお椀
生麩、白髪ネギ、芽ねぎ


🍽️迷い鰹藁炙り 越前産 
玉ねぎ、ニンニク香味野菜を乗せた


🍽️キジハタ、伊勢海老炙り


🍽️八寸
鰻松茸
甘鯛に牛蒡を巻いた八幡巻き
越前岩もずく、蛇腹胡瓜
越前車海老
モロヘイヤお浸し
イチジク
小芋


🍽️紅ズワイ蟹焼売
ポン酢に自家製の柚子胡椒
湯葉で巻いたシュウマイ。


🍽️伊勢海老蕪蒸し


🍽️塩雲丹餅


🍽️福井ポーク煮豚


🍽️ご飯物(越前産コシヒカリ)
香の物、味噌汁


1杯目イカ丼


2杯目は白ごはん、エビフライ、玉子焼き


3杯目いくらごはん


🍽️デザート


福の井 一乃松
050-5590-0327
福井県福井市中央3-12-24
https://tabelog.com/fukui/A1801/A180101/18007326/


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