大栗博司「超弦理論入門」の骨子

第一章、第二章:量子力学と素粒子論の基礎的な知識
第三章:素粒子やその間に働く力を、超弦理論ではどう考えるか。
    また、弦理論と超弦理論との違いと、どうやってそう理論が発展したか。
第四章:超弦理論では「空間の次元が決まる」理由を明らかにする。
第五章:重力や電磁気力など、自然界のすべての力に共通する原理「ゲージ原理」
    について説明。標準模型も超弦理論も、基本にはゲージ原理がある。
第六章:第一次超弦理論革命。超弦理論が素粒子の理論の花形に躍り出るまで。
第七章:著者が超弦理論に魅せられ、研究にのめり込んでいった経緯。
第八章:第二次超弦理論革命。超弦理論の完成度が飛躍的に高まった。
第九章:空間は「幻想」になる。筆者自身、世界の見方が根底から覆るような経験
    をした。
第十章:空間が幻想なら時間も幻想か。過去と未来には、本当に区別があるのか。
    そもそも時間とは何か。こうした時間にまつわる疑問について考える。

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