ある人との出会いで人生が変わった。


箕輪編集室ライターチームの今週のnoteのお題が原体験ってことなので、原体験ってよく聞くけど曖昧だから調べてみたら

その人の思想が固まる前の経験で、以後の思想形成に大きな影響を与えたもの。
出典:原体験(ゲンタイケン)とは - コトバンク

とのことなので、自分がよく話す原体験について書きたいと思います。

6年前ぐらいに検査入院をしていた時に僕の原体験はできました。

なんで入院したかっというと、他人にあまり言ってないのですしここで説明するのもお題とズレると思ったので、この記事読んでください。セカオワの深瀬さんと同じことで入院して、症状もほとんど一緒です。

入院したわけですが、最初の頃は(今もだけど)説明とか色々したけれども理解されず、色々とメンドーなことが多く、テキトーに誤魔化しながら生きています。

そっちの方が時間もかからず、余計な時間も取られることもなくなるので。それに触れられて詳しく説明するのもメンドーだし、心配されるのも嫌なので…むしろ、これから話すこと原体験のことがあったので「なぜ心配されるのかなぁ」っと。

本題に戻すと、その時に出会った看護師さんHさんと出会ったことが僕の原体験です。もし出会ってなかったら、みの編にもいないと思うぐらい人生を大きく変えた人です。

そんなHさんと出会ったことで、何がその当時の少年に大きな影響を与えたのか。

それは、「好きなことを仕事にしている人に会った」という体感です。

よく言われている言葉で何回も聞いたことある言葉であり「なんでこの仕事を選んだんですか?」と大人に会うとよく聞き、「好きなだから」っと返ってきた答えでもあります。

その度に「本当にそうか?」と疑っていた少年に「本当にこの人は、この仕事を心から好きなんだなぁ!」と聞くまでもなく行動で分かる人でした。

目がキラキラしてイキイキと仕事をしていて、その姿を見るだけで「自分も頑張ろう」と思えたり、仕事が好きだから自分で仕事を探してどんどん自分から進んで仕事をしているように見えたので、主治医の人に聞いたら

「いつもあんな感じで働いていますね。」と。

「凄いな。あんな風に好きなことを仕事にして働きたいなぁ」と少年の心に深く刻まれました。

また、夜勤のときの方がいつもの日勤よりも目がキラキラしてイキイキしていた記憶があります。夜勤は、17時から8時ぐらいまで働く不規則な生活を強いられるにも関わらず、すごく楽しそうに仕事をしていました。

いくら好きでもそういう不規則な生活があると嫌な顔1つでもあってもおかしくないのに、むしろ楽しそうな姿が当時の僕には衝撃的でした。「まさしく天職につくとはこういうことか」っと。

「好きだからこそ、他の人が苦労や努力と思ってしまうことをなんとも思わないで行動してしまうのか!」と体感できました。いわゆる「夢中は努力に勝てない。」っていうやつだなと。

実際にHさんに聞いてみたところ、本人はなんとも思ってなかったので「本当に好きでこの仕事をしているのだなぁ」と思いました。

その時に「この感覚が合う!」と思いました。今まで出会った大人と違うしっくりくる感覚を忘れないように、よくこの時のことを振り返って「自分はそれに近づいているのか。」を確認しています。

そんな入院生活があったからこそ、今まで自分が言葉にできないけど憧れていた生活スタイルっというものに出会えることができました。そして、その感覚を得たことは、他の人にはない自分の大きな財産になったと思います。

薬の副作用が酷く「なんでこの薬飲まなければいけないんだろう」と何回も思いました。実際に、まともに日常生活ができるように戻ったのも3年ぐらいかかったぐらいかかりました。

他の人が当たり前にできることも出来なくなったりと、色々とありましたが学校の先生だけしか大人にあったことのないまま社会人になっていく人が多い中、そういう人に出会えたことが自分にとって誇りであり自慢でもあります。

そういう出会いから自分の周りの人でこの感覚を持つ人と「仲良くなりたいなぁ」と思うのと同時にそんな人たちと仲良くなるためには、同じ感覚でしている自分にならなければっと。

そういう気持ちだけは、ずっと忘れずに、見失わずに今まで生きています。

そんな気持ちがあるからこそ、そういう気持ちで取り組んでいる人、そういう価値観の人、大事にしている人と出会える機会が増えているような気がします。特に大学に入ってから、そういう人と出会えることが多くなってきています。

そして、今箕輪編集室という場所につながっているんだと思います。


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