先日の東播磨地域でのインスペクションの結果です。

建物は新耐震でしたので、
既存住宅売買開始保証保険に加入したいということでした。

見た目は本当に普通の住宅です。

さぁ、床下に白アリ業者さんに入ってもらいます。

あれ・・・

床下なのに、タイルが張っているぞ？？

なぜかな・・・・・

う~ん、

これって、もともと店舗やったんじゃないの？

役所で発行していただいてます、建築概要書を調べます。

すると・・・店舗併用住宅って書いてます！

もしかしたら、これを中古で買われた
今の持ち主さんも、それを知らずにかったのでは！

まさにそのようです・・・・

どのように建てられて、
どのようにリフォームされて、

それを何にも調べずに、
人生かけたローンを組んで、
大金をはらって、
自分の家族の生命と財産をその建物の中で
まもっていくのです。

こんなことが、今、日本の多くの中古住宅で起こっています。

これでも、インスペクションって普及しないんですね・・・

谷　弘一