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はじめてのタイ旅行vol3ガイドのおばちゃん

バンコク二日目。この日は一日HISのオプショナルツアーに参加することになっていた。
午前中はダムヌンサドゥアックの水上マーケット、午後はアユタヤの遺産めぐり。完全におのぼりさんである。

バスツアーに参加したものの、どうやら私だけひとりぼっちだった。しかも、他の参加者は20代から30代の若い人ばかりで、40代のおじさんがぼっち観光というのもなかなかな状況である。

バスツアーのガイドはタイ人のおばちゃんだった。もちろん日本人ツアーなので日本語は問題なし。
私がひとりぼっちなこともあり、ガイドさんは何かと私を気にかけてくれた。しかしこのおばちゃんガイドと出会ったことが、これからのタイ・バンコクおよびパタヤにハマるきっかけになったのは、このときは知る由もなかった。

水上マーケットでもひとりうろうろ。その時ガイドさんが私に聞いてきた
「カオニャオマムアン食べたことある?」

まさにこの写真がその時はじめて見たものである。
詳しい説明はしないが、マンゴーともち米の上に練乳のようなものがかかった、タイのおはぎみたいなものだ。
餅に練乳?イメージがつかなかったが、食べてみたらめっちゃ美味かった。ちょっと衝撃を受けた。
この頃タイに来たら毎回食べてたよなー。

午後のアユタヤめぐりでも食べまくりだった。もうタイに来たら全くカロリーとか関係ないので、行くたびに太るのを繰り返していた。

アソークに戻ってきたのは夜9時頃だった。朝6時30分からずっとだからガイドさんも疲れただろう。しかし、彼女は何かと私を気にかけてくれた。
最後のあいさつで参加者全員にバンコクに来たらナナプラザに行ってゴーゴーバーに行くのも楽しいですよ!とか、予想だにしない夜の観光のすすめをしてきた。

私はその時はじめてゴーゴーバーという存在を知ったのだ。それを知らずにタイに来たのか!!と笑われそうだが、私は当初ダイビングをするつもりでタイに来たのである。私の友人たちはみんなプーケットやサムイなどに出向いていた。まわりの友人も当然ゴーゴーバーを知らなかった。

ガイドのおばちゃんにゴーゴーバーとはなんぞや?とマジで聞いてしまったが、きちんとていねいに?教えてくれた。
アナウンスではナナプラザをすすめてきたが、アソークからだとソイカウボーイが近いかしら。と別の場所を教えてくれた。
ガイドさんからの話だけではわからない部分もあったのでネット検索したら、ソイカウボーイにはクレイジーハウスという全裸のゴーゴーバーがあるらしい。
そこに行ってみたくなり、バスから降りてそのままソイカウボーイに向かったのである。

(つづく)

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