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百科詩典

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つぶやきとか名言とかテレビコメントとか夫婦の会話とか、短い言葉が飛び交う日々をどうにか寛ぎたいので、情理を尽くした文章やなにげないセリフや恥ずかしい歌詞や内田樹先生の至言などなど… もっと読む
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#平川克美

【百科詩典】※人名50音順です…内田樹 小田嶋隆 斎藤幸平 槇原敬之 村上春樹 吉本ば…

つぶやきとか名言とかテレビコメントとか夫婦の会話とか、短い言葉が飛び交う日々をどうにか寛…

【百科詩典】「は」行

はずかしい【恥ずかしい】 あとあと恥ずかしいことばかりが人生を盛り上げていくのだ、と。 …

【百科詩典】へいせいのしょうひしゃ【平成の消費者】

革命を経ない日本では、長い間、「イエ」が社会の最小単位であり「イエ」を存続させるための封…

【百科詩典】にほんのこじんしゅぎ【日本の個人主義】

市民革命を経て、勝ち取られた個人主義の思想は、人権を普遍的な価値であるとみなしている。そ…

【百科詩典】ぬのマスク【布マスク】

布マスクが悪いというのではない。 こんなことをして無駄な金と人的リソースを使い、優先順位…

【百科詩典】しょうしかとしょうひしゃ【少子化と消費者】

「消費者」が、これまで述べてきたように自由を求める「個人」であるとするならば、彼ら、彼女…

【百科詩典】ろじうらでかんがえる【路地裏で考える】

山里の人気ない町に建つ古民家を見ていると、それが今ここにある世界と、すでにここに存在しない過去、そして未だここに存在し得ない未来を繋ぎ止める門のようである。 過去と未来を架橋するのは、経済原理の外側に自らの足場を築いているものたちである。 現在隆盛の価値観からすれば、敗れ去りしものたちである。 しかし、彼らがもし存在しなければ、現在と過去、現在と未来を結びつけ、和解させる靭帯をも失われてしまうだろう。 わたしは、敗れ去りしものたちの唄声を聴きたいと思う。 しかし、その声はあま

【百科詩典】おい【老い】

「老い」は、若さを争う競争に破れた結果などではなく、人間の寿命というものを完成させるため…

【百科詩典】へいせいのしょうひしゃ【平成の消費者】

平成の時代に、一億総中流であると自覚した日本人の多くは、「消費者」こそが主権者であると時…

【百科詩典】しじょう【市場】

市の発生が、共同体というセーフティーネットから落ちこぼれた人々や、共同体の法を犯したり、…

【百科詩典】しょうひしゃ【消費者】

(①週休二日制の実施、②実際の働き方の変化、③コンビニの広がり) この三つの変化は、新た…

【百科詩典】ふろ【風呂】

箒で掃いたような雲と青空の下で、素っ裸になって湯あみするのはまことに心地がよい。 生きて…