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Tスクエア講座①(出生図)の振り返り

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星術師の齊藤寛子です。


2月下旬に、こちらの「丸ごとTスクエア講座」を受講し、サンプルリーディングをして頂いたため、振り返りを残しておこうと思います。


すず先生にコメントを頂いた以外にも、配布資料のTスクエアの読み解きポイントを解釈して、追記しています。




Tスクエアの読み解きポイント

下図は私の出生図ですが、牡羊座♈/木星(6ハウス)‐蟹座♋/水星&土星(9ハウス)-天秤座♎/天王星(12ハウス)の活動宮のTスクエアがあります。

また、獅子座♌/太陽が天秤座♎/天王星とオーブ圏内でスクエア(90度)のため、エレメンツ的に蟹座♋/水星&土星ほどの葛藤はないものの、獅子座♌/太陽もこのTスクエアに含めて解釈して良いとのことでした。

出生図


(1)Tスクエアのモード

私の場合は、活動宮のTスクエアのため、最もダイナミックで、積極的にリスクを取っていく性質のTスクエアと言えます。

Tスクエアがあると行動を促されるので、不動宮が強い割には、結構動いている方なのかな?と、自分でも思います。

特に、太陽が活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)に入ると、その傾向が強まりやすく、不動宮的にはマイペースで取り組みたいと思いつつ、急かされるように動かざるを得ないのが悩みでもあります。


リスクを取る、といった点では、牡羊座♈/木星×天秤座♎/天王星のオポジション(180度)の「思い切ってチャレンジしよう」「広い世界に出てみよう」という天体特有のエネルギーもさらに加味されているように思います。

これまでを振り返ってみれば、大学進学で地元新潟から東京に出てきて一人暮らしを始めたり、合格率8%の会計士試験を目指したり、転職に失敗して独立開業する道を選んだり…
もちろん、挑戦して失敗したこともたくさんあるはずですが、何とかここまでやってきたので、これからもきっとリスクを取って、自分の世界を広げていくんだろうな、と思います。



(2)フォーカルの天体

フォーカルの天体はTスクエアの頂点となる天体で、私の場合は、蟹座♋/水星&土星と獅子座♌/太陽で、いずれも9ハウス(グレードアップ・外国語・哲学・海外旅行)にあります。

フォーカル天体は、初期の人生のテーマとしてはマイナス面として出やすいものの、Tスクエアのアスペクトを使い慣れてくると、プラスの要素が出てきます。


まず、水星に関しては、

✓多くのことに興味を持ち、手を出し過ぎる
✓些細な問題に没頭して視野を狭くする
✓他人の話を静かに聞けない

といったマイナス面が人生の初期のテーマとして出やすいと言うことですが、確かに監査をやっていた頃、「木を見て森を見ず」状態に陥ってしまい、「俯瞰的な視野を持つにはどうすればいいのだろう?」というのが私の中でも常に課題として認識していました。


それでも、Tスクエアを使いこなしていくと、

✓神経的なエネルギーに気付くと、瞑想したりこまめに休んで溜まった毒を心から取り除くことができる
✓言語スキル・文章能力を活かすことができる
✓優先順位を意識し効率的に対処できる

といった、プラス面が出てくるようになりますが、監査の仕事は時間との戦いでしたので、どうやればリスクを押さえて、時間内に手続きが完了するのか、12年間の監査経験の中で、予め戦略を練って現場に臨めるようになったと思います。


次に、土星に関しては、

✓自分自身、あるいは他者に厳しい
✓不安・孤独・恐怖・罪悪感に打ちのめされる
✓相手の感情を理解しようとしない

といったマイナス面が人生の初期のテーマとして出やすいと言うことですが、小さい頃から、父親に、「人に厳しく、自分に甘い」と何度言われたか分からないくらいですし、実際、監査法人時代も後輩に対して相当厳しかったと思います。


