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【続】三茶・新華楼

さて、念願の新華楼@三軒茶屋。あぁサイコーだな〜と思って過ごしていたらうっかり10日もたってしまいました。月日が流れるのが早すぎて本当にビックリしますね。こんなでいいのでしょうかね私、まったくもう。あ、この続編から入ってくださった方は是非↓こちらの前編から読んでみてね、どうぞよろしくっ

ということで、新華楼があまりにもピッカピカで思わず我が心の神社中華こばやしを思い出してしまい、大興奮したままお冷やが出てきたところまでで終わってしまっていたんですよね。続編、いきます。

ピッカピカの調味料にピッカピカのお冷や。テーブルもどこもかしこもピッカピカに包まれて私はただじっと座って待ちました。そう、スマホすら見ずに。

微動だにせず、ただひたすらじっと前を見、精神統一。そして耳と鼻を研ぎ澄まし、すべてを感じる。

これです。こうですよ。やはりこうでなくちゃ。

なんて書くと、ある種の道(どう)っぽくもありますが、実際のところは、

中華鍋を振る音を聴きながら前方にあるテレビを見るともなく見て、『あぁいい匂いだなぁ〜早くこないかなぁ〜』などと思いながらただうつろに座っている・・・

が正解ですね。まぁでもこれって中華食堂での王道の待ち方っぽい気もするので、ある意味道といえば道かもしれないですね。中華屋にいる黒帯っぽいおじさんとかみんなこんな感じですもんね。兄さん系だとテーブルの下にある漫画とかいきなり読み始める、みたいな。そうそう、新華楼のカウンターテーブルの下にも漫画がみっちり入っていましたよ。新華楼、そんなところも完璧です。

さて、そんな風に精神統一している間に(してないけど)続々と他の人のお料理が出されていきます。これもお楽しみのひとつですね。お楽しみというか、次回のための重要なリサーチタイムでもありますよ。『○○おまたせしました〜』の○○を聞き逃さないよう、そして現物を上手にチラ見する。これ大事。文字のメニューだけでは頼まなそうなものが案外良さげだったりしますからね。もしくは量や大きさなんかをチェックできるし、あとはなんだかよくわからない品の実物を見るチャンスでもあると。
例えば学大二葉にある椎茸そばが私は気になって仕方がなかったんですけれど、頼む勇気もなく、ある時『椎茸そばお待たせしました〜』と聞こえた時は思わず訳ありげに立ち上がって覗き見しましたから!何年越しで待ってようやく見れた実物の椎茸そばでした。で、椎茸そばですが、丸のまんまの椎茸が想像以上に大量に入っていてワッ!て思って終わったと。椎茸そばすんごいぞ!ってね。てゆーかさっさと新華楼の続き行ってくれよ〜!ですよね。そうでした。

ということでね、数品をチラ見しながら『いよいよ次にくるのは私のだな』とドキドキしながら待っていたのですよ。あ、そうそう、何を頼んだのかといいますとラーメンです。私の中の決まりがあって、新しい店ではまずスタンダードなラーメンを食べる、というのがmy鉄則。まずは基本から、なんです。

と、全身を研ぎ澄まし待ち構えながら、なんとなくラーメンが出来上がったっぽいムードが漂ってきたな、と感じ取ったと同時に女将さんがこちらへ向かってきました『お待たせいたしました〜』

コトッ・・・・

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キッキター!!!来ました来ました!シンプルイズベースト!新華楼のラーメンでーす!!!

嗚呼、とってもいいですね。見るからにいい感じですね。しかも嬉しいネーム入りですよ。嬉しポイント10倍のネーム入りですよ!もうここから食べることに集中したので他の写真はありませんが、このレンゲも裏返すと中に新華楼って入っているんです。ポイント20倍です。ピンポンピンポンピンポーン!

さて、見ただけですでに美味しかったラーメンは、食べてみたらやっぱり美味しかったです。そしてよく見てください、もやしを。ヒゲなんかない!丁寧に仕事してあるんです。あぁ、丁寧な仕事と言えば我が心の中華こばやしよ(しつこいので以下省略)それにしても味も見た目もビューティフル、これだよこれだよ!と思いながらズバズバズバと一気に食べました。

・・・・・

ラーメン620円をお釣りなくぴったり払い(かっこいい私!)調理場のマスターにもペコリとご挨拶をしてお店を出ると、ランチタイムに間に合わなくて残念がっているおじさんが立ち尽くしていました。残念だったねおじさん、と思いながらおじさんの前の食品サンプルのメニューの写真を撮ろうとしましたが、おじさんは新華楼の美味しいラーメンを食べて出てきた私が憎かったのか、ちっともどきません。私も負けずと写真を撮りたいオーラを出したけれど、どかない!微動だにしない!ということで、

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妙な角度から。ガラス戸におじさんが写り込んでしまい悔しい!ということで、強引ににじり寄ってみましたが、

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またしてもおじさんが写り込んだぞ!!くやしいっ!!くやしいっ!!おじさんどいてよぅ!

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と、おじさんを避けて撮ったらアングルがちょっとおかしくなりました。
ちなみにショーケース内の三段目のザーサイメンとかカントンメンを食べている人が多いような気がしました。もやしそばもあるからもしかして新華楼はあんかけ系が得意なのかもですね。次回はレッツ!

あぁ、美味しかったな〜と踏切を渡り、次はザーサイメンかエビやきめしかな〜などと思いながら、でもやっぱりおじさんのいない写真が撮りたいぞと思い一周回ってからまた戻り、

よし!撮れた!

暖簾は引っ込んでしまっているけれど、自転車兄さんが新華楼とナイスマッチだったのでOKです。


新華楼、次行ける時にはビール解禁になってるといいな。

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