AIはコンテキストを理解できない
AIは、ホワイトカラーの仕事を奪っていくかもしれない。そんな世論、空気感が広がっている。特に、2023年頃 chatGPTが日本で流行して以来、そんな風潮が強まっている。
仕事=ビジネス
ビジネスは大きく分けると、「作る」か「売る」
その末端には、いつも人がいる。
人は、ひとりでは生きていけない。一人では価値の高い仕事ができない。
チームで動く、そこにはいつもコンテキストがある。空気感がある。
無機質なテキストだけの会話では、クリエイティブなものは生み出せない。
多様性のある人たちが集まって、そこに特色のあるコンテキストが出来上がる。それはどこにもない、均質化していないコンテンツとなる。
AIには感覚がまだない。機械語でしか理解できなかったことが、人間の扱う言葉でも理解できるようになった(chatGPT)。それでもまだ、言葉で文脈を伝えないといけない。
AIはコンテキストを理解できない。(彼らが5感を手に入れない限りは)
つまり、彼らはコンテキストを操ることができないという事。
ホワイトカラーの数倍、何十倍の生産性をもつ彼らより、人間がビジネスにおいて勝ることができること、それは、コンテキストを操ること。
エンジニアはコーディングで勝負すると負ける
営業はビジネスメールや提案書作成で勝負すると負ける
コンテキストを操る。
空気感を扱う。
良いコンテキストを創る。
今日も最高の1日に。
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