それでも、Tスクエアを使いこなしていくと、

✓相手の感情に配慮する
✓自分にとって重要な仕事にエネルギーを注ぐ
✓自立的で自制心があり、責任を伴う外的状況に対処できる

といった、プラス面が出てくるようになりますが、中年の危機で転職に失敗したことで、自分の努力だけではどうにもならない現実を知り、人それぞれ事情があるんだなぁと、厳しさが和らいだように思います。


最後、太陽に関しては、

✓アイデンティティに自信がなく、自己表現に不安がある
✓社交の場で居心地の悪さを感じる
✓承認欲求が満たされず苦悩する

といったマイナス面が人生の初期のテーマとして出やすいと言うことですが、父親が獅子座♌/土星&冥王星コンジャンクション(0度)の超絶ストイックで自分に自信を持っている姿を見てきた反動か、どうしても「自分は大したことない」と思ってしまい、「どうやったら、自分に自信を持てるようになるのだろう?」というのが、ずっと私のテーマとしてあります。


それでも、Tスクエアを使いこなしていくと、

✓自尊心を満たすだけでなく、他者の人生を豊かにすることができる
✓押し付けずに自分自身を表現することができる
✓生まれながらのリーダーとして活動することができる

といった、プラス面が出てくるようになりますが、FBオンラインサロン「黄龍SALON」を主宰したり、決算サポートでクライアントの方の能力の底上げに尽力している点が該当しそうです。



(3)オポジションの天体

オポジション(180度)の天体はフォーカル天体に寄与し、より有益な方法で自分自身を表現するために機能したり、拍車をかけてくれます。

私の場合、牡羊座♈/木星(6ハウス)と天秤座♎/天王星(12ハウス)がオポジションになっています。


6ハウス‐12ハウスの軸は、目に見える形でも、目に見えない形でも、人をサポートしていくことがテーマです。

✓6ハウス:仕事スタイル・健康状態・従事・実務能力
✓12ハウス:精神世界・メディア・隠された場所・ボランティア

私にとっては、占星術という目に見えないモノを使って、人をサポートしていくことが、6ハウス‐12ハウスのテーマを統合し、より有益な方法で自分自身を表現していくことができると言えます。


また、サイン的には、牡羊座-天秤座の軸は、他者との協調関係を築きながら、自分の欲望や感情を主張していくことがテーマです。

✓牡羊座:エネルギッシュ・スピード・言い出しっぺ・攻撃的・直感
✓天秤座:対人能力・爽やか・バランス・相手を尊重・客観的視点

私にとっては、直感と客観的な事実やデータ等を上手くバランスを取りながら、物事との解決にあたっていくことが、牡羊座‐天秤座のサインを統合し、より有益な方法で自分自身を表現していくことができそうです。



(4)空っぽ領域

Tスクエアの空っぽ領域はフォーカル天体の反対側のサイン、度数、ハウスで、最も開発が必要な領域となります。

空っぽ領域をポジティブに発展させることができれば、やみくもにフォーカル天体に方向性のないエネルギーを注ぎ込むことがなくなります。


私の場合、蟹座♋/水星&土星(9ハウス)の空っぽ領域は、山羊座23度(3ハウス)、獅子座♌/太陽(9ハウス)の空っぽ領域は、水瓶座1度(3ハウス)です。


まず、蟹座-山羊座軸に関しては、あまり感情的にならずに、ルールや仕組み、マニュアルを設定して、それらに基づいて淡々とやっていくことで、Tスクエアの精神的なしんどさを緩和することができます。

✓蟹座:育む・家族愛・母性的・排他的・量産・仲間意識・愛情
✓山羊座:経済活動・マネジメント・古風・肩書き・時代の模範

2018年の春分からブログを書き始めて、丸6年が経過しましたが、いちいち書くことに悩まないようにするためにも、パターンを決めていて、それを淡々と続けていくことで、継続できている所があります。


山羊座のルーラーと言えば、フォーカル天体にもなっている土星ですが、ある一定の枠の中で、時間をかけて忍耐強く積み重ねるのが土星ですから、ポジティブに使えているのかな、と思います。


