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94歳フォトグラファーの挑戦にエール!

「とても素敵な写真展に行ってきたんです!」

知人に紹介されたのが、特別企画展「西本 喜美子『もっと遊ぼかね!』」。
パンフレットを見せてもらい興味を持ったものの、会期は残り数日で終了…。

残念に思っていたところ、西本 喜美子さん著「94歳、自撮りおばあちゃん やりたい放題のひとり暮らし」が出版されていました。

西本 喜美子さんの好奇心と楽観さは、ミドル世代のキャリアを考えるヒントがありそうだと思いシェアです。

■趣味は世代を超えた仲間をつくる

当時、74歳。パソコンなんて触ったこともありません。でも、新しいことに挑戦すると、世代を超えた趣味の仲間ができることは、2年前に写真を始めたときにわかっています。もっと友達が増えるといいなと思い、パソコンもやってみることにしました。

当時74歳でパソコンを始めたというものの、ちょうど20年前なのでおそらく2003年。
私自身が、自分専用のパソコンを購入したのが2006年ぐらいだったので、この頃に西本さんがパソコンを始めたのは、実はとても早い気がします。
想像するに、同世代で、かつ、女性でパソコンをされていた方はかなり少なかったのではないでしょうか。

そして、写真を加工するソフト、「フォトショップ」と「Illustrator」にも挑戦しました。
パソコンは、最初のうちは、どこをどう触ればいいのやら、さっぱりわかりませんでしたが、ここでも遊美塾の仲間が助けてくれました。

仲間のサポートがあったとはいえ、本当に試行錯誤だったと思います。

「このキーを触ったら、どうなるんだろう?」
と不安で進まないことが多かったと思いますが、新しい挑戦心が素晴らしいです。

■挑戦してダメならやめればいい

遊美塾の先生(息子)が、いつも生徒さんにいっているのは、
「思ったらやろうよ」。
私にも先生はそういいます。
「年齢なんて関係ない。どんどんやれ」って。
だから、私もどんどん挑戦することにしています。ダメならやめればいいだけですからね。

ダメならやめればいい!

この割り切りはとても大事だと思います。
新しいことにはパワーを使うので、ついつい後回しにしがちです。

先生いわく、誰でも、「やってみようかな」と思っても、やらないものだそうです。
その理由のひとつが、「面倒くさいから」。人間はもともと面倒くさがりだから、始める前から「うまくいかないかもしれない」と思うことなんだそうです。失敗するのが怖いんですね。でも、何もやらなかったら、何も訪れませんよね。
とにかくやってみる。すると素敵な人や出来事にいっぱい出会えます。

うまくいくかどうかはやってみないとわからない。
やってみたからこそ見える景色があるのです。

新しいことには、必ず新しい出会いがあります。
この出会いだけでも、嬉しいと思うのです。

■人生で大切なことは「趣味・仲間・発表する場」

人生に大切なことは3つあります。
「趣味」「仲間」「発表する場」です。遊美塾の先生の受け売りだけど、何度もいわれるうちに覚えちゃった。
私も、この3つが大切だと思います。

発表する場があると、その日までに何とか仕上げ用という気持ちが湧いてきます。
私たちもビジネスコンテストに応募することで、資料を磨き上げることに加えて、仲間の一体感を感じます。

そして、発表や発信をすることで、多くの意見をいただけます。
私もこのnoteを続けることでお声掛けいただくことが増えました。

70歳なんてこれからです。
これから好きなことを始めればいいんです。生きているかぎり、何かを始めるのに遅すぎることはないんですよ。

私も西本さんをお手本に90歳まで働き続けたいものです。


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