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2023-24年度秋学期の振り返りとと春学期への抱負

ご無沙汰しております。むかいです。

1月20日土曜日をもって、2023-24年度の春学期が終了しました。


昨年の8月20日に一時帰国していた日本を経ち、🇲🇳ウランバートルで2泊した後、8月22日にウラン・ウデに到着しました。

実は一時帰国の最終盤で新幹線の大雨による大幅遅延に巻き込まれた日から体調を崩しており(なかなか止まらない頭痛)、それが10月はじめくらいまで続いていました。


そのような中でしたが、体調面を除いては秋学期は順調にスタートしました。

昨年度と異なり、戦時でのこの国がどのような状況なのかを知っているからという点が大きかったと思います。

秋学期は通常授業では「1年・聴解」「2年・会話」「2年・情報日本語」「3年・会話」「3年・作文」「3年・聴解」「4年・ビジネス日本語」の7科目を、課外授業として「会話クラブ初心者コース」「会話クラブ中上級コース」を担当しました。

どの授業も、当初のカリキュラムを進めることはもちろん、学生と授業内で雑談したり日本のことについて話たりすることを意識していました。流石に日本語教師という仕事も4年目になると、ちょっとした話をするのは苦ではなくなりますね。


また、授業以外で特に心がけていたのが、日本留学や訪問プログラム、日本関連のイベント、日本での就職情報等を収集して学生に共有することです。ロシアから日本への学生の渡航は、大学間の留学プログラムがストップしていることや制裁の影響で以前と比べてとても難しくなっています。そのような中で、学生が参加できたり少しでも渡航できる可能性があるものは積極的に紹介をしてきました。

昨年度は、特に渡航前から前半は自身の事で手が一杯で周囲が見えていませんでした。そのため一部の留学プログラムについて自身が把握できておらず、学生に伝えられなかったことがありました。そのために留学等に参加できずに卒業することになる学生もおり、強い後悔として残っています。


これから始まる新学期も、通常授業や課外授業をしっかりと行うのはもちろんのこと、

・学生ととにかく色々話すこと

・日本関連のイベントや留学・訪問プログラム、日本就職関連の情報を学生に提供し、そのサポートをすること

この2つを更に意識して取り組んでいきたいと思います。

まずは2月15日が応募締切の日本大使館推薦の国費留学に応募する学生のサポートをしっかりしていきたいです。


新学期も頑張ります。


………

追伸

2月4日まで冬休みです。冬休みの間、いくつかnote記事を更新する予定です。

現状では「ロシアのスーパーについて」「シベリア抑留者の方のお墓について」「ロシアの仏教について」…等を自身の知っている範囲で書いていきたいと思います。






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