放送概要

第9回はゲストに脚本家・映画評論家の黒住光さん、アルバイト女子店員のBABIさんが登場しました。
黒住さんはリリーさんと多摩美術大学の同級生でもう40年近い付き合い。リリーさんの著書にも度々名前が出てくるほどの親友です。
今回は黒住さんが映画評論家ということもあり映画やドラマの話を中心にトークが展開しました。また、黒住さんとリリーさんがのりピー(酒井法子さん)のファンになったことをきっかけにアイドルにのめり込んでいた話やBABIちゃんの好きな映画が超個性的で盛り上がったりした一方で最後はシリアスな話もありました。長年の親友とのトークでリリーさんがいつもよりキャッキャとはしゃいだテンションだったのがとても印象的な回でした。

放送内容目次 [目次にYouTubeへのリンクがあります]

・[オープニングジングル]

・ゲスト「黒住光」、アルバイト女子店員「BABI」登場

・黒住さんの紹介
　黒住さんは映画評論家をしているのですが、映画を観てから評論するのは誰でもやっているから映画を観ないで評論するという斬新なスタイルをとっているそうです。

・ネット配信動画やテレビの再放送の話

・NetflixとYouTubeの動画を全て観たBABIちゃん
　自粛中にNetflixとYouTubeの動画を全て観たというBABIちゃん 。Netflixは可能かもしれないですが、さすがにYouTube完全制覇は無理ですよBABIちゃん(笑)

・映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の話
　大根仁監督の映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」のノベライズを書いたという黒住さん。コギャルブーム真っ只中の時代に女子高生だった女子グループの青春時代と現在を描いた作品で当時流行ったJ-POPに乗せて進む物語は同世代としてグっとくるものがありました。あの頃がもう一昔前のこととして描かれていることに歳をとったと感じて軽くショックでもありました(笑)

・[曲1]小沢健二「強い気持ち・強い愛」

・映画の話
　映画「お！バカんす家族」などアメリカンコメディー映画の話が出ました。

・俳優の名前が咄嗟に出てこなくなった話

・のりピーがきっかけで黒住さんがスニーカーマニアになった話
　映画「ビバリーヒルズ・コップ」でエディ・マーフィが履いていた「アディダス カントリー」というスニーカーを映画が流行った当時に一早く買ったという黒住さん。しかしその一足しか持っておらず工事現場のバイトなどでも履いていたためセメントを吸ってどんどん汚れていきろくに手入れもしないため汚れたまま履いていたそうです。そんなときにライターを始めたばかりのリリーさんにアイドルののりピーにインタビューする仕事が舞い込み、黒住さんは関係者を装ってこっそりのりピーを見に行ったとのこと。インタビューが終わるとのりピーはなんと撤収作業をしている黒住さんの元に行き挨拶をして握手してくれたそうです。その奇跡的な経験をして黒住さんは汚いスニーカーを履いていたことを生まれて初めて恥じ、それをきっかけにスニーカーマニアになったそうです。

・「曲2」の紹介
　のりピーの曲から何をかけるかではしゃぐ黒住さんとリリーさんに注目です(笑)

・[曲2]酒井法子「夢冒険」

・「曲2」の感想など

・麻雀とribbonの曲の話
　30年程前に早稲田大学のイベントに遊びに行ったリリーさんと黒住さんはイベントのあとに早大近くの雀荘に行ってコテンパンに負けたそうです。その日はリリーさんの誕生日前日でもうすぐ0時になろうとしている時間にリリーさんの頭に流れていたのがribbonの「Virgin Snow」という曲で「そんな気がしてた」というフレーズが何度もリフレインしていたというじわじわ笑いがくるエピソードでした。

・[曲3]ribbon「Virgin Snow」

・「曲3」の感想など

・高田純次さんの話
　ribbon「Virgin Snow」を高田純次さんが絶賛していたという話から「じゅん散歩」という番組で高田純次さんがお店などに立ち寄るときの挨拶が凝っていてすごく好きだとリリーさんが語っていました。

・BABIちゃんの好きな映画が「ムカデ人間2」の件
　BABIちゃんにどんな映画が好きかと聞いたところなんとグロいものが好きで中でも「ムカデ人間2」が好きだという驚きの回答が。リリーさんから「一番モテないチョイスですよ」と突っ込まれていました(笑)

