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ホロライブリアルイベントのアレコレを聞いた独り言

ホロライブのリアルイベント、おおむね大好評だったらしいですね。

エンタメとブランドの両立するのは難しいですが、今回はバーチャルなエンタメをリアルな価値に昇華させることが出来た、興味深いイベントだと思いました。

自分は参加しませんでしたが、振り返り配信などをみてみるとコスプレのクオリティなどファンの熱量が窺えるものが多かったです。

ざっと感想を見ると今度やるときはエキスポとフェス分けてくれという意見が多い印象ですね。

当然運営も考えてくれているとは思いますが、たしかにフェスはせめて音楽用の箱にしたほうがいいのかなと。

ただ音楽で酔わせてグッズで販促しないと利益でないですからね。

回数を重ねたことで最近は相場が安くなったともいわれますが、もともとVのライブは手間と時間の関係で普通のライブよりコストがかかります。

事前に収録して配信の同時視聴で済ませられたら合理的なのですが、やはりライブでないとあの臨場感は再現できないと思います。

これ以上箱を大きくするのは不可能に近い(規模が大きくなるほど赤字になる)ので、参加メンバーを厳選してフェスの規模を縮小するか、チケットの値段を従来の十倍程度に上げるかしかないでしょう。

ファンの期待は大きいですが、これ以上の大規模にとなると、やはり赤字覚悟になるかと思います。

野外だと光の加減で安っぽさが拭えないので、もし地方でツアーをするなら、ホロメンが歌って売り場を盛り上げるという屋内でのエキスポイベントがベストかなと思ったり。

価格についてですが、どうせ転売されるのは目に見えてますし、グッズの売り上げが収益が柱なので、ホロライブブランドを信じてクオリティを上げて価格に転嫁したほうがいいのかもしれません。

ファンクラブを優先してグッズを頒布するのもありでしょう。

規模大きくして利益を出すためには値段は強気の十倍設定も致し方ないと思います。

弁当にケチがついたのは、弁当箱がいかにも安価なプラスチックでかつ中身も安っぽいからだと思っています。(おおむね「嫌なら買うな」でしたが)

自分は食品は食べたら無くなるし、衛生上の管理と行列に並ぶ手間が割に合わないので、ドリンク以外のフードメニューは逆に要らないとすら思っています。

正直、お釣りの手間を考えればドリンク一杯千円でもいいくらいです。

敢えて言うなら容器そのものを限定品にして再利用できる位の品質にこだわった方がいいのかなと。たとえば容器がバッジケースとして使えたり、アクスタホルダーに使えたりみたいな。

白パーカーのフードで写真映えしない参加者を隠したのと同じ発想です。

食べ物自体のブランド化はかなり難しいので、付加価値を付けてコラボした商品を提供した方がいいかもしれません。

パッケージングのブランド化が上手くできれば、クッキーやあめ玉一つ一万円くらいでも並んで買う人は居ると思います。

格安のプラ容器があちこちに捨てられまくっているのは、あまりにも「ホロライブ」の空気に合わないと思います。いちおうSDGsを謳っている会社ですので、自分はむしろそちらの方が気にかかりました。

カルトだ洗脳だと外野は騒ぐでしょうが、高価であっても即売すればその話題が広まることで、よりホロライブのブランド価値が企業に認知されるでしょう。

メンバー人気の偏りがでるのを是認して、思い切り値段を上げた方が振るいにかけられてクオリティや民度もよくなり、SNSで愚痴が晒されることも減るでしょう。

人手不足の社会の中で「タダでもいいから貢献させてくれ」と言ってもらえるのは本当に珍しいです。

成功する企業はディズニーやアップルをみても分かるように、宗教的なファンに支えられています。

ホロライブも似た位置に手をかけようとしている最中です。

面白さとのバランスが難しいのは承知ですが、ブルートライアングルの象徴は崇高であって、外野と邪なコラボなどせずに、ホロライブブランドを信じてもっとお高くとまってもいいと思います。



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