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ブレるな、一貫性を持て、の罠。


セミナーなどをしていると、
受講生さんから
ほんとうによく聞く言葉。

「ブレない自分の軸」
「一貫性がないとダメ」

ブレない軸がない自分はダメなんですぅ。
一貫性がないと思われるのが怖いから、
ちょっとでもズレたことは言えないんですぅ。

え、なんで?


「ブレない軸がある」
「言っていることに一貫性がある」って
大事にされがちだけど、

そんなことよりも、

誰かと話したり、
何かを学んだりして、
「自分の考えが変わる」ことの方が
大事だと思う。

あ、間違っていた。
狭い範囲で考えていたな。
私は偏っていたかも。
違うかったのかー。
あいたたたたた

と思えることが
自分の可能性を広げてくれる。

自分の根元に関わるようなことでも、
「あ、違ったんだ」
と気付いたら恐れず、どんどん変えていきたい。

一貫性がなきゃとか、
軸を持たなくちゃと思って、
ずーーーーーーっと同じ思考に囚われていると、化石になる。
ずっと同じところで、固まったまんま。

自分自身の言葉とか、
自分の思考とか、
大事な価値観とか、
こそ、囚われずにいたい。


とくに、
ある程度の
経験や年齢を重ねてくると、

・自由になれる人
・化石になっていく人

が分かれていくなぁと思うのです。


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