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【五感を研ぎ澄ませながら、自分の楽園に不要なものを手放す】水瓶座下弦の月_20240501

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星術師の齊藤寛子です。


5/120:27水瓶座下弦の月を迎えます。

テーマは「五感を研ぎ澄ませながら、自分の楽園に不要なものを手放す」です。




1.蠍座満月からの振返り

蠍座満月(月食)(2024/3/25)から1週間が経過しました。

蠍座♏/月-水瓶座♒/冥王星-牡牛座♉/太陽の不動宮のTスクエアが出来上がり、かなり心的圧を感じる満月でした。
Tスクエアは行動を促す複合アスペクトですが、Tスクエアでは最もパワフルな不動宮のTスクエアであり、決意と自己意志を持って、これまで動かせなかったことを少しずつ変えていく決意をした方も多いはず。

特に、このTスクエアに冥王星が絡んでいることで、「これをやらなければ死ねない」という想いが強まったはずで、魂レベルで大きな変革を起こしていくときでしたし、3日前にピッタリ重なった、牡牛座♉/木星&天王星はその変化への挑戦を応援してくれることで、変化の波に飛び込んでいきやすかったのではないかと思います。



月相のサイクル

トランジットの月は約1ヶ月かけてホロスコープを1周しますが、今回は4分の3を経過した、下弦の月のタイミングになりますので、蠍座満月で一度形になったことを見直し、不要なものを手放しするタイミングです。

水瓶座は、変革の星「天王星」をルーラーに持つサイン。

これまで「当たり前」だと思われていたことを、もっと広い視野や長期的な視点で「それって本当?」と斜め上から物事を眺め、理想的な未来のために勇気を持って、現状打破していく挑戦的なサインです。

そして、風の不動宮として、冷静かつ客観的に振る舞いながらも、自分が価値を感じる信念を揺るがせることなく、ブレずに理想とする未来を切り拓いていきます。

あなたは、何に価値を置いて、どんな人生を歩んでいきたいでしょうか?

その根っこの部分がしっかりしていれば、いまこの瞬間、何をすべきで、何を手放しても問題ないということが明らかになります。

最終的に目指したいもの、最も大切にしたいものをクリアにして、本当に大切なことにエネルギーを注ぐ決断をしていきましょう。


  • 新月:心の中にある願望を意識化する

  • 新月期間:新月の目標に向かい、一直線で実行する

  • 上弦の月:決断を下し、行動に移す

  • 上弦の月期間:新月の目標に向けて軌道修正し、完成を目指す

  • 満月:物事が完成し、結実する

  • 満月期間:客観的な視点で、完成後の見直しを行う

  • 下弦の月:不要なものを見直し、手放す

  • 下弦の月期間:内省し、社会のために貢献する



2.2024年水瓶座下弦の月図

下弦の月図

牡牛座♉/太陽(5ハウス)は水瓶座♒/月(2ハウス)とスクエア(90度)の緊張角をとり、魚座♓/土星(3ハウス)とは緩くセクスタイル(60度)になっています。


太陽が目的、月が手段と考えると、

牡牛座♉/太陽は、安心安全な環境を築き、その中で五感を使って、この地球上にある美味しいモノや楽しいこと、肉体を持っているからこそできる喜びを味わい尽くすことを目指します。

一方、水瓶座♒/月は、持ち前の先見性と独創性によって、今までの社会通念を変えたり、これまでの限界を突破したり、ルールを変えるための役割を果たすことで、太陽の目的を達成しようとします。


「愛と美の星」をルーラーに持つ牡牛座は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感に抜群に優れ、美しいものを見分ける力や美意識は12サイン随一。

自分の感覚に忠実で、「何となく気持ちいいな」「ここは居心地がいいな」と感じる、心から安心できる環境で、自分が欲しいものを手にするために、何度も何度も同じことを繰り返しながら、着実にゴールに近づいていきます。

一方で、現実感覚の強い牡牛座は、リアルな感覚のない遠い未来を想像するのは苦手。自分が実際に目にしたことのないこと、触れたことのないこと、経験したことのないことは実感がわかず、いまある安全な場所を手放してまで手に入れたいとは思いません。


この点、変革の星「天王星」をルーラーに持つ水瓶座は、常識を覆す新しい発想で問題を解決したり、新しいものを作り出すのが得意なイノベーションの塊みたいなサイン。
常識に縛られない自由な発想や、他の人が気付かない疑問に気付く力、目の前の問題をアイディアで解決しようとする姿勢を持ち、みんなが「当たり前」と思っていることを「当たり前」と思わず、「それは本当に必要なのか?」と物事の本質を見出します。


その水瓶座のルーラーの天王星が2018年5月に牡牛座エリアに入って、早6年(途中、牡羊座に戻った期間あり)。
心地良い空間にずっととどまりたい牡牛座にとっては、ちょっと気の休まらない期間だったかもしれませんが、それも残り2年を切りました。

2022年1月から2023年7月までの約18ヶ月間は、ドラゴンヘッドも牡牛座に滞在していましたから、自分の価値観を見つめ直した方も多いはず。


自分の身体と心から、本当に気持ちいいと感じることは何なのか?


これまで当たり前と思っていた環境も、今の自分には居心地の良い場所ではなくなっていたかもしれません。

改めて、いまの自分の感覚を取り戻すことで、あなただけの楽園が手に入るのではないでしょうか?


心地良いものがすぐに浮かばないのであれば、「やりたくないこと」をリストアップしてみるのもいいかもしれません。

「満員電車には乗りたくない」「スーツは着たくない」など、自分のやりたくないことをあなたの未来から一つ一つ排除していくことで、あなたの心地よい空間に辿り着くことができます。


そうやって、あなたの手元に残ったものは、あなたにとって永遠に失せることのない価値あるもの。何ものにも代えがたいものであるはずです。


今回は、魚座♓/土星が調和角にあるので、インスピレーションも豊かなとき。宇宙から降りてくるメッセージも大切に、あなただけの宝物をしっかりと抱いて、心地よさを感じないものは潔く手放していきましょう。



サビアンシンボル

さて、今回の水瓶座下弦の月のサビアンシンボルを見てみると・・・

💎牡牛座♉/太陽は牡牛座12度「ウィンドウショッピングをする人」

❤この世界にある、あらゆる創造物を五感をフル活用して堪能する
❤見て触って確かめながら、良いものを選択する
❤欲しいものを明確にすることで、意欲を沸き上がらせる


💎水瓶座♒/月は水瓶座12度「上へと順に並ぶ階段の上の人々」

❤あらゆる側面を多角的に判断することで答えを得る
❤常に進行していく流れを理解し、社会や全体を達観する
❤分かり合えない人と無理に付き合おうとしない


何かを選択するときに、どうしても私たちは見た目にこだわったり、人の目を気にしがちですが、もっと意識の深いレベルで、魂が望んでいることがあるはず。


それをあらゆる角度から眺めたり、自分の手に取って一つ一つ確かめながら、自分にしっくりくるものを選び取っていくことが、他の誰でもない自分だけの人生を楽しむコツなのだと思います。


そして、本当に自分が欲しいもののために全エネルギーを注ぎ、手にしたものを思う存分味わうことを魂も望んでいることでしょう。


五感を研ぎ澄ませながら、あなたの楽園に不要なものは、心軽やかに手放していきましょう🌈



それでは、素敵な下弦の月をお迎えください♡





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