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ジョジョの奇妙な冒険について Part1 〜STEEL BALL RUN文庫版を愛でまくる記事

 今日、6月7日は「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの荒木飛呂彦先生のお誕生日とのこと。おめでとうございます!ジョジョは人生で最も出会って良かったと思う作品のひとつ。どの部を読んでも生きる力が湧いてくる。

 ジョジョにまつわる最初の記憶は小学生のころで、ちょうど週刊少年ジャンプに4部が連載中でした。うちは基本的に漫画禁止で、どうしても買いたい好きな作品があると親と戦う覚悟を決めてから単行本を買うスタイルだったため、コミック誌はふだん人様の家で読んでおり(お世話になりました!)なかでも週刊少年ジャンプはよく遊びに行ってたイトコの家での遭遇率が高く、そのせいか私の懐マンガもほとんどジャンプ連載作品です。
 ジョジョ4部のやや不気味な世界観に興味をそそられてはいたのですが、あらすじも、作中でキーとなる「スタンド」の概念もまだ解らぬうちに、ある日ジョジョのページを開くといきなりほぼ全裸の男性の画が登場(吉良吉影)。「ギャー!」となって飛ばしたその日から15年が経過したころ(長かった)、当時昼間に勤務していた某W大学で同じ職場の粋な職員Iさんが「アラカキさん、ジョジョ読んでないなんて人生損してますよ!」と、文庫版完結セットで1〜3部を貸してくれました。

 読んでみるとこれ、、、、、

 感動!!!めちゃめちゃ素晴らしいーー!!!

 Iさんありがとう!!!!

 そんなわけで私もその日からジョジョファンのはしくれとなりました。

SBRの文庫完結セットがすばらしい

 はしくれは先日、満を持してようやく7部「STEEL BALL RUN」(以下SBR)の文庫版完結セットを買いました。

 文庫完結セット(BOX)の何がいいって、まず文庫コミックの装丁自体がコンパクトで綺麗だし、BOXも美しいし収納楽だし、あと、続きが読みたいとき次の巻が出るのを待つとゆーいちばんツラいこともやらなくていいので、特にSBRに関してはもう完結後これで買おう、と思ってました。最終巻が出て1年4ヶ月以上経過してはいますが。

 届いたのがこちら。

 箱の内側が相変わらず美しい。。。

 文庫本自体の装丁がいつにも増して美しい。。。

 質感が、発色が美しい。。。

 地の紙は上品なザラザラ感があるんだけど、文字や絵の部分はツヤツヤ光沢があります。

 印刷詳しくないのでよくわからないのですが、調べてみたら擬似エンボス加工(?)みたいなことなのかな?カバー裏も表もめっちゃカッコいい。表紙フォーマットデザインはアリヤマデザインストアさん、マークデザインは居山浩二さんだそう。
 そもそも荒木先生の画、構図から色彩から見事すぎて、どうすればいいの。。。たまらん!!1冊ずつ額に入れて飾りたい。

 11巻と12巻などは、対になっているかのような緑と黄の美しさ。

 14巻の画が一番好きかな。でも

 すべての画が魅力的すぎる!!!

 『唇はキャラクターの生命力を象徴する』というようなことを以前荒木先生が何かでおっしゃっていたと思うのですが、荒木先生の画から漂うセクシーさはやっぱ唇によるところも大きいのかしら、とか、この色の組み合わせ最高に気持ちいいな、とかなんとか思いながら眺めてると時間が飛ぶように過ぎます。美術館に来てしまったかのよう。

 ちなみに私は連載時にモノクロだったものはモノクロのままで読みたい派なのですが、カラーの電子書籍も出ているのでジョジョをはじめて読む方などはこれはかなり読みやすいのではないかと思います。

 そして・・・

 全巻読了。睡眠も忘れ漫画を読み耽っている時間の何モノにもかえがたい尊さよ。ヘブンズドアーに何か書き込まれたんじゃないか(「ページを繰る手を止められない」)ってぐらい夢中になってしまいました。以前途中まで読んだときとも印象が違ってた。あれは別の並行世界のSBRだったのかも。一気読みの多幸感ッ!全巻手元にある幸せッ!それができるほどの面白い作品である幸せッ…!圧倒的感謝っ…!(作品違った)

 この先展開するのは読みながら私の脳内を巡っている単なるひとりごとですが、長くなるのでPart2へ続く。そして、読んでない方をおいてけぼりにする可能性大でかつネタバレ続出ですのでご了承ください。

 当記事の画像は16:9の比率でお送りしました。

To Be Continued... ➡︎ ジョジョの奇妙な冒険について Part2 〜スタンド能力とブラックホール


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