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「ご報告」

3/20を持ちまして、
私、須河 宏紀(すがわ ひろき)は株式会社サンベルクス及び同社陸上競技部を退社・退部させて頂きました。
同社のHPでもコメントさせて頂きましたが、移籍してきた私にこの2年間競技に取り組む環境を与えて頂き、本当に感謝しております。
今回の決断に関しても、励ましの言葉を頂き、快く送り出して頂いたこと、より覚悟を持って今後の活動に取り組みたいと感じております。


改めまして、ご報告させて頂きます。
4/1より、
私、須河 宏紀はオランダのスポーツマネジメント会社「Volare Sports」(ヴォラレ スポーツ)所属のプロランナーとして活動していきます。
また今回の契約締結に関して、多大なご尽力を頂きました「Chima sports promotion Japan」代表の柳田 主税(やなだ ちから)様に感謝申し上げます。


延岡西日本マラソンで、結果が出なければ競技から退くことも考え、レースに臨みました。
プロとして活動していくことに関しては厳しい声もあると承知しておりますが、私自身がトップレベルの選手ではないからこそ挑戦していくことが大切だと思い、今回の決断を致しました。
学生の時からエリートで注目されている選手と比較しても、私自身注目されていないことは感じていますし、大勢の実業団選手の中で抜きん出ることができない現状を私なりに受け止めています。

将来的に指導者になりたいと考えている私にとって、今の自分に指導してもらいたい選手が果たしているのか、より経験を積んで、様々な視点から物事を考えていける人物になるべきではないのかという思いを持つようになりました。
それを解決する手段として今回はこのような取り組みをすることを決断致しました。

今後の活動としましてはケニアとオランダをトレーニング拠点として、国内外のレースに参戦していく予定です。海外に拠点を置いたからといって、必ずしも強い選手になれるとは限りませんが、経験値を上げるため、また妥協のできない環境に身を置くことによって、私自身の競技力や人間力を向上することができるのではないかと考えています。

また私自身今年で28歳となるため、残りの競技生活も限られてきていると感じていることも今回の決断の理由のひとつです。

このままあと2,3年は所属先のチームで活動することもできたのかもしれませんが、競技者であるうちに、大学入学後上京してから疎遠になっている地元富山県に少しでも貢献できる活動をしていきたいという想いもありました。
今後はフリーで活動することができるため、積極的に地元の市民マラソンや学校での訪問授業などに参加していきたい所存です。
現役の選手だからこそ伝えられること、できることを地元の子どもたちに少しでも還元していきたいです。私だからできることを見つけていけるように取り組んでいきたいと思います。

私の取り組みが少しでも多くの方を笑顔にできるように残りの競技人生、またその先の人生を歩んでいけるように、覚悟を持って精進していきたいと思います。今後とも温かいご声援を頂けたら幸いです。
また具体的な取り組みや活動状況は報告させて頂きますので、ご一読頂けたら嬉しいです。

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