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公務員やめて日本縦断の旅をした話【1日目①】

3月31日に18年勤めた公務員を退職。そして翌日4月1日に日本縦断の旅に出るというエイプリルフールネタのような本当のお話

枕崎06:04→鹿児島中央08:53

旅の始まりは、本土最南端「始発」駅の枕崎駅。
枕崎〜鹿児島市内は間違いなく路線バスが早い。1時間30分。汽車は指宿方面へ「J」の字に遠回りするので3時間近くかかる。運賃も高い。
枕崎〜山川はめちゃくちゃ揺れる。脱線するんじゃないかというぐらい。藪と森の中を車体をこすりながら進んでいく。
開聞駅では桜が満開。今は桜の咲く時期。あちこちで桜を見るのが楽しみ。

開聞駅の桜

でっかい開聞岳の麓を進むとJR日本最南端の駅「西大山駅」。最南端の駅といっても畑の中にホームがあるだけ。この路線の駅はほとんどそんな感じ。

JR日本最南端の駅

指宿で高校生が乗車し始める。春休み中なのでそれほど多くない。生見(ぬくみ)あたりから錦江湾沿いを走る。喜入の石油備蓄基地、大隅半島、桜島を眺めながら。慈眼寺、谷山は高架化されて都会チックになったな。電化されてないけど。住宅街を通り抜けて終点の鹿児島中央駅に到着。

鹿児島中央09:00→宮崎11:38

鹿児島中央からは日豊本線で宮崎を目指します。
青春18きっぷで本州を目指すには、肥薩線経由で八代→熊本というルートが早いんだけど、2020年の豪雨で肥薩線が不通になってしまいました。
乗り換えは7分。
座席が空いてなかったので、ドアの前の補助イスに座る。前面が見えていい感じ。指宿枕崎線と違ってめちゃくちゃスピードアップ。
トンネルを抜けて磯からずーっと桜島が綺麗に見える。近い。車を運転しながらだとこんなにじっくり見れないなぁ。

竜ヶ水付近からの桜島

加治木、隼人、国分を過ぎて山間部に入る。乗客も少ない。北俣駅で行き違いで10分ほど停車。ここでも駅の外に桜が咲いていた。
都城、南宮崎と過ぎて大淀川を渡り終点の宮崎に到着。鹿児島から3時間弱。普通列車でも結構早いなと思いました。

宮崎11:57→延岡13:32

宮崎駅で一旦改札を出て構内の売店で昼食を購入。売店ない駅もあるので下調べは大事。
宮崎からは赤い電車。黒い電車の色違いかな?何系とか種類はわからない(汗)。田んぼの中をめちゃくちゃ飛ばす。
時々川を渡るときに太平洋が見える。ところどころ線路脇に津波の表示がある。南海トラフ地震に備えてなのか。
都農を過ぎると、リニアモーターカーの実験線の高架橋が現れる。テレビとか図鑑でしか見たことないけど、僕の中のリニアモーターカーはこの赤い色のやつ。何でここに作ったのかな?ここじゃ実用化は難しそう。今は線路?上にソーラーパネルが設置してありました。

宮崎リニア実験線跡

美々津を過ぎると太平洋が綺麗に見える。時々桜も咲いていていい時期に旅ができてよかった。
土々呂(ととろ)で10分ほど行き違いの停車。名前も面白いし、桜もきれいだったので降りて写真撮影。「ととろ-TOTORO」の駅名標がいいですね。

土々呂駅

延岡に到着、ここで乗り換え。ところが大分方面の普通列車は20:07発。何と普通列車は1日2本だけ。
邪道だけど佐伯まで特急を使います。青春18きっぷでは(一部区間を除いて)特急には乗れません。なので延岡〜佐伯間の乗車券+特急券を購入
。自由席で2,130円。

普通列車は6時と20時の2本だけ

今回はここまで。この続きはこちらから

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