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【ゲームの感想】ゼルダ無双 厄災の黙示録

Nintendo Switchの「ゼルダ無双 厄災の黙示録」をようやくクリアしたので感想をざっくり書きます。
発売日に買ったのに、クリアがゼルダ35周年の日(2021年2月21日)になってしまいました。
元となったブレスオブザワイルドを含めてネタバレなしを心掛けてはいますが、何も知らずにプレイしたい方は要注意です。
感想に入る前に、僕のゼルダシリーズと無双シリーズのプレイ経験と、他にどんなゲームが好きなのか、を書いていきます。

ゼルダシリーズのプレイ経験

ゼルダシリーズは元々好きだったのですが、一番最初の出会いは小学生の頃に友達の家で見た64の「時のオカリナ」だったと思います。
当時はダークな雰囲気が怖くて、自分も遊びたい!とは思わなかったです。
ホラー映画とか怖くて見れないのは今も変わりません。
そんな自分が初めて自ら手に取って遊んだのはWiiの「トワイライトプリンセス」です。
これも時のオカリナと同じかそれ以上にダークですが、Wiiリモコンでプレイする、カジュアルではない本格的なゲームに惹かれて遊びました。
怖がりながらプレイしたのを覚えています。
その後は3DSの時のオカリナをプレイして、以降は特にゼルダシリーズを意識することはなかったのですが、WiiUの時代に、3DSとWiiUでシリーズの大半が遊べることに気付いたのと「ブレスオブザワイルド」の発表をきっかけに、順番やリメイクかどうかはあまり意識せず、かなりの作品を遊びんでドハマりしました。
Wikipediaを見ながらプレイした作品を列挙してみます。
初代(3DS VC)
リンクの冒険(3DS VC)
神々のトライフォース(WiiU VC)
時のオカリナ(3DS版)
ムジュラの仮面(3DS版)
ふしぎの木の実 大地の章/時空の章(3DS VC)
風のタクト(WiiU HD版)
ふしぎのぼうし(3DS アンバサダープログラム)
トワイライトプリンセス(Wii)
夢幻の砂時計(DSソフトを3DSに挿して。でも途中で挫折)
4つの剣25周年エディション(DS)
スカイウォードソード(WiiソフトをWiiUに入れて。でも途中で挫折)
神々のトライフォース2(3DS)
ゼルダ無双(WiiU)
ブレスオブザワイルド(Switch)
という感じです。
メインのシリーズで言うと、夢を見る島と大地の汽笛、あとはトライフォース三銃士だけ遊んでいないです。
が、夢を見る島は3DS VCを、大地の汽笛もちゃんとDSのソフトを買ったのですが、お腹いっぱいになってしまって遊んでいないです。
夢を見る島はそのうちSwitch版を遊びたいと思っています。

無双シリーズのプレイ経験

対して、無双シリーズのプレイ経験はそんなに多くありません。
自分で買って遊んだのは、3DSの「戦国無双Chronicle」と上記の「ゼルダ無双」だけで、あとは友達の家で三國無双をちょっと触らせてもらった程度です。
ですが、Chronicleはやりこみ要素やキャラクターの多さも相まって、百時間以上はプレイをしました。
その後はなんで無双シリーズに触れなかったのはよくわかりません。
無双の遊び自体はChronicleでお腹いっぱいになってしまったのと、歴史や三国志に特に興味が湧かなかったから、かなと思います。
ゼルダ無双に関しては、無双だからではなくゼルダだから遊んだというのが大きいです。

どんなゲームが好きか

ゲームは物心つく頃にはすでに遊んでいて、ずっと好きです。
思い出深いゲームは
・スーパーマリオ64(唯一父も母も兄も家族みんなで遊んだ)
・F-ZERO X(初めてお小遣いで買った)
・F-ZERO GX/AX (初めてゲーセンに通うという経験をした)
・428~封鎖された渋谷で~(僕の人生観を作ってくれた)
・ゼノブレイドクロス(初めてのオープンワールドゲームでこれも僕の人生観に影響を与えてくれた)
といった感じです。
他にもたくさんありますし、スマホゲームも遊んでなくはないですが、僕の人生に強く刻まれているゲームに絞って、ここではこのくらいにしておきます。