・映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の話
　最近の傑作映画として皆さん絶賛の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の話が挙がりました。映画好きの人が好む要素がたくさん詰まっている一方で、この映画は「シャロン・テート殺害事件」という悲惨な殺人事件をテーマにして作られていて映画を観る前にこの事件について一度知っておいたほうがいいとのことでした。

・黒住さんの著書「裸のシネマ」の話
　黒住さんは以前どの女優がどの映画で脱いでいるかという情報をまとめた「裸のシネマ400選―あの女優のヌードは、このビデオで！」という本を出していたそうです。この本についてリリーさんは「清々しいくらいゲスい本ですよね」と言い黒住さんも「本当に何～～～にも教養がないもんね、あれ(笑)」と自嘲していました。

・韓流ドラマ・映画の話
　ドラマ「愛の不時着」や映画「母なる証明」の話が出ました。

・黒住さんがタランティーノにインタビューした話

・表現の自由とは？
　リリーさんの付き人トパス君が出演していた「テラスハウス」で共演していた木村花さんが亡くなってしまった話から表現の自由についての話題になり、表現の自由と言いながら身勝手な振る舞いをする人に対してリリーさんは厳しい意見を訴えていました。

・「曲4」の紹介
　リリーさん作詞・作曲の曲。自分で自分の命を絶ってしまう人に対して何かを伝えたいけど何を言ってあげていいかわからないからこの曲を作ったそうです。

・[曲4]TOKYO MOOD PUNKS「ジェイミー」

・[閉店後]サラ金の話
　黒住さんに初めてサラ金を紹介したのはリリーさんで紹介の謝礼としてハンカチをもらったそうです。

・[閉店後]絵画の話

・[閉店後]のりピーの話
　リリーさんと黒住さんが冷やかし感覚で借りて観たのりピーのビデオクリップ集のビデオが思いのほかエモくてどんバマりしたそうです。他にものりピーが20歳のときに雑誌「BOMB」でした「まだ処女」発言に感銘を受けた話や、現在も台湾などで若々しい衣装を着て歌っていて老いを見せないのりピーに驚いた話など2人にとってのりピーがいかに偉大な存在かがわかりました。

・[閉店後]BABIちゃん憧れの福山雅治さんの話
　BABIちゃんは小学2年生から福山雅治さんのことがずっと好きだそうです。

・[閉店後]ファンが3人しかいないアイドルの話
のりピーに端を発して色んなアイドルの音楽が好きになった挙句全く興味がないアイドルのライブにも行くようになったというリリーさんと黒住さん。その経験の中でリリーさんと黒住さんと通称「先生」の3人しかファンがいなかった「ユッキー(星野由妃さん)」というアイドルの話が出ました。リリーさんの著書「美女と野球」の「アミーゴたちと走った日々」でリリーさんと黒住さんがアイドルにハマっていった話が詳しく書かれているのですが、そこで出てくるアイドルＨはおそらく星野由妃さんのことではないかと思います。

リンク

リリー・フランキー「スナック ラジオ」番組公式ホームページ
[放送レポ] 2020年05月30日 第9回「黒住光、アルバイト女子店員 BABI」

音源探しています

下記のラジオ放送音源を探しています。どなたかお持ちの方がいらっしゃいましたら音源をいただくことはできないでしょうか。もしお持ちの方はコメントでご連絡いただけますと幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。

・リリー・フランキー「スナック ラジオ」
　2020年04月04日 第1回「星屑スキャット」

・リリー・フランキー「TR2 Wednesday」
　2003年04月02日 第1回
　2003年04月09日 第2回
　2003年04月23日 第4回
　2003年06月04日 第10回
　2003年06月18日 第12回
　2003年07月02日 第14回
　2003年07月09日 第15回
　2003年07月23日 第17回
　2003年09月10日 第24回
　2003年10月01日 第27回
　2003年10月22日 第30回
　2003年12月10日 第37回
　2003年12月17日 第38回
　2003年02月18日 第45回
　2004年06月23日 第63回
　2004年09月08日 第74回
　2004年09月22日 第76回
　2004年09月29日 第77回
　2004年12月01日 第86回
　2004年12月08日 第87回
　2005年01月05日 第91回
　2005年02月09日 第96回
　2005年03月16日 第101回
　2005年05月04日 第108回
　2005年05月18日 第110回
　2005年08月31日 第125回