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続々々々・団体

ということで、我々団体は出発時刻の10分前にはちゃんと座席に戻り、静かに川越駅を後にしたのでした。

(前話の『続々々・団体』はこちらです↓)


来たルートを戻りながらここでお弁当タイムです。とても豪華なお弁当が配られました。しかも川越のお菓子付き!お弁当を静かにゆっくりとチクチクつつきながらビールと共に車窓を楽しむなんてもうザ・サイコーオブサイコーなのですが、ここから先は私の中での見どころだらけなのでデロデロしている場合ではないのでした。

まずはお弁当を手にするや否や秒速でたいらげ、川越のお菓子セットは食べずにリュックにしまい、数分後には何事もなかったかのように元通りのスタイルに戻りました。おそらく私の車両で私が食べ終わりぶっちぎりの一位だったと思います。ヘタすると最後の人に配られる前に食べ終わっていたかも。お弁当の写真すら撮ってなかったですよ。旅の醍醐味である『食』をぶっちぎるなんていかがなものかとも思いましたが、今回はしかたあるめぇ!です。ちなみにお弁当はベリーナイスでしたよ。

お土産として持って帰った川越のお菓子セット


ということで元のスタイルに戻り、ここから先のチェックポイントを何度も確認しながら外の風景を見る見る見る。荒川沿い、ゴルフ場、田んぼの脇道、通過する駅のホームのはじっこなどなど、カメラを構える人が行きよりも増えているような感じがしました。そしてまもなく大宮というところで列車がなぜか一旦停車。はて、なんだろう?と思ったら、そこはちょうど鉄道博物館前で、鉄道博物館の中の人たちが続々と窓側に集まり、こちら側に向かって手を振っていました。おそらく185系お披露目タイムだったのでしょう。この停車の感じからしておそらくてっぱくでは館内放送があったのではないでしょうか。もしも私がてっぱく側にいたら、なになに???おぉぉぉぉぉ!!!となるわけで、びゅうツアーやるなぁ♪とニンマリしつつ、そんな諸々ひっくるめ我々団体も嬉しい気持ちで静かに手を振り返したのでした。

そんなてっぱく前での粋な停車を終えると、先程の大宮貨物ゾーンです。引退したEF65の更新色がひっそりと佇んでいるその場所を、もう一度見ながら通過したました。その時の様子はこちらです↓


さて、お次のポイントは早弁をした理由その1である新座貨物ターミナルです。『大宮を過ぎたら』と自分の時刻表に書き込んであったゾーンに向かいます。地図と風景を見比べどちら側に新座ターミナルが来るのかチェックしつつ、場所柄じゃんじゃん貨物列車とすれ違うのでテンションがさらに上がりつつ、というかこの時間帯のこのエリアの列車をチェックしておけばよかったなと少し後悔しましたが、それをやったらやったできっと見るものだらけで狂っていたと思うのでまーいっか。

それにしてもたくさんすれ違いました。ブルサン牽引の青いタキ軍団や、


見たことのないコンテナとか、


まいたけのコンテナとか、


静かに盛り上がっていたらついに新座の駅が見えてきて、ホームを通過すると新座貨物ターミナル駅が、

キターッ!

どこまでも続くコンテナコンテナコンテナ。広大なコンテナ畑でした。すごい!ファンタスティック!嗚呼、物流!

その時の様子はこちらです↓


いやー、見応えありありでしたねー。私が新鶴見でよく見ているコンテナがここに来たりしているってことなんだよなぁと思うとより一層気持ちが上がりました。大満足!

さぁ、ここからは1ミリも気が抜けない私の中のメインゾーンへと向かいます。気持ちを引き締めなおし、我々団体は静かに次なるゾーンへと向かっていったのでした。


《続く》


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今回は『よりぬき』ということで楽しいやつを蔵出ししますよ!何が登場するかどうぞお楽しみに!ソロでお届けします。

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