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高知県水辺ワーケーションスポット 2021年版

ワーケーションをしている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

都市部では社員の働き方として、地域では新しい関係人口として注目されている「ワーケーション」ですが、私は高知に住みながら、自分の地元を謳歌する「ワーケーション」をしています。ツアーではなく、観光でもなく、そこで「日常を過ごす」。せっかく素晴らしい日常があるので、もっと地元の人が自分の地域を楽しめるような働き方が広がったらいいのになと思っています。

ということで、最初限の設備「#イスとMac」だけで気軽にできるワーケーションについて情報発信をしていきます。

今回は、2021年に私が行った個人的おすすめスポットを紹介します。車でいけて運転難易度も低め、ランチもトイレもあるスポットなので、気になった方はぜひ一緒にいきましょう!ちなみに私は充電を車か近くのカフェ、Wifiはスマホのテザリングで行っています。

(なお、私は海好きなので、今回は海スポットが多めです。高知には山スポットもたくさんありますので、それはまた別の機会に...)

1、ヤ・シィパーク

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ヤ・シィパークは、香南市夜須町にある海水浴場です。

道の駅やカフェがあり、ウッドデッキやベンチも避難棟も充実しているスポット。駐車場から海がすぐなので、椅子を持っていって好きな場所に陣取ることができます。ベンチや木陰もあるので手ぶらでもOKです。

私は、お昼ご飯をカフェで食べて、日が沈むまで働いて、夕陽を見て帰る、というのをやってました。

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また、ちょっと離れたところにある「手結岬」では、この海の前に駐車場があり、車を止めて仕事をすることができます。風が強い時がありますが、地元の人が少し海を見にくるくらいなのでゆったりと仕事ができます。

ただ、潮風をもろに受けるので、終わったら洗車をしましょう。

2、吉川展望台

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香南市吉川町にある「天然色劇場」と、その近くの浜の周りです。展望台という名前がつく通り、浜辺一面を見渡すことができます。また、高知空港のすぐそばなので、上空から飛んできた着地寸前の飛行機、離陸したての飛行機が見えるので迫力満点で面白いです。

すぐ近くに天然色市場があるので、ご飯や飲み物を買って、のんびり海を見ながら仕事をすることができます。日陰があまりないので、パソコン作業よりかは、メモ用紙などを使って考えをまとめる方が向いているかもしれません。

3、ロイヤルホテル土佐

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芸西村には東西約4km続く「琴ヶ浜」という浜辺があり、その向かいの山の方を少し上がった小高いところにロイヤルホテル土佐があります。

1階にあるカフェが、椅子や机の種類が豊富で、電源も充実していてまさにワーケーションに適しているスペースです。有料ですが個別ミーティングスペースもあります。コーヒーや軽食もありますが、持ち込みもOKです。

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一番いいなと思うのは、椅子や机の種類が多いこと(2回目)。長時間仕事をしていると、体制や雰囲気に飽きて集中できなくなりますが、作業場所を帰ることができ、全く別の座り心地、作業心地になるのでリフレッシュできます。私は、集中してしっかり作業をしたい時はよくここに行き、いろんな席に座っています。

ランチはホテルのレストランか、車で少し行ったところの「SEA HOUSE」、「活魚レストラン 藤」がおすすめです。

また、ホテルとしても最高で、温泉も気持ちいいし、ベランダから見える月もとても綺麗でした。窓を開けると琴ヶ浜が目の前に見えて絶景ですし、夜になるとかすかに聞こえてくる波の音と、星空、月にとても癒されます。

4、伊野波川公園

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波川公園」は高知で有名な仁淀川の河口付近にある広いところです。BBQやキャンプ、サウナなど地元の人がたくさん利用している河原スペースです。

川のすぐそばに駐車場がありますし、川辺の砂利がたくさんあるところにも車で降りていけるのでなんでも持っていけます。なんといっても清らかな水と川のせせらぎ、春には鳥の声がよく聞こえる癒しスポットです。

私は川辺に椅子を持って行って橋の下で仕事をしたり、ちょっと離れたキャンプスペースのベンチ(木陰)に行ったり、川辺にとめた車の中で会議をしたりといろいろと場所移動しながら働いていました。

多い時は平日でもBBQをしていたり、週末には子どもや家族連れがたくさんいたりと、ちょっと賑やかな日常が楽しめます。

2021年戻り鰹編のCLS高知では、川辺でサウナをして、そのまま川に飛び込むという贅沢なことをしていました。

5、黒潮町 入野の浜

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黒潮町の入野の浜。高知県中心部からは離れますが、時間があればぜひ行ってほしい、同じ高知でも全然違う海です!

「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です。」という通り、長さ4kmもある砂浜と、遠浅の海がとても美しいところです。写真のように、Tシャツアート展などイベントもたくさん開催されています。

波が幾重にも重なって押し寄せるので、波が押し寄せて引いていく音は通常だと「ゴーッ / バシャーン / ザザザザザ...」ですが、ここではずっと「ゴーッ」です(次から次へと押し寄せるから)。全国的にも有名なサーフィンの名所で、数えたら波が9重くらいになって押し寄せていました。

ここはなんといっても海と空の広さ!何かアイデアや企画を考えないといけない時、悩んでいる時は考えが加速します。波の音に身を任せるとものすごくリフレッシュできるので、とにかく頭の整理ができます。

5日間くらいここでワーケーションをしたことがあるので、その時の働き方、ライフスタイルはこちらのブログにまとめています。海好きの桃源郷。

ドライブが最高のところ

高知で移動をするとなったらやっぱり車...。ご紹介したワークスポット周辺はもちろんドライブに最高なのですが、他にも最高の場所がありますので紹介しておきます。

1、室戸スカイライン

室戸市役所をちょっと過ぎたところから山を登っていく、高知県道203号の所です。まず山を登っていくとくねくね道からちょっと海が見えてきます。ワクワクしながらさらにいくと、「四国霊場第24番札所 最御崎寺」があります。

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そこを過ぎていくといきなりひらけた海!山の上から、ヘアピンカーブのような急カーブの下り坂で降りていきます。カーブがきついから危ないですが、窓を開けて叫びたくなるような気持ちよさです。

私はあまりの気持ちよさに、車を降りて一回徒歩で坂を降り、最初から最後まで景色を楽しみました。

2、桂浜花街道→土佐市新居海岸

高知の観光名所として有名な桂浜。そこから海沿いの道をずーっと春野、土佐市の方に行く道です。所々防波堤がありますが、基本海沿いなのでずーっと海を感じながら走ることができます。

晴れていればキラキラ、雨だと荒れ、夕方にはオレンジからだんだんと暗くなってくる海がとても素敵です。

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土佐市に入ると新居海岸というステキな浜があって、おしゃれなカフェや地元の美味しいものが買えるショップがあります。海も空も楽しめるスポットです。

最後に

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どれも、私が大好きなスポットで、何度も通っています。大好きな特別な場所ですが、特別感よりかはそれを日常にしたいような感覚です。

ワーケーションは、よくvacation多めになってしまうと聞きますが、vacationする場所を日常にすると、work多めでも心身はリフレッシュしている状態になるのかなと思います。

つまり、高知ではリゾートに近い環境で生活ができ、その中で働けるということはすごく幸せなことです。それに気づいて満喫できる人が増えたらいいなと思います。

大掛かりな設備とか、Wifiとか電源とかなくても、まずはイスとパソコンだけ、スマホだけ、ノートだけ持っていけばできます。まずはこんな感じでお手軽ワーケーションがもっと身近になればいいなと思います。そして外の人も地元の人も、一緒に仕事ができる自由な場ができると良いですよね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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