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実例から学ぶ!外注と社内作業の振り分けで気をつけるべきこと

ネットショップ運営をしていると、必ずぶつかる壁がある。そのひとつが、どの作業を外注してどれを社内で行うのかだ。

約5年間、1人でネットショップを運営してきた。(今は頼りになるスタッフが数名いる)売上が増えてくると、必ず一人では運営していけない時期がくる。その時に迷うのが、スタッフを入れるのか外注先を増やすのか。

何を売っていてどういう形態でやっているのかでも変わるが、個人的な意見としては一気に社内スタッフを増やしすぎない方が良いのではと思う。ここでそれぞれのメリット・デメリットを考えてみたい。

<社内にスタッフを入れるメリット> 同じ社内にいるので細かいことを言える、スタッフが増えたということで責任感も増し、自分モチベーションも上がる、相談相手にもなる

<社内にスタッフを入れるデメリット> ほぼ固定で人件費がかかる(バイトか社員かでも変わるが)、責任が増したたり、自分が育てなきゃというプレッシャー、何かあった時にすぐに切れない

<外注に頼むメリット> 時給や案件ごとの報酬でも仕事ができる、それぞれの得意分野に仕事を依頼することができる、問題が出てしまった場合はすぐに契約を切れる、社員という形ではなくほぼ専任の外注というカタチもある。このかたちだと、内部スタッフと極めて近く、お互いが自立して効率よく仕事を進められることもある。

<外注に頼むデメリット>外注なので他の案件もたくさん仕事抱えている場合があり、スケジュールコントロールがしにくいときがある、社内の細かい状況を理解してくれるワケではない

私の場合、社内にスタッフが入って一番最初に感じたことは相談相手ができて心強いということだった。今まで事務所で一人仕事をしてきた。常に一人で相談相手がいないのは、意外と寂しく心細いものだ。どちらのデザインが良いか迷った時に「どっちがいいと思う?」と聞ける相手ができ、携帯で話している時に会社の電話が鳴ってもすぐに対応してくれる人がいるということに猛烈に感動した覚えがある。

結論 全て社内、全て外注ではなくて、外注と社内スタッフはバランスよく両方必要。私個人の意見は、ネットショップは5名以下の小規模の場合、まずは主要メンバー数名が社内の人間で、あとは外注という構図が理想だと思う。

ネットショップ運営でいうと、画像加工やページ作成、発送業務など知識があればある程度誰でもできる仕事は外注。MD組や商品買い付け、販売戦略などそのショップのカラーをしっかりと理解していないとできない仕事は社内スタッフというのが鉄則。

最初の一人を雇うときというのは、実はかなり勇気がいることだと思う。特にネット店長一人で運営しているショップも多い。しっかりお給料を払えるか?上手くいっていけるか?など様々な不安があるけど、頼りにある人材が自分の周りに増えていくのはとても嬉しく、モチベーションも上がる。

経営者になったというからには、雇用を生んで社会貢献していきたいという気持ちが大いにある。次のステップに行く時には、また違う段階の悩みが見えてくるはず。





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