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「シャドーイング」は時代遅れ?英語学習における「リプロダクショントレーニング」の何が素晴らしいか?

Danaさんが「リプロダクショントレーニング」の効果について説明しています。彼女が言うように、リプロダクションレッスンでは、「再現性」を最も大切にしています。彼女の動画を見て、「リプロダクショントレーニング」が効果のあることが実感できました。彼女によれば、大事なことは、大きく分けて3つあります。

①英文分析
②リプロダクション
③継続的なアウトプット


まず、「英文分析」について、説明します。私のネイティブキャンプでのクラスでは、「英文分析」は徹底して実施させていただきます。かなり細かい英文法の解説もさせていただいております。リプロダクションに入る前に、音読と和訳を必ず行っていただきます。和訳は、英文の構文、文法的な構造がきちんとできているかを確認するためです。そして、彼女は英文分析には、「deepl」をフル活用することを推奨しています。「deepl」は本当にすごいツールです。なぜならば、AI翻訳なので、人間と同水準の翻訳ができます。Google翻訳ではだめです。英文分析は、deepl一択となります。構文の把握、品詞の種類、文法、すべてがこのツールで可能となります。

続いて「リプロダクション」について説明します。Danaさんの紹介しているメソッドは、まさに私のクラスでやっていることそのものです。文字を見ずに、英語をリプロダクト、すなわち、再現するという能力が求められます。Danaさんが、この動画の中で言っている、リプロダクションの方針はほとんど私の行っている方法と同じです。ポイントは、長い文章も短く区切って言えるようになれば、それら部品をつなぎ合わせれば自分で発話できるようになります。

最後の「継続的なアウトプット」についても、結局のところ「リプロダクショントレーニング」を継続することで、解決するというのが、Danaさんの意見です。私はいつも、クラスの中で、長いセンテンスは、意味で区切って言えるようになり、最後はそのパーツを、つなげて英文を完成させるというメソッドでレッスンを提供しています。

まとめますと、リプロダクションという英語習得法は非常に理にかなっており、いち早く英語をしゃべれるようになるための、かなり有効なメソッドであることが分かります。ぜひ、Danaさんの動画をご覧いただき、リプロダクションレッスンの有効性を確認してみることをおススメいたします。

私の友人から以下のような感想をいただきましたので、ご紹介させていただきます。ぜひご覧になってみてください。

リプロダクション、イメージできなかったのですが、やっとイメージができました。日本人(私もですが)が文字に囚われ過ぎ、というのは確かにその通りです。文字を追わずに音にして、と言われても、スクリプト見ながら読む人が大半だと思います。 アウトプットの練習になる、これもその通りだと思います。ただ、リプロダクションをやった後、どこでもいいのですがカンバセーションパートナーを見つけて、実践的な会話をすることも大事だと思います。 Dana先生がこれで6ヶ国語をマスターされたとのこと。私もこれを自分で試してみます。私のpoorなフランス語もこの方法でどうなるか。 フランス語も英語同様、リンキングがめちゃめちゃあります。聞いたまま発音する、というのはネイティブに近づくために大切なことです。英語もフランス語も話者は多いですが、どの話者もリンキングして発音します。逆にリンキングさせないで一語一語区切って読むととてもぎこちなく聞こえるような気がします。フランス人に特に、一語一語区切って読んでもらうと、かなり読みにくそうでした。なので、やはり音で捉える、というのは大事なのだと思います。 英文解析してから音に入るので、これもいいと思います。文法、スペリングはどうでもいい、というメソッドではないからです。

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