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はじめてのタイ旅行vol4ゴーゴーバー

アユタヤバスツアーが終わり、私はそのガイドさんからのススメ?もあり、アソーク駅近くのゴーゴーバーの密集帯ソイカウボーイへ出向いた。

ソイカウボーイにはたくさんのゴーゴーバーとバービアが連なっていた。ゴーゴーバーとは店内にセクシーな衣装をまとった女性がお立ち台に上がり男性を挑発するようなダンスを披露するバーである。
ただ飲むだけでもよし、ダンサーの華麗な踊りに見惚れてもよし、日本のキャバクラなように横につけて一緒に酒を飲むもよし、気が合ったら連れ出すことも可能である。

私は何もわからないので、とりあえずネット検索で出てきたクレイジーハウスというゴーゴーに入店した。
そこはネット検索通り、ほとんどの女性が全裸でステージ上を踊っていた。ちょっと目の前で起こったことをしばらく受け入れられなかった。

まずここにきたら何か一杯頼まないといけないので、私は無難にタイのビールシンハーを注文。150バーツだから当時のレートで500円くらい。たったの500円で女性の全裸を拝めるってすごい場所に来たもんだ。

当たり前だが店内を撮影することは厳禁。スマホを取り出して何かやったらつまみ出されるに違いないと思い、緊張してスマホを出さずにじーっと目の前の現実離れした光景を見つめていた。
すると店内のデック(お酒を運ぶ人)から気に入った女性はいないかと声をかけられた。気に入ったというか、みんな全裸なので何をしていいのかわからない。
しばらく見たいから何かあったら呼ぶよ。とやんわり断った。しかしデックたちも仕事、酒のオーダーは必要かとか女性はどうだとか、数分単位で聞いてくる。なかなか放置はしてくれない。

ひととおり店内や店のシステムを経験して、今夜はこんなもんかなと思い一杯だけで店を後にした。もう一軒、近くにあるBaccaraという店にも入った。ここは全裸ではなかったが、ダンサーも客も満員だった。ソイカウボーイはとても華やかで刺激的なストリートだった。

私は日本ではまず経験できないこのゴーゴーバー訪問。3日目も4日目も夜になるとソイカウボーイにやってきた。
店に来たからといっても女の子を隣につけることはしなかった。ただ見ているだけで十分だったから。
この時の私は朝から市場めぐりをして、昼間は暑いのでBTSや地下鉄で移動してショッピングモールへ。そして夜はゴーゴーバーめぐりとはじめてのタイですっかりゴーゴーに魅了されてしまった。

4日目の夜にドンムアン空港に向かわなければ行けなかったが、私はギリギリまでソイカウボーイにいた。空港に22時までに着くにはアソークを21時には出ないといけない。ゴーゴーがオープンするのは20時。たったの1時間だけでも来たかったのだ。

別に女の子を持ち帰る必要はないが、タイに来たらエロい目的がなくても一度はゴーゴーバーに行った方がいい。男性だけでなく女性にもおすすめしたい。
そんな感じで私のはじめてのタイは刺激だらけで、帰りの飛行機では次いつバンコクに行こうかと日程調整ばかりしていたのだった。

(おわり)

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