ここからなんだろ?

誤魔化せないところまで来てしまった

ここまで来るのに3年かかった

これが早いのか遅いのかは知らない


もう自分に嘘をつけない

今までも嘘をついてきたわけじゃ無いけれど

やんわりとオブラートに包んでいたように思う

それが外れて、今直視させられている

真っ向から受け取る立場にいる

画家としては望ましい結果だけど

流石に堪える

ついに来たか!とすぐに気づいた

しかも来る前からである

これを読んでいても何もわからない事だと思う

僕がやってきた事に対しての答えであり

それを受け取れるのは僕しかいない

受け取らなければ次もない

人に伝わらない事がこんなに苦しいとはね

人に伝えるだけの力も僕には無いのだけど

それは今嘆いていても進めない

そして思う

多分これじゃ終わらない

今年いっぱいは思考の淵に立たされる

そして繰り返す

生きとし生けるものへと。

ご存知だろうか?

僕の2年前の初個展「思考の淵」展

去年2回目の個展「生きとし生けるものへ」展

そして今回の「醒め方を知らない夢」展である

まさに僕の人生のを表している

僕は結局思考の淵から動けないでいる

こんなに苦しい作業だと最初は思っていなかった、絵を描き進める事で自分の心を掻き回しながら、再構築していくこの作業が

完璧な満足のいくものを今描けるとは到底思えないのだし

こうでもして、自分を芸術の海に突き落とさない限りはどうにもならないというのがすごくわかる

結局僕はまだまだ甘い

海に落ちたと騒ぎ立てていてもそこはまだ浅瀬なのだ、どう寝ようが溺れることもできないほどに

しかし今回多少、手応えはあった

これは実は大きな成果なのだ

僕は進んでいるんだという事は確認できたから


無理にポジティブに捉えようとすることもない

ありのまま受け取ろう、そして傷つこう

そして傷を癒して英気を養う

内心ムカついているんです

怒りの矛先は無い、周りに振りまいても増して返ってくる

怒りなんて俺の中で消してやる

情熱に置き換えたほうがいい

情熱が行き場を失って怒りとなる

ならキャンバスに打ち付けてもいい

いくら寿命があったって足りない

だから与えられた今をひたすら画家として昇華したい

それができなきゃ画家じゃ無い

周りからしたら大した事じゃ無い

けど僕にはかなり深く関わることになる大切なことだ

このギャップを少しでも埋めて行く事が僕にとって大切なことでもある

しかしそこには恐怖がつきまとう

誰にも理解されないのでは無いか?

そういう恐怖である

今は怖くてたまらない

自分を信じ切れているわけでも無いんだろう

描きたいのに描けないで身体が震える

画家としてはこの震えを描きたいところだが

やはり怖い

自分が惨めに思えて仕方がない。

#画家 #人生 #飯田大輝 #芸術家 #芸術


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