skin(『舟』34号より)

ほそくほそく連なる水のあることの夕べ小さな咳のきこえる


パーカーのフードをかぶり閉ざされるときのしずかな気持ちで訊きぬ


つめたい床。はだかの管に埃、光。またすぐ冬が来る窓の傍。




skin(『舟』34号(舟の会))より3首


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