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骨董市のおもてなし

先日行われた京都の「トルコ至宝展」

東京にない魅力として、会場がゆったりとしていて他のイベントを楽しむことができる。

そのひとつである「骨董市」が京都ではあちこちの神社や寺院の境内で行われている。

「ローマの休日」のように国宝が居並ぶ空間で骨董市が開かれることが、ゆったりとした京都の日常らしいというか、歴史の雰囲気を感じられ好感が持てる。

その中でもっとも有名な「東寺」の骨董市に物見がてら参加させてもらった。東寺は平安京の景観を忍ばせ、弘法大師の命日の21日に露店が並び約20万人の人出でにぎわう。

どうやらこの日はあまりの暑さに人手が少なかったらしい。

骨董市のご主人が一通り店を見終わって、暑さでへばっていた僕を見かけるとすぐ椅子を用意してもてなしてくれた。

ついついこのサービスに気をよくして、値切っては見たものの最終的に財布の紐が緩んで、一番高いサンゴの飾り物やイギリス製のアルバートのティーカップを買うはめになってしまった。

そんなバザーの素人臭さもまた魅力であり、おもてなし一つが心に残るお土産を生むのだろう。


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