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イスラエルへ

ドキドキしながら、テルアビブ空港へ到着。
楽しみという意味でもあるのですが、不安が大きい。
それはこのイスラエルの入国審査がとても厳しいことで有名だからだ。
ネットの情報によると、入国審査での受け答えで山ほどの質問を浴びせられ、少しでも怪しければ、別室に連行される。
そんな事態は絶対に避けたいと思ったのは束の間。
ボーディングゲートで早速若い女性警備員に呼び止められる。
パスポートを差し出し、厳しい眼差しを僕に向け、質疑応答が始まる。

質問事項
①何日間滞在するのか。
②どういう目的で来たのか。
③仕事は何をしているのか。
④どこで滞在するのか。
⑤宿泊先の予約確認票はあるか。
⑥宿泊先の友人の名前は。
⑦実際に会ったことがあるのか。
⑧どうやってその友人と知り合ったのか。
⑨滞在先までどうやって行くのか。
⑩(片道航空券の場合)次はどこへ行くのか。

質問が終わり、無事解放された。

入国審査へ到着。
並んでいる最中に50%近い確率で外国人観光者が連行されていく。
緊張しながら待っていた、そしてついに自分の番がきた。
しかし、幸運なことに先程女性警備員から受けた質問とほぼ同じ質問をされたため、すらすらと答え、あっさり突破。

ようやくアライバルゲートへ到着。
本屋で歌声がきれいなお姉さんからSIMカード購入、1ヵ月15Gのプランを250シュケルで購入(8,000円程)。
1ヵ月これだけあれば、充分だろう。
それから電車でテルアビブの街まで移動するため、案内所へ駅の場所を尋ねた。
案内所のおじさんから衝撃的なことを耳にした。
金曜日・土曜日はサバスだから、バスも電車も動いてないよ。
イスラエルはユダヤ教徒が多数派の国であり、ユダヤ教の安息日にあたる毎週金曜・土曜は休日だ。
タクシーのみ動いていたが、150シェケルは高いので選択肢から除外。
そうなると徒歩しかない。
都市部まで20Km 、歩けない距離ではないがこんな夜遅くに歩くのは賢明ではない。
しかし迷っている暇はなかったので、歩き始めるがそもそも歩道らしきものがなく、車の通りが激しい車道しかなくて200mで断念。
最後の手段、ヒッチハイクだ。
僕はチキンなので、車を止めるような方法は使わない。
昔ホリエモンがヒッチハイクしていた時の話を思い出した。走っている車を止めるのは相手に迷惑なので止まってくれる確率は低い。それなら駐車場で車に乗る人に尋ねた方が車を止めるほど迷惑にならず、乗せてくれる確率が上がる。
走っている車よりも止まってる車を狙えということだ
早速空港職員専用の駐車場で待ち伏せし、尋ねる。
1人目、2人目であっさり撃沈。
しかし3人目の女の子のも断られたが、なんと戻ってきてくれ乗せてくれた。
その子が帰る街はテルアビブではなかったが、僕のことを見かねて乗せてくれた。
僕は彼女に心から感謝した。
彼女と会話しながら、街へ向かう。

ではでは。

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