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【ハーモニクス検証】HN12&HN24&HN36

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星コンサルタントの齊藤寛子です。


すず先生のハーモニクス講座で年齢調波図について読んで頂いた際の記事をこちらにまとめていますが、今年の年齢調波図は12の倍数でもあるので、これまでの12の倍数の調波図(HN12/HN24/HN36)を検証してみたいと思います。


1.HN12:TPOに応じたストレスのない社会適応、創作活動

(1)HN12図

HN12図
HN12図度数

HN12図からは、「TPOに応じたストレスのない社会適応」「創作活動」と言ったことを知ることができます。

「ハーモニクス占星術」によれば、

第6調波には、「環境適応能力」や「空気を読む」といった象意がありました。それは本人の意志とは関係なく自動的に働いてしまうため、その調波に発芽天体がある場合には、「気がついたら人に合わせてしまっていた」ということになりがちです。
一方、6×2となる第12調波では、×2の働きによって6の「環境適応能力」が相対化され、目的に応じてそのスイッチをON/OFFすることが可能となります。
(途中略)
たとえていうと、6はケータイが鳴ると条件反射的に出てしまう人、12はTPOに応じて出るか出ないかを判断する人のようなものです。

「ハーモニクス占星術」

とのことで、私の場合、HN6では、月&木星(楽天的)と水星&土星(職人技)の発芽天体がありましたが、

HN12では組み合わせが変わるものの、月、水星、木星、土星が引き続き発芽天体に登場し、私が意識的にも、無意識的にも社会に関わるに際して、これら4天体がカギになると言えそうです。

✓金星×海王星:ロマンチックで幻想的な美的感覚を与える
✓月×水星:共感力~他者の感情への理解力が高いので、他者の相談に乗ったり、人間関係の機微を捉えたりすることに向く
✓木星×土星:誠実に取り組むことで、地味ではあれ、小さな幸運に恵まれ続ける、教育者の才能として現れる 


(2)二重円(内側:出生図、外側:HN12)

二重円(内側:出生図、外側:HN12図)

HN12図を出生図と重ねて見ると、HN12の発芽天体が蟹座♋/水星&土星(9ハウス)とオーブ3度ほどで重なっています。

HN12が年齢調波になるのは小学校6年生のときですが、実は勉強にハマったのは小6の3学期でした。

その後、中学校に入学して、成績が順位で確認できるようになって、「勉強なら頑張れば、自分でもどうにかなりそう」と自信を持てるようになりました。

そうして、私は自分の知性を使って、社会と関わることを選んで来たわけなので、見事にHN12の状況が年齢調波として現れている事例なのかと思います。


2.HN24

(1)HN24図

HN24図
HN24図度数

「ハーモニクス占星術」ではHN21までの解説のため、ここからは単純に年齢調波図として読んでいきます。

HN24図では以下が発芽天体(コンジャンクション)になっています。

✓金星×木星:華やかさ(社交性や堂々とした魅力)
✓金星×海王星:ロマンチックで幻想的な美的感覚を与える
✓木星×海王星:理想主義(博愛主義や理想主義への志向)
✓太陽×火星:パワフルに生きる(目標を実行へ移す力を与える)

24歳は会計士の2次試験に合格する前の年で、父親には「受かるまで帰ってくるな」と怒鳴られたり、大好きなマッキーの逮捕があったりで、本当にしんどい年でした。

太陽×火星は会計士試験に合格するために、戦略的に取り組んだところが出ているかな、と思いますが、金星に絡む発芽天体はいまいちピンと来ない所があります。
それでも、木星×海王星の自分の中の理想がその大変な状況を支えてくれたのは確かなのかと思います。


(2)二重円(内側:出生図、外側:HN24図)

二重円(内側:出生図、外側:HN24図)

HN24図を出生図に重ねて見ると、HN24の発芽天体は出生図のASC-DSC軸に乗っています。

父親(DSC:他者)からのプレッシャーで太陽×火星の発芽天体にもスイッチが入り、自分(ASC)は高い理想を掲げていた、と言えます。

また、HN24のDSCが出生図の蟹座♋/水星&土星(9ハウス)と重なっており、他者からの影響で水星&土星(職人技~物事にじっくり取り組むことで、確実な技能や安定した思考力を得る)を活かすことができたと言えそうです。


3.HN36

(1)HN36図

HN36図
HN36図度数

HN36図では以下が発芽天体(コンジャンクション)になっています。

✓月×水星:共感力(空気を読む力)
✓金星×海王星:ロマンチックで幻想的な美的感覚を与える

何度も出てきている発芽天体なので、お腹いっぱいという感じですが、36歳の頃は当時勤務していた監査法人で初めてリストラが行われた年で、私はその後1年は勤務したのですが、人が減った分負担も多かったですし、もう次を見据えて転職活動をスタートしたときでした。

起こった出来事と発芽天体には随分乖離があるように感じますが、別の選択肢を考えるようになったところは、どこか緩さみたいなものが合ったからこそなのかもしれません。


(2)二重円(内側:出生図、外側:HN36図)

二重円(内側:出生図、外側:HN36図)

HN36図を出生図に重ねて見ると、HN36の月&水星が出生図の太陽と重なっています。

監査法人勤務以外で会計士として生きる道を模索し始めたので、まさに太陽に関わるイベントでしたね。

また、HN36図の火星と太陽はオポジション(180度)だったのですが、これらが出生図のノード軸(蠍座♏/ドラゴンヘッド-牡牛座♉/ドラゴンテイル)に重なっています。

翌年ノードリターンを迎えているのですが、自分の魂の方向性にも影響を与えたと言えるのかもしれません。


年齢調波図は発芽天体も重要ですが、出生図と重ねた時にその現実的な影響の出方がはっきり現れるようです。

過去と全く同じことは起こらないとしても、起こりやすい自分のパターンみたいなものはあると思いますので、同じ系列の番号で見ていくことで、何か気付きが得られるのではないかと思います。



最後までお読みくださいましてありがとうございました。

ハーモニクス図でご自身の新たな一面を知るヒントにして頂ければ幸いです。

なお、ハーモニクスの検証に当たっては、下記書籍を参考にさせて頂きました。



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