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ベトナム・ハノイ~タイ・チェンマイ旅行記(2023年3月18日三日目)

全8話の4回目です。前回日記↓

ハノイ3日目、この日は土曜日で行きたい場所があった。

ホー・チ・ミン廟。ベトナム初代国家主席ホー・チ・ミンの遺体が安置されている場所である。今回のハノイ旅でこの日が唯一訪れることができる時であった。しかし土曜日ということもあり、たくさんの人が待っていた。一時間半くらい入場に時間がかかったが、実際にホーおじさん(当時の国民からのあだ名)の遺体を拝むことができたのはわずか2,3分である。もちろん写真も撮ることが許されなかった。

ホーおじさんの遺体が安置されている場所はひんやりと冷房が効いていた。遺体を長年保管するには冷却するのが絶対条件である。まるで生きているかのような肌つやある遺体だったが、亡くなって50年以上経つのにすごいことだ。ちなみに猛暑期は遺体のメンテナンスのため数か月休館になる。

撮影制限があったため自由に撮ることができなかったが、この敷地内にはホー・チ・ミンの自宅や当時乗っていた車などが保存されていた。
国家主席の家というとものすごく豪邸を思い浮かべるが、現役時代から質素で野心もそれほど感じなかったホーおじさんの人柄が出ていた。だから国民から支持されていたのであろう。

ハノイをのんびりぶらぶらして、予習したことでまだ忘れてるなとスマホに保存していたキーワードだけのメモをチェックしたら気なる言葉が

エッグコーヒー


ハノイ名物で文字通り卵入りコーヒーである。その他にコンデンスミルクが入った別名「飲むティラミス」

めっちゃ美味かった。コーヒーというよりスイーツをいただいてる感覚。
このカフェは明日タイへ向かうために空港行きバス停と時刻表を確認するためにやってきたら目の前にあったのだ。そしてここの売りがエッグコーヒー。

出てくるのになぜか時間がかかったが、別に急いでないので問題なし。エッグコーヒーを飲みながら街ゆく人をぼーっと眺める風景。ぜいたくだ。心の贅沢を感じられる旅は大好きだ。

この日の夜がハノイ最後だったため無意味にぶらつく。
ベトナムの屋台には食べるための椅子があるのだが、これが妙に低い。177cmあるし腰痛持ちなので少ししんどい。銭湯の椅子くらいの高さ。
レストランは普通の椅子なので、屋台や表での独特の椅子なのだろう。

タイのパタヤの夜の街に慣れてしまってるので音楽ガンガンがなく少し寂しいかなと思ったが、人のにぎやかさだけの盛り上がりも悪くない。
美味しいものもたくさんあるし、少し田舎っぽい雰囲気もあるし、ハノイはなかなか良い。ベストシーズンに来たせいもあるが、暑がりな私にはちょうど良い気候でもある。

元々鉄ちゃんなので、次回ハノイに来たら間違いなくベトナム縦断鉄道に乗りたい。ハノイからホーチミンへ。のんびりと心の贅沢旅がしたいと思った。

第4話おわり

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