妻からの一言
年は38歳、3人の親(8歳、3歳、1歳)がいると
朝7時からお祭りが始まる。
※世間ではカオスという言葉が使われている。
娘：ソングの学校用意、長男：ゲンゲンの保育園用意、第二の申し子：ソウソウのミルク作り。
妻と合わせて、4本しから手はないので、圧倒的にすぐにできないことが出てくるので
自然と夫婦喧嘩が毎日のように行われている。
そんなある日のこと
7月の夜、その日は生放送の案件があり打ち合わせ後、22時半頃に帰宅した。
ワイシャツを脱ぎ、ご飯でも食べようか。と後ろを向いた瞬間
妻が後ろに立っていた。
狂気を漂わせる目で僕を見ている。
「どうしたの！？」
「大切な話がある。。。」
と言われた瞬間、なぜか心臓の鼓動が自分にも聞こえ
「ザキ」かと思いました。
既婚者の男性ならわかると思います。
妻からの「大切な話がある。。。」
これは死の呪文「ザキ」です。
「ザキ」を言われたら何の魔法を掛けたらいいのだろと思い
咄嗟に考えましたが、思いつきません。
さらに「ザキ」で死んでしまったら
僕に「ザオリク」をかけてくれる人はいません。
家族の長女(8才)、長男(3才)、次男(1才)
全員妻のパーティーです。
一瞬の戸惑いを見逃さず、妻は言いました。
「財布落とした。。。」
「まじか。。。」
その瞬間「ザキ」ではなく「メラ」だと思いました。
「メラ」なら一瞬の蘇れる！
これはまだ生きれると思い、
定番の「いくら入っていたの！？」と聞きました。
応えは。
「１０万円！」
「え！？えええええええええ！」
これは「メラゾーマ」だ！
なんで「メラゾーマ」なんだ！
しかも22時半を過ぎており、「メラゾーマ」を食らった僕は腰から砕け落ちました。
さらに「なんで１０万円も入っているの！？」と聞くと
「あなたから一昨日もらった生活費全部入れていた！」
「まじか！」僕のHPをそのまま入れて「メラゾーマ」をうつなんて
ゲームの世界にはなかったぞ！と心の中で大きく叫びました。
「メラゾーマ」を打たれた僕は
現場検証とダーマ神殿の人に「１０万円の財布ありませんか。」と行きました
「財布と10万円はまだ届いておりません。」と。。
もし江東区で「１０万円拾った」という人いましたら
「ダーマ神殿」までお願い致します。
ちなみに僕は「ザキ」が使えません。