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幸せに導く3通りの生き方

幸せに生きるには、3つの方法があります。
ポジティブ心理学の創設者である
アメリカの心理学者セリグマンが言います。

一つ目は、快楽の人生。
ひたすら単純に快楽・快適さを追求する生き方です。
できるかぎりの快楽を得て、
ポジティブな感情を沢山感じるために
スキルを磨いていきます。
快楽とポジティブな事象を
時間的にも空間的にも
出来るだけ多く得ようする生き方です。

この生き方には、ある欠点があります。
人はすぐに慣れてしまうからです。
最初は、素晴らしく感じても
同じ体験を繰り返すと初めに感じていたものよりも
目減りしたように感じてしまいます。
そこで、人はより大きな刺激を求めるようになります。
「もっと、もっと」と求めるサイクルがスタートしてしまうのです。

二つ目の生き方は、
夢中(フロー)を追求する生き方です。
物事に集中して無我の境地を
日常的に体験することを優先します。

ヨガ三昧、ゴルフ三昧、サーフィン三昧、
読書三昧、仕事三昧、創作三昧等々。
仕事、趣味にかかわらず
なにかに没頭して集中することを
人生の中心に置くことによって
幸福感を得る方法です。

3つ目の生き方は、
意味のある生き方です。
自分の活動や仕事に対して意味を感じ
理想とする世界を達成するために努力したり
追求したりする生き方です。

この3つの生き方の満足度を比較する実験も行われました。
その結果は、
快楽を追求する人生 > 夢中を追求する人生 > 意味を追求する人生
ということでした。

また、快楽+夢中、夢中+意味など
ハイブリッドな生き方が、
人生の満足度を増すことも分かりました。

そして、なにより強力なのが
3つ全てを持った生き方です。
3つの総和よりも大きくなるそうです。

僕の人生を振り返ってみても
年代によって追求するものが
変わってきました。

20代は、好奇心を刺激する
ありとあらゆる仕事を試してみました。
快楽を追求する生き方です。

30代は、マリンスポーツの練習に
明け暮れました。
いかに集中するかがメインテーマで
完全に夢中を追求する生き方です。

40代は、家を継ぎ、子育てをし
セミナーや講演をしました。
まさに、意味を追求する生き方です。

それぞれの年代で幸福感を感じ
質の違う満足を得ました。

そして、50代。
どんな幸福感や満足感が待っているのでしょうか・・・

さて、みなさんが、いま追求しているのはどれですか?
あるいは『欲望』『夢中』『意味』
以外かもしれませんね。

©ヒロカズマ2018-02-27

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