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データベースとは。良いデータベースとは

excelは汎用性があるので、データベース機能もあらかじめ実装されています。例えば、行を並べ替えたり、条件で抽出したり、検索・置換したりというあたりがそれです。

データベースとは何ですかと聞かれると、データそのものと、それを出し入れする仕組みと回答することになります。excelで打ち込まれたデータはあくまでもデータもしくはデータファイルであり、データベースとして活用するためには、それをinput、outputする仕組みを整えてあげなければなりません。

そして、私が思う良いデータベースとは、必要なデータに最短距離でたどり着けるかどうかということになります。

例えば、お客様からオフィスに問い合わせの電話が入った時、たまたま担当者が不在にしていても、上司なり同僚なり取引状況が頭に入っていない人でも、マウスを数回クリックするとか、キーワードを一つだけ入力するだけで必要なデータにたどり着ける(output)仕組みのことです。

今風の顧客満足度を高めるためには、担当者が不在だからという理由で回答を先延ばしにしてよいものではありません。同業者が最初の電話で回答できるとしたら、「担当者から折り返します」はシェアを失う原因になります。

データ統合は、今あるデータを使えるデータベースに組み替えることです。よりスムーズなinputとoutputのしくみを整えることもまた、データ統合の目的といえます。


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