見出し画像

DXの本質とは

デジタルトランスフォーメーションでしたっけ。DX。

本質というか、感想に近いものなのですが、ブームですよね。DX。
人手不足だし。海外販路の一部を除けば、売上高だって伸びる要素はほとんどない。
なんとかしなきゃと考える企業にとって、このアルファベット2文字は実に魅力的に映るようです。

じゃあ、適当なIT業者に電話して、DXしてくれ。(できるだけ安くね)で済むものでもないです。

DX導入しました。成功しました。というには、条件があって、結局は企業内で常識になっていた、昭和から平成初期ぐらいの手順を見直さなければならない。

当時と今の違いって、要約すると、個別管理ができるかできないかということなんです。例をあげれば、あの頃の業務内容だと電卓そろばんで管理できるのはせいぜい数千件程度。これは部品の数でも、お客のアカウント数でも大体同じことです。管理しきれない部分はどうなるかというと、比較的捉えやすい金額ベースで管理するとか、まとめられるものはまとめてユニットで管理するとか色々な方法があるわけです。

ところが、ITが発達した現代になると、これが数万でも数十万でもきっちり管理できるようになる。どちらのやり方が良いかというと、それぞれ良さはあるんでしょうけど、精度的には今のやり方が上なわけです。

これが面白くない人がいます。新しいやり方が理解できない人であり、昔のやり方で出世してきた人たちです。この人たちがDXしてくれ(安くね)と電話をして、要件?なんじゃそらと業者さんを困らせる人たちなわけです。

結論、DXは、DXについて来れない人たちを排除するためにある。(私見)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?