ここから先は、本題の「ゼルダ無双 厄災の黙示録」の感想になります。

好きなところ

ブレスオブザワイルドがベース
今作は全てにおいて、原作であるブレスオブザワイルドがベースになっています。
若干、今作向けに調整されている部分もありますが、キャラクターとモンスターのモデリングやモーション、ジャスト回避を決めてラッシュする戦闘システム、使用武器や入手素材、UIのデザインや効果音まで、ありとあらゆる要素が原作をベースにしています。
マップの地形に関しても、廃墟となった建物が現存していたり、きちんと原作がベースになっているようです。

音楽がいい
音楽も原作をベースにしつつ、無双の戦場感に合うようにアレンジされていますが、このアレンジがすごくいいです。
原作のドラマチックさは失わず、それでいて戦場で戦う緊張感や爽快感に見事にマッチしています。

ボリュームが半端ない
無双シリーズお馴染みのボリュームの多さは健在です。
敵を倒して手に入れた素材や倒した数でキャラクターを成長させたり、武器を好みの性能に強化したり、各種ミッションをクリアしたり、全部遊び尽くそうと思ったら一体何時間かかるんだろう、というぐらいのボリュームです。
この半端ないボリュームは無双好きにはたまらないと思います。

歯応えのある難易度とストーリーとのシンクロ
今回のゼルダ無双、ただの派生作品と思いきやゲームとしての歯応えがかなりいいです。
ストーリーが進むにつれて戦況が厳しくなっていき、それにシンクロしてゲームの難易度もぐんぐん上がっていきます。
かと言ってただやみくもに難しいわけではなく、ジャスト回避からのラッシュや、ロッドを用いた魔法、キャラを育てて必殺技を多く繰り出す等、敵に対抗する手段が複数あり、アクションが上手い人は厳しい戦況を乗り越える気持ち良さを存分に味わうことができると思います。
ストーリーを知りたい欲が強い人は終盤はイージー推奨です。かく言う僕も終盤は難易度イージーにしてしまいました。

気になったところ

神獣戦
原作でも重要な存在だった神獣を操作する場面があるのですが、あまり好きになれなかったです。
大きな機体でガシガシ進むのは爽快だったのですが、状況がよくわからず、クリア条件となる討伐対象もよく判別できなかったです。
一応、一定時間が経過すると討伐対象にマークがつくという救済措置はあります。

一回のプレイがちょっと長い
やり込まなかった場合のエンディングまでのプレイ時間はそこまで長くありませんが、メインストーリーを進める際の一回のプレイが少し長いと感じました。
Switchにはスリープ機能があるので大きな問題点ではないのですが、メインのミッションだと大抵ワンプレイの区切りがつくのにムービーも含めて20分~30分ほど、長い場合は40分~1時間程度かかります。
「ちょっとだけ進めとくか~」みたいな感じにはあんまりなれないので、遊ぶ時は時間を奪われる覚悟が必要です。僕がクリアするのに時間がかかったのもこれが原因です。

バグが気になる
ストーリーのネタバレは避けますが、とあるボス戦で進行不能のバグに遭遇しました。
そのボスはスマッシュ技を与えるとリンクの後方の離れた場所へワープをするのですが、その時に戦闘エリア外にワープして進行不能になってしまいました。
敵は動かないしこちらの攻撃は当たらないのでリセットするしかありませんでした。
うーん、残念。
他にも、進行不能というほどではないですが、カメラが壁に引っ掛かって画面がガクガクしたり、後ろをついてくるおチビキャラがガクガクしたり、ちょくちょくバグが気になりました。

以上です。

やり込みはあまりやっておらず、ひととおりストーリーをクリアしてエンディングを見たのみですので、やり込むとまた違った感想になるかも知れません。
エンディングに関しては賛否両論あるかも知れませんが、エンディングに辿り着くまでの、ゼルダの成長や英傑達のキャラクターの掘り下げ、それからブレスオブザワイルドのリンクをリンクたらしめている精神性と言った描写はすごく良かったと思います。
コラボ無双のある意味到達点になっているように思います。

気になる方はぜひ、プレイしてみてください。


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