答えは、ネットショップには必要だと思う。

SNSが発達し、メルマガは一昔前の手法になった印象だ。

だけど、ネットショップなら絶対やるべきだと思う。SNSやLINEが主流になりメールを使わない人が増えている現在でも、わざわざメールアドレスを入力して登録をするということは、そのショップの情報を欲しがっている。欲しがっている人に対して、情報発信しないのはもったいない。

「うちのメルマガ、全然コンバージョンしないんですよ〜」という方がいるが、よく話を聞くとその人自体が他店のメルマガを読んでいないし、メルマガで購入したことがないという。それなら売れるメルマガか書けるワケがない。メルマガで売りたいなら、売れているメルマガを研究するのは必須だ。今でも何個もメルマガをとっている。

つい読んでしまうメルマガは距離感が絶妙なものが多いように思う。ただお知らせだけではなく、スタッフや店長さんたちのキャラも出ている。宣伝とそうじゃない内容の割合はどれくらいか、言葉の語尾はどうしているのか、週に何回配信で何時に届くのか。

人柄が伝わってくるとファンも増えてくるし、メルマガに返信もくるようになる。メルマガはメディアでいうと、テレビではなくラジオに近いコンテンツだと思う。マスに向けて広くリーチするのではなく、友人と語り合うような感覚。この人、なんで私のことをこんなにわかってくれるんだろう？という感覚だ。

私もネットショップを始めた頃はもちろんメルマガ会員が０人だったし、１−２人に向けて配信していくところからスタートした。最初はしんどいかもしれないけど、ネットショップならまだまだやってみる価値はあると思う。初めてメルマガからコンバージョンした時は感動ものだ。ちゃんと読んでくれる人がいたんだっ！と泣きそうになたのを覚えている。

よくウェブコンサルの方でSNS、ブログ、メルマガのどれからやったらいいかという質問に対して、とりあえず全部やってくださいと答えている人がいるけど、あの答えは好きじゃない。

全部できたら一番いいのは素人でもわかるし、キャパや時間が限られている中で何からやったらいいか、自分の業種ならどれがハマりやすいのかを聞きたいのであって、全部やってくださいという答えを聞きたくて質問しているワケではない。もし全部できるのであっても参考にできる優先順位はあるのか、どういう部分を検討材料にして次につなげていけばいいのかを放置するコンサルが多すぎるように思う。それ、コンサルじゃないよ。

あとはその人の得意不得意も多少はあるが、メルマガの会員数が増えた、開封率が増えた、クリック率が増えてコンバージョンした、返信がきたというように少しづつでも結果が出てくると、それがモチベションとなって自然と楽しくなってくる。

※このnoteはネットshop運営の中で日々感じたことを日記のように書いているものです。ビジネス論ではなく、コンサルタントや専門家が書いているものでもありません。