ちなみに、サビアンシンボルは+1度して、山羊座24度「修道女に入る女」

♥生きがいになるようなライフワークと呼べる仕事に目を向ける
♥「誰かのために、次世代のために」という視野で物事を捉えていく
♥社会を構築する精神的な教えや道徳的教義などを学ぶ

空っぽ領域の度数のサビアンシンボルは、最も開発が必要なクオリティの鍵を握っていますが、「次世代のために」というのは凄く私の意識の中にあって、「自分はこの世で何を残していけるんだろう?」ということを時々考えることがあるので、それがこのTスクエアをポジティブに表現してくための重要なヒントになりそうです。


次に、獅子座-水瓶座軸に関しては、自分が「リーダーシップを取るぞ」と気負わずに、「one of them」の存在として、たくさんの人と平等に、フラットに関わっていくことで、ストレスを緩和することができます。

✓獅子座:自己表現・アピール力・創造力・自分が主役・自信家
✓水瓶座:自由主義・博愛・ビジョナリー・未来志向・革命的

獅子座-水瓶座軸は、月が水瓶座ということもあり、両者のバランスを取るようなことは、人生全般において取り組んできたような所はあると思います。


また、水瓶座のルーラーは、Tスクエアのオポジションの1つになっている天王星ですが、人と一定の距離を持って、俯瞰的に物事を見る姿勢がポジティブに働いてくれているかと思います。


ちなみに、サビアンシンボルは+1度して、水瓶座2度「予期されなかった雷雨」

♥古い概念を捨てて自分の理想を優先させる
♥安定したりそこそこの成功で満足しないで真の理想を求め先に行く
♥誰に何と言われようが我が道を進む

「真の理想」というのが明確であれば、周囲の状況がどう変わろうとも、自分の信念を貫くことができますし、そこには1本筋が通って、同じ志を持つ仲間と引き合うことができるのではないかと思います。

私の場合は、たまたま太陽のオポジションなので、ヘリオセントリックの地球がこの度数になることもあり、魂的な使命にも通じますから、すごく納得する所があります。


最後、3ハウス-9ハウス軸に関しては、どうしてもアカデミックなものをやりがちですが、割と身近な所から手を付けていったり、そういうものを教えていくと、地に足付けてやることができるようになります。

✓3ハウス:会話・勉強・旅行・情報・移動・散歩
✓9ハウス:グレードアップ・外国語・哲学・海外旅行

これは、お金の部屋でもある2ハウス(射手座)-8ハウス(双子座)の対抗軸でも感じていることですが、私自身としては高度な学びの方に興味が行くものの、実際にお客さんが求めているのは、現実的に役に立つ商品やサービスなので、そうしなければお金を頂くことができない、というジレンマの中、より良い落としどころを探し出そうともがいているような所があると思います。


正直、山羊座は苦手でしょうがなかったのですが、2020年以降、山羊座♑/冥王星がこの空っぽ領域に滞在して、活動宮のグランドクロス状態にあったたこともあり、随分と鍛えられました。


Tスクエアは確かに、内的な緊張や葛藤を抱える、厄介な複合アスペクトではありますが、それにより、多くの新しい可能性を生み出してくれるのも事実で、その2020年以降、私は会計以外にも占星術を仕事に取り入れて、新たな可能性を広げることができました。

Tスクエアを構成する5天体の内、3つが木星、土星&天王星と40代後半から使い慣れていく天体ですから、これまでの葛藤がより良い形で開花していくことを期待しています。


次回のすず先生の講座は、Tスクエアの続編で、三重円やシナストリでできるTスクエアを扱うそです。
私も、現在、N獅子座♌/太陽(9ハウス)-P蠍座♏/天王星(12ハウス)-T水瓶座♒/冥王星のタイトなTスクエアが出来上がっているので、次回の講座も楽しみです(^^♪
(N:ネイタル、P:セカンダリープログレッション、T:トランジット)


最後までお読みいただき、ありがとうございました♡

Tスクエアをより建設的に使うためのヒントにして頂けたら、幸いです(^^♪




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