Hiroko Okomusu Tabuchi

パリでお好み焼き屋さんをやっています。

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最近の記事

Sake Lover開店に際し用意したもの

皆さまご無沙汰しています。 やっと、2号店が開きそうです。(え、まだ開いてなかったの?って声が聞こえてきそう…。)はい、2年間、空家賃を払ってきました。工事が終わったあとも、いろいろ問題があり、しばらく開店できずにおりました。そう、ここはフランス。 開店したら、頑張って稼ぎたいと思います。幸いなことに、良いスタッフさんたちが集まってくれたので、あとはGOするだけになりました。 以下は、わたしのメモです。お店の開店に際し、何が必要だったかを書いてます。わたしがまた、お店を開

    • 出産子育てに集中してたら新規事業がおぼつかなくなったバリキャリその後。

      ご無沙汰しております。パリから、田淵寛子です。お好み焼き屋の店主と、当初の予定では今頃日本酒バー女将もやってるはずでした…。 しかし人生とは奇遇なもので、日本酒をメジャーに!なんて掲げた先から、妊娠しまして、妊婦が日本酒のお店を勧めるのもなぁ…なんて思っていたら、出産したにも関わらず、お店がまだ開いていない醜態を晒しています。 そこで!! 一旦、仕切り直しまして、真面目に迅速に、このプロジェクトを遂行していく所存ですので、皆さまご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します!!

      • 【突然ですが、産みました】選択的シングルマザーという選択。

        2012年2月3日、その冬の初雪の日、お好み焼き屋を出すためにパリに降りたちました。そして6年後の今日、まさかの娘爆誕、予定日通り。 2018年2月3日午前7時30分生まれ。名前は田淵 小晴 Solene(こはるソレーヌ)です。わたしは今回結婚せずに子どもを産みまして、いわゆる選択的シングルマザーです。赤子と2人で暮しています。 とは言え、赤子の父である彼との関係は悪くなく、認知済みで、週に1、2度やってくるし、フランスに滞在するためのVISAも仕事もあったので、結婚とい

        • 長い1日でした。仮契約を済ませました。

          2017年5月24日、無事に仮契約を結んできました! 4月、物件を決めたものの、手付金を支払い済みの弁護士と連絡が取れず、不動産屋にせっつかれること3週間。連絡が取れたと思ったら、翌々週にはサインにこぎつけることができました。 今日の仮契約というのは『あなたに売りますよ!他の人には売りませんよ!』というような類いのもの。そのために営業権の一部を手付金として支払いました。 日本の方向けに説明すると、フランスには営業権というものがあり、それを購入しないとお店を開けることが

        Sake Lover開店に際し用意したもの

          今までとこれから、パリのお好み焼き屋さん3周年を迎えて。

          3月8日、無事に3周年を迎えることが出来ました!!ひとえに、スタッフ、そしてお客さまのおかげです。長いようで短い3年でした。 日本と同様、3年保つことが大事と言われるパリです。(その後は、2年内に2店舗目…などというジンクスもあるそうですが…。)最近は不景気もあり、お店にお客さんが入ること自体、とてもありがたいことだと実感しています。 (だがしかし昨日は暇だった、水商売だもの。ひろこ) お客さまや友人には『まだ3年だったの?』と言われることも少なくありませんが、これを機

          今までとこれから、パリのお好み焼き屋さん3周年を迎えて。

          あけましておめでとうございます。

          2017年あけましたねー!!既に11日ですがやっと更新です。 わたしは友人たちと東京で年越しをしておりました。ただ、旧暦を頭の片隅に置いている者としては、今でも新年というイメージよりは、やるべきことを早急に片付けようとしているところです。 さて、個人的なことですが、2017年は年女です。酉年として、空高く羽ばたけるよう精進するばかり。新プロジェクトも始まっていますし、昨年11月に受講したセミナーにて酒ナビゲーターの資格も取得できました。日本酒の道を邁進していく次第です。

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          偉い人を知ってることがすごいのではなく、過去から続く関係性が大切という話。

          大学時代の先輩や、その後の飲み仲間が、当時より時間を経て、結果偉くなった上、まだ友人関係が幸運にも続いているだけ。それにも関わらず、『偉い人と知り合いですごいね!!』と言ってくる人がいるのだが、それは違う。 偶然知っていた友人知人が、偶然偉くなったのであって、わたしが原因なことは一切ない。みんなそれぞれ懸命に仕事をし、ポジションが上がったり、それが認められて転職なりヘッドハントされただけである。 もし仮に、その友人知人先輩後輩たちと関係が続いていることが自分に起因するとす

          偉い人を知ってることがすごいのではなく、過去から続く関係性が大切という話。

          3)名前決まる、応援増える、着々進む。

          こんにちは、寛子です。相変わらずお好み焼き焼いてます。 そんな中、新プロジェクトの諸々が決まって来たので、こちらでお知らせしたいと思います。

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          3)名前決まる、応援増える、着々進む。

          【日常】ひろこ、酒サロンへ行く。

          先月末、パリでは第二回の酒サロンがありました。パリで既に流通している酒蔵さんに加えて、これから新しく出展しようとする酒蔵さんなど、日本でも珍しいような組み合わせの酒蔵さんが沢山きていたようです。 日本酒の国内出荷量は、ピーク時170万リットルあったものが、現在では60万リットルにまで落ち込んでいるそうです。農水省の輸出戦略においては、2020年に日本酒を含む、コメ・コメ加工品ついて600億円を目指しているそうです。(2015年(平成27年)のコメ・コメ加工品の輸出額は201

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          2)人の噂も七十五日、、、経ったから再開。

          人の噂とは怖いもので、先日(とは言え今年始め)ちょっと物件探しで動いてたことが、既に噂になって巡っているようです。特にパリの日本人社会は狭く、わたしが日本人社会にどっぷり浸かっている訳でもないのに、噂は巡ります。怖い、怖いよ…。 先日は、うちのスタッフが『ひろこは、既婚、子持ち、40代』という噂を聞いてきたようで驚きも憤りも通り越して、呆れてしまいました。 パリでの話で言うと中国人社会は家族経営が多く、どこもライバルなりに協力しあって、みんなで伸びて行こうという雰囲気があ

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          2)人の噂も七十五日、、、経ったから再開。

          1)パリでの起業、第2章始まる。

          パリでお好み焼き屋を作って、早2年と8ヶ月。わたし自身がパリに来てからは、4年9ヶ月経ちました。御陰さまで、お店はそこそこ知名度が上がったようで、お客さんも絶え間なく来てくれるようになりました。 そもそも、24歳から起業をし、ゼロからイチを作るのが好きな私。この生活には満足しているものの、そろそろ、新しいことがしたい、と思うようになってきてしまいました。お好み焼き屋をやってみて、そして日本が好きだからこそいろいろ考えた結果、パリでの第2章を開始することにしました。 何をす

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          1)パリでの起業、第2章始まる。

          パリの飲食の大先輩とご一緒させていただいた。『一人勝ちはできる、でも、一人勝ちしてはいけない、100年後を見据えた日本食を考えなければいけない』感動した。今度から、パリで塾をやっていただく予定。

          パリの飲食の大先輩とご一緒させていただいた。『一人勝ちはできる、でも、一人勝ちしてはいけない、100年後を見据えた日本食を考えなければいけない』感動した。今度から、パリで塾をやっていただく予定。

          海外でお好み焼き屋をやってみて思った2020年オリンピックに向けて飲食店に必要なこと5つ。

          パリでお好み焼き屋を開店して2年半が経ちました。開店当時に日本テレビ『笑ってコラえて!』で取り上げていただいたおかげで、沢山の知人友人もできましたし、炎上じゃないけど知らない人に「声が嫌い」レベルでdisられ心理的にも強くなりました。その後2年半、試行錯誤してきて、2020年の東京オリンピックで飲食店が求められることが少しわかった気がするので、先輩方を差し置いてちょっとお話しさせていただきたく思います。 1、宗教は一応気にした方がよい。 うちのお客さんの7割はフランスに住む

          海外でお好み焼き屋をやってみて思った2020年オリンピックに向けて飲食店に必要なこと5つ。

          パリの、お好み焼き屋の裏話とかしたらいいんだろうか。

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