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世界第3位の豪雪都市・富山とモチノキ

富山は世界第3位の豪雪都市である。
昨日から今朝にかけてこの冬初めての本格的な雪、我が家周辺も50cm近く降り積った。

2階の窓から富山ガラス造形研究所を臨む

うちの工房は富山市の施設「富山ガラス個人工房」敷地内の一角にあり、広い駐車場は市で除雪をしてくれるのが大変ありがたい。ただし除雪は道路が優先となるので雪の状況によっては数日車が入れないこともある。
工房から自宅は徒歩3分。明朝には体験教室の予約が入っているので、念のために散歩がてら様子を見に行った。

途中には数軒の民家があり、季節ごとの庭木が目を楽しませてくれる。この時季にことさら目を引くのが屋根に届くほどの大木、常緑の葉と赤い実に雪の白が加わり美しく、雪の重みにもびくともしない幹や枝は力強い。(我が家の南天や椿は雪の重みでぐにゃりと折れ曲がっているのだ。)

モチノキ(黐木)モチノキ科 モチノキ属 Ilex integra var. integra 原産国日本

生まれ育った関東ではあまり目にすることが無かったのだが、富山ではあちらこちらで見られるこの木は「モチノキ」という名前で、「金持ちになる」に繋がることから富山では庭木として人気だと聞いた。 大木になるので関東の狭い住宅地には向かないだろうが、さすが敷地面積の広い富山県だと感心する。

木の名前を聞き、すぐに幼い頃に読んだ「モチモチの木」を思い出した。この木の事だったのか? 確認すると、これは主人公・豆太少年が名付けた栃の木とのこと、残念。

モチノキという名前の由来は樹皮から「鳥もち」が作られるから。

この記事を書くために「富山 モチノキ」で検索すると、下のサイトが見つかった。

https://www.takamikk.jp/kb/hokuriku-koshin/toyama/10106/

なんと我が家から5分のご近所だ。
この木にも今は赤い実がついていることだろう。近々探しに行ってみよう。

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最後まで読んで頂きありがとう御座います。

ガラス工芸作家 林 裕子

〒930-0151
富山県富山市古沢237-3 富山ガラス個人工房4号棟A
蜻蛉玉丙午/KOGURE Glass Works

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