さて、いよいよ私のお目当てゾーンその①である『新金線』に突入です。

（前回の『続・団体』はこちらです↓）

新小岩と常磐線の金町駅を繋ぐ新金線。片道10分ほどの貨物列車だけが走る線です。ここを今回我々団体を乗せた185系が走っちゃうのですよ。テンション上がりますねー！

新金線は一度金町から歩いて新宿道踏切を見に行ったことがありました。その時はただ行っただけなので貨物列車は見られませんでしたが、今回その場所を列車側の目線で見られるということになるわけです。

さっそく電車が動き出しました。総武線からグッと反れるとあっという間に鉄橋を越え住宅街へと入っていきます。Googleマップでチェックしていた踏切近くの『孫悟空』という中華料理屋さんが見えました。思わず『あっ！』と声が出てしまいました。穏やかな住宅街が続きます。おもしろいことに、途中に『高砂ゲートウェイ』駅があったんですよ。え？？と思って撮った動画を見返してみたらやはりありましたね、高砂ゲートウェイ駅。これはもしかして機関車の運転士の人たちの間で有名な駅なんじゃないかなー笑。

これは動画の切り抜きですが、めちゃくちゃ楽しいおうちですねー！

ということで、10分程とのことでしたが体感時間3分くらいで金町駅に到着。

新金線が楽しすぎたので私もここでプシュッとな！

ここでしばしの停車です。その間、昔の発着音などの放送があり、それを聴きながら目の前のアナンダの電光掲示板をじっと見続けていました。

アナンダはなんと税理士事務所でした。

さて、お次は田端操車場。またまた座席をくるりと回転させてレッツ田端です。ここも楽しみなゾーンです。途中に隅田川駅や大きなカーブが私の中のチェックポイントでした。

ズンズン走ります。電車とすれ違いながら川を二つ越え、もうすぐ隅田川駅と思いきや、隅田川駅は周りにいろいろなものがあって、遠巻きにコンテナがちょこっと見えただけでした。しかし、

いいの発見！

この看板、ただごとではないオーラがにじみ出ていますね。気になるなぁ大坪屋！ここ絶対いいでしょ！

ということで、隅田川駅がちょっとしか見えなかった代わりに大坪屋を紹介してくれたナイスな185系はそのまま田端にて停車しました。ここはとてもおもしろく、団体の皆様も静かに反応していました。

音もなくとても静かに、団体一同は盛り上がっています。通路を挟んで反対側のおじさんがビールから缶チューハイに切り替えました。私も静かに2本目オープン。すると電車は動き出しました。

田端はいろいろあっていいですね。線路も多いし新幹線もたくさん止まっているし。と、左側ばかりを眺めていたら皆一斉に頭を右に向けたので私も倣って右を見てみるとキヤが。いや違う、キヤのその隣だ！機関車だ！EF64というやつかしら、カッコえぇですねぇ〜

いやはや、このとっても静かな旅、

めちゃくちゃ楽しいなぁ！

《続く》

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