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手品家に学ぶ!マジックバーの開業

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マジックバーを経営したい人のためのアドバイス書。バーの経営者は、必ずしもマジシャンである必要はありません。マジックのやり方よりもずっと重要な、経営のやり方を、15店舗をチェーン展… もっと読む
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はじめに

 このテキストは、原作:前田真孝、文章:廣木涼によって作成されているが、まずはこの両名の紹介から入ろうと思う。  原作の前田真孝は、2018年時点で15店舗のチェーン展開に成功しているマジックバー、手品家の社長である。とりっと、という名で知られるマジシャンでもあったが、現在はパフォーマーとしてよりも、経営者としての活動のほうが多い。  前田がマジックバーの経営を始めたのは、2006年の手品家高松店がスタートであった。高松店では経営的な様々な失敗をし、そこから得られた教訓が、今

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マジックバー経営で失敗しないために

失敗する4つの要素 マジックバーを経営する上で重要なことは、マジックバーを開店する前に知っておきたいものである。何の知識もなく始めてしまえば、何の知識もなかった先人たちと同じ失敗を繰り返してしまうことになるだろうからだ。  その先人のひとりであり、マジックバー経営の第一人者でもあるとりっと氏は、おそらく世界で一番マジックバーを出店し(2018年時点で15店舗展開)、そして世界で一番失敗しているだろうことに自信を持っている。  そんな数々の失敗から得た教訓は多く、また失敗と成功

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手品家のビジネスモデル

 手品家は、2006年に高松店をオープンしてから、2018年までに15店舗を数えるまでになった。平均的に見ても、1年に1店舗以上をオープンさせているし、2018年に限っては、6店舗を開店させている。2019年には、さらに10店舗を開店させようと、画策が為されている最中である。なぜ、これほどハイペースでの出店が可能なのだろうか。 ホリエモンから得た発想 これだけ早いペースで出店できるためのアイデアをとりっと氏が得ることができたのは、ホリエモンこと堀江貴文氏と出会ったからだった

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手品家静岡店オープン秘話

 手品家静岡店のオーナーは、オイル氏というマジシャンである。  もともとホテルマンをしていたオイル氏は、ホテルに勤めながらセミプロの兼業マジシャンとして活動していたが、その後プロとして独立して法人設立し、今は手品家静岡店の経営をしている。  2018年の1月にホテルマンを辞めたオイル氏が、とりっと氏とはじめて会ったのは、その翌日のことだった。オイル氏のほうから、とりっと氏に面会を求め、経営の相談をしたり、勉強したり、という流れがあったという。そして、その目的から、法人化するの

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経営者が考えるべきこと

 マジックバーを経営するにあたって、どのようなことを考えるべきだろうか。ここでは、どのような形式のマジックバーにするか、どのようなコンセプトのマジックバーにするか、ということを考えてみる